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2008-08-20

icon_45_b.gif『真皓き残響 夜叉誕生(下)炎の蜃気楼 邂逅編』読了。


はい、下巻です。

換生した直江は、勝長の指示で不動山城へ向かっていた。そこに、直江の宿体の名を知る者が現れ、「裏切り者」と刃を向けられる!?一方、景虎は勝長とともに不動山城へ向かう。景虎たちは途中、崇りを受け廃墟と化した村の惨状を目の当たりにする。そして、崇りは彼らをも襲い、絶命させようとしていた。そこに助けられた景虎たちだったが、崇りを鎮めるために贄として村人に捕らえられ…(文庫より引用)。
桑原 水菜(著)『真皓き残響 夜叉誕生(下)炎の蜃気楼 邂逅編』

下巻は不動山城での怨霊バトルで色々あった挙句、
敵意と憎悪しかない景虎と直江の険悪ムード溢れる自己紹介までです。
・・・
しまった、あらすじ粗すぎた!
まぁ、詳細は実際に読んで頂くということで(汗)。
読みどころは、偶然出会った若者が実は「景虎」だと直江が気づくところと、
景虎の怨霊調伏シーンですかね。
切ないんだ、ここはさぁ…。

自らを死に追いやった敵方の武将を
後見人とせねばならないことの理不尽さに耐え、
かつては味方であったものたちの救済を決意する景虎と、
生前、戦勝者であった自らの立場を崩さず、
真の主君である景勝の統べる越後を守ろうとする直江。
かみ合わないふたりです。
この下巻のラストが、長い物語のスタート地点なんですねー。

形だけの主従関係を受け入れる直江と
それすらも拒絶する景虎、両者の睨み合いが緊迫感を高めます。
お互い、視線で相手殺す勢いです。
殺伐たる雰囲気がたまりませんよ!

以下、ちょっと長くなったので畳んでおきます。
posted by まるひげ at 02:51 | Comment(4) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2008-08-19

icon_45_b.gif『真皓き残響 夜叉誕生(上)炎の蜃気楼 邂逅編』読了。


多分、先月のかつくら読んでなかったら手ェつけなかっただろう作品。
本編読んだこと無くても、全く問題ありませんでした。
ジャンルは作者曰く「サイキック時代劇」だそうです。
「サイキック」て響きは懐かしいなぁ。90年代のかほり。

現代から遡ること四百年。戦国時代。越後では、鮫が尾城の怨霊の噂が広がっていた。家督争いで敗死した敵の大将・景虎。彼が景勝への怨みを抱え、城へ近づく者をとり殺し、様々な災いを招いているのだと。そんな景虎を鎮め導くため、僧侶がひとり鮫が尾城へ向かうが…!?景虎と直江。“運命のふたり”が出会い、壮絶荘厳な物語を紡ぎ始める。もうひとつの「炎の蜃気楼」がついに文庫化!(文庫より引用)
桑原 水菜(著)『真皓き残響 夜叉誕生(上)炎の蜃気楼 邂逅編』

いやぁ…面白いかったです。
時代モノと言っても、そこは流石にティーン小説ですから、
ところどころ表現が平易だったり
いやに詩的だったり
登場人物の心理描写が長かったり。
・・・
ま、早い話が読むのに易しいんです。
easy to readというやつです。
てーかむしろ、そこはコバ●トなんだから当たり前かー。
さらに自分、最近渋い小説ばっかり読んでるので、なおさらそう感じるんでしょうな。

それはそうと、さっさと本題。

まぁ、あらすじは文庫にある通りなんですが、一応補足しておきますと…。
御館の乱で自刃した後、恨みのあまり怨霊大将となった三郎景虎。
しかし、天上の謙信に導かれ、毘沙門天から力を授かり、
越後に蔓延る死霊たちを討伐する「怨霊調伏」の命を受ける。
その使命を果たすために、自らの魂を生きた他人の肉体に宿らせる「換生」の術を用い、
地上に生者として蘇えるのだが―
という設定です。

上巻は怨霊だった景虎が換生し、
景虎の後見人として選ばれた直江信綱と合流するため不動山城に向かうところまでです。


それにしても…


ちょ、勝長!
色部修理進勝長!!

下巻のあとがきにて作者が
「勝長と景虎のからみを描いたせいで直江の登場が遅くなった」と仰るだけあります。

もうね、

なんつーか、

すごい甲斐性。

この一言に尽きます。

なんだこの人…!
適度に萎びてて落ち着いてて理解も分別もありまくりで。
「サブちゃん、直江なんかやめて勝長にしちゃいなよー」
と言いたいとこなんです。(気が早いですよ)
う〜ん、でもこの人基本お父さんキャラだからなぁ…ダメかぁ。

あ、上巻では勝長が一番の読みどころだと思うのですが、
マジメに言うならば、
メインの読みどころはやっぱり、
換生直後、怨霊だった頃の憎悪で凝り固まった感情を引きずりつつ、
生前の自分の身体との違和感に苦しみ、
また、他人の肉体を奪ってしまったことに罪悪感を抱く景虎の姿ですかね。
ここの景虎は基本的に、心がまっすぐな良い子(子?)です。
がんばれサブちゃん…!
読んでてエールを送りたくなりました。
ということで、下巻に続きます。
posted by まるひげ at 01:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2008-06-02

icon_45_b.gif『君のための物語』読了。


「かつくらで紹介されてて気になったので読んでみました」パート3。
え、まだかつくらネタ引っ張るのかと?
これで最後ですよぉん。

華やかさとも成功とも無縁で、幸福や繁栄は手に入らない対岸のもののように感じられる、そんなひとりぼっちの冬の寒い夜。ひょんなことから死にそうな目に遭った私を救ったのは、奇妙で不思議で美しい「彼」…レーイだった。出会いと喪失をいちどきに運んだ不思議な力、老婦人の昔日の想いが込められた手鏡と櫛、天使をも魅了する声を持つ女帝とも称された歌姫、そして「彼」を追う魔術師―私は彼にまつわる不思議な事件に巻き込まれ、そして―?第14回電撃小説大賞“金賞”受賞。「彼」と「私」をめぐる数奇な運命を綴った物語(文庫より引用)。
水鏡 希人(著)『君のための物語』

ということで、ラノベです。
電撃文庫久しぶり。
「彼」こと不思議な青年・レーイと彼が関わった人々との交流を描いたものです。
連作短編で全5章構成。
…おっと、プラス終章もあったわい。
作家志望の「私」とレーイとの出会い、
そして「彼女」との出会いと別れを描いた第1章から、
レーイの過去が明かされる第5章まで、
全体的に地味〜な調子静かな雰囲気で、
ちょっと切ない印象を与えるお話ばかりです。
レーイ…(ほろり)。

この作品、ラノベでありながら、若くてピチピチした人が出てこないんです。
主人公は少なくとも二十歳は確実に越えていると思われる、若干へタレ気味な青年。
だって口癖が「ぬはぁ!」(笑)。
やるときはやる人なんですけどね!

一方、ある意味主役のレーイは

「ある人は僕のことを冥府の使いといった。またある人は化け物と。でも、
比較的多数に言われるのは、やっぱり、悪魔かもしれないね」(p.82)


と、フッと自嘲気味に微笑む姿が基本スタイルの、
不思議な力を持った不老(不死ではないようです)の美青年でございました。
彼の境遇にフランケンシュタインを連想しちまったのは自分だけでしょうか…。

しっかしこの人…レーイという存在は、
一歩引いて考えてみればちょっと怖いんですよね。
人智の結晶でありながら、人智を越えた力を持った存在で。
歌姫の章でのレーイの行動は、見方によってはなかなかに不条理かと。
だから悪魔とか言われるんだよ!

まぁでも、レーイにとっては、
「私」のやホッドソン爺のような理解者がいてくれることが
救いとなってるんでしょうなぁ。
そういう人がいる限りは、うん、間違わないような気がする。
人道的にさ………いや、レーイ正確には人じゃないんだけどさ…。

ラストはそんな彼と「私」の、
お茶を飲みながらマッタリ閑談する様子が目に浮かぶ、余韻の残るシメでございました。
うん、面白かった。
posted by まるひげ at 01:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2008-04-22

icon_45_b.gif『ヤングガン・カルナバル 開催・バンケットの死闘』読了。


今月末に新刊出るようなので読んでみた。
つーか、いつもこの作品の感想文書くときは
読んだ人しかわからんようなモノになるんですが、もうそれデフォルトでいいですか。

ついにヤングガンたちによる“カルナバル”がメキシコで始まった。現地入りをしたハイブリッドのヤングガンたちは、反政府ゲリラと協力態勢をとろうと接触するが、その条件に麻薬密売組織幹部の暗殺を提示される。実行すべく狙撃班として塵八とソニアが向かうが、思わぬ事態が…!一方、聖火に「仲間の命か、伶の命か」選択を迫られている弓華は、まだ、答えを出せずにいた…(新書より抜粋)。
深見 真(著)『ヤングガン・カルナバル 開催・バンケットの死闘』

ついにカルナバル開催です。
各勢力の凄腕暗殺者たちがサクサク退場していきますヨー。
とりあえず現場で敵対勢力同士がかち合ったら死人無しで済まされない感じで。
前巻ラストでメキシコ到着後いきなり襲撃を受けた会長は療養中。

ラストは…あぁなりましたか…。
表紙で男性陣のなかに紅一点なソニア姉が混じってるなぁと思ってたら。
切ないよソニア…(涙)!!
表紙といえば、毒島さんの後ろにいるのは誰だろう。

にしても毒島さんは悪い男でございますね。女の敵だなこれは。
そして、この人いつ殺られるかと思って気が気じゃない。
ピンチ多すぎです。
とりあえずラスト、ジジィから逃げて頂きたい。
そのジィさんタチ悪いから!

そーいや、「三人の失恋」て、記述ありましたが、
それってソニア→毒島→虚→…?(ベクトル行き場なくなった!!)
虚→ソニアて違うよなぁ?
う〜ん、ここんところは外伝で補完するおつもりでしょうか深見さん。

カルナバル途中経過の現時点で、合計14人の犠牲者。
っても、ほぼ全員レギュラーキャラ以外。
翼心会は全滅。うん、どうでも良いやここはw
日本居残り組も伶救出を果たしたので、
これで弓華の枷がなくなりましたね。早まるなよ!
勝負はこれからが佳境ですが、読み進めるのが怖いです。
でも気になる。
みんな生き残ってくれ…!
posted by まるひげ at 02:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2008-04-21

icon_45_b.gif『NO.6 #6』読了。


積読ラノベを消化してみました。
しっかし、遅々として進まないこの展開。

矯正施設の地下深くへ辿りついた紫苑は、ネズミの過去を知る長老から、No.6が犯した侵略と虐殺の歴史を聞かされる。聖都市を待ち受けるのは、破滅か、それとも救いか―。最後の闘いをかけて、運命の扉が開かれる!(単行本帯より引用)
あさの あつこ(著)『NO.6 #6』

今回もいつでもどこでも恥ずかしげもなく紫苑はネズミにノロケてます。
しっかし、他人様が深刻な話してる時に、2人の世界繰り広げるのはどうかと思うよ?

なんだか地下の状況が長くて、そもそもこの2人、
何のために「NO.6」内部に潜り込もうとしてるのか忘れてしまいましたよ。
ネズミが悲願とするNO.6破壊の他になんか目的あったっけ。

えーと…





あ、沙布ね、沙布の救出!
この娘もどんなことになってるのやら…。
うさんくさい研究者が「エリウリアス」とやらにでも仕立て上げようとしてるんでしょうか。
そして、NO.6内での異変はなかなかホラァじゃないかね。
前回の屍の山の描写ほどのイヤ感ではありませんが、
映像にしたらなかなかにグロそう。

NO.6の建設者の一人である地下居住区の老人から
NO.6の成り立ちやネズミの過去に関する情報が得られましたが、
そこでさらに疑問や謎やら新たに出てきました。
でもまぁ、とりあえず今は
「そんなこと悠長に考えてる場合じゃなくて先進め」的状況なので
またしても謎が完全に解かれないままです。
ラストでやっとNO.6内部に潜入成功。
次巻はまた9月発売かなぁ。
posted by まるひげ at 18:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2008-04-07

icon_45_b.gif『新鬼武者 悲劇の暴君、豊臣秀次』読了。


買ったまま放置してた活字。
結構前に読み終わったので感想文にしてみる。
つーか、感想文自体ひしゃしぶりだわぃ。
どうやって書くんじゃったかのーぅ…。

幻魔王、織田信長が、明智左馬介秀満の手によって“鬼の籠手”に封印された後、天下を平定したのは、信長の陪臣、豊臣秀吉だった。世界の覇権を求める秀吉は、関白職を実の甥、秀次に譲ると、大陸への侵攻を開始。しかし当の秀次は、秀頼が生まれてからというもの、秀吉への対抗姿勢を強める一方だった。焦燥のあまり幻魔に身をやつす秀次。その行く手を阻むは、我らが天海と阿倫のコンビ!!計らずも巨大な権力を手にした関白秀次の切なくも波乱の生涯(単行本より抜粋)。
中里 融司(著)『新鬼武者 悲劇の暴君、豊臣秀次』

表紙と各章の扉絵は獅子猿さんです。
それにしても表紙の天海さんの御髪はすごいボリゥム。

ゲーム本編には全く登場してませんが、さらっと読める秀次のお話です。
時系列としては本作→マムガ→ゲーム本編という流れなんでしょうね。

秀吉によって人生を左右されてきた秀次が、
幻魔の力を得たことにより秀吉打倒を図る、というストーリーでした。
著者が中里さんなので、うまーくまとまっています。
聚楽第で行われた兵法者たちの試合や妊婦惨殺などの、
いわゆる殺生関白ネタを絡め、
秀吉の意のままに扱われる我が身の不条理さに対する怒りと
幸せだった幼少の頃の思い出や、
自分を慕う者へ向ける想いとの葛藤の只中に秀次を置き、
この人物をただ憎まれるだけの存在としていないところがミソでしょう。

んでもまぁ、幻魔の力を手にしようとしているわけですから、
我らが左馬…もとい天海さんが秀次の野望を阻止せんと頑張るのです。
頑張るんですが…


もぅちょっと頑張れ!!

と言いたくなりましたね(苦笑)。
そうそう、
もし新鬼が蒼鬼主人公じゃなく天海さん主人公だったら
こんな感じだろうなぁ…。
操作性含めて。
そして、天海さんが新シリーズになって刀使わなくなった理由が載ってます。
や〜、難儀だ、この人…。

ネタバレはしませんが、一言。
「芸人で秀次」ときたら先日読んだ『桃山ビート・トライブ』思い出しちまいました。

蛇足的追記。
ここのみったんが「端正な顔」て表記あってちょっとビビった。
新鬼のあのみったんが、端正…(悩)。
左近は普通に端正だと思うけども…。
posted by まるひげ at 04:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2007-10-21

icon_45_b.gif『ヤングガン・カルナバル 前夜祭・標的は小暮塵八』読了。


そろそろ新刊出るかなぁと思いつつ読んでみた。

鳳凰連合にさらわれた伶を助けるため、自ら囚われの身となった弓華は、思いかけずも母・聖火と再会することに…。その頃、塵八は白猫から依頼を受け、一登とともに鳳凰連合幹部暗殺へ向かうが、そこには巧妙な罠が!混乱しながらも生還する塵八。「なぁ、白猫さん…『カルナバル』ってなんだ?」ハイブリッド、鳳凰連合、豊平重工、飛竜会、ヴェルシーナ、紅旗幇、翼心会の殺し屋たちが、それぞれの十字架を背負い、闘い続ける意味を探す…。大人気シリーズ、衝撃の第8弾!! (新書より引用)
深見 真(著)『ヤングガン・カルナバル 前夜祭・標的は小暮塵八』

8巻目にしてやっと「カルナバル」の正体もわかりましたし、クライマックス近いです。
以前出てきた敵キャラも総動員してまさに副題の通り、カルナバル前夜祭です。
そしてさっき気づいたんですが(遅)、
この表紙は次の巻とセットで完成ですか。
塵八とか将一とか毒島さんたち男性陣が控えてるわけですね。

前巻のギャウザルの桃子襲撃・伶拉致からの続きです。
続きといえば、今回はロシア組大人しかったですね。
ドンパチはいつもの如く派手でした。
うん、バイオレンス。

塵八と由美子、いつになったらくっつくんだ…!
いやもう、端から見ると完全にデキてるんですけど、
当人はお互い悶々としてるわけですよ。青い春です。
んでもまぁ、この2人は放っておいても大丈夫でしょう。

弓華は今回も大変な目に遭って…。
dでもないあの鬼畜母親の呪縛から逃れられないまま、
伶解放を条件にハイブリッドのヤングガン1人を殺せ、ということですが…。
え、やっぱり狙いは塵八なの(汗)。


ラスト、カルナバル参加者の5人が酒盛りしてるところが楽しそうなんですが、
みんな内心考えてることが悲痛です。
生き残って欲しいなぁ。
毒島さんが危なそうだと思ってるのは自分だけでしょうか。
杞憂であってくれ。頼む!

カルナバル不参加組の克美と一登。
公安のツキジマに囚われた桃子救出に動くようです。
こっちもこっちで心配ですが、やっぱり気になるのはカルナバルの行方。

…なんだかコレ、感想文というより呟きだなぁ(苦笑)。
posted by まるひげ at 20:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2007-09-25

icon_45_b.gif『怪盗クイーンと魔窟王の対決』読了。


うっかりクローゼット見ちまって一番最初に目に入った積ン読本を消化。

伝説の石といわれていた「半月石」が公開されるという。別名「願いがかなう石」とか、「神の石」とよばれているこの石こそ、怪盗の美学を満足させる獲物だ。いつになく勤労意欲のかたまりになっているクイーン。相棒のジョーカーを香港映画期待のアクションスターに変身させ、自分はそのマネージャーになりすまして、魔窟にのりこんだ…(文庫より引用)。
はやみね かおる(著)『怪盗クイーンと魔窟王の対決』

久々のクイーン&ジョーカーシリーズです。
今ちょっと眠いので感想文は短めに(酷ェ)。
児童書と侮るなかれ。
あるキャラの伏線が最初っから張られているので、
これは騙されること請け合いです…たぶん。

前回同様、構造が良いです。
プロローグとエピローグの語り手である「it」の正体が最後に分かるのです。
シメが良いなぁ、ほのかに不気味で。

それにしてもクイーン、今回は働きましたね〜。
なんだか今回はジョーカーの成長物語でもあるような…。
新キャラのヴォルフがカコ良いですね。
この人も上司に難儀してそうな(苦笑)。
苦労人同士、ジョーカーと仲良くなれそう。
posted by まるひげ at 01:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2007-06-24

icon_45_b.gif『戦う司書と神の石剣』読了。


地味な巻だったなぁ。
いや、世界観が知れて良かったんだけども。

『本』の謎を追うものは、死ぬ。
武装司書のミレポックは、敵対する神溺教団との事件の背後に見え隠れするラスコールなる人物に着目し、独自に捜査を始める。なぜかハミュッツは反対する。そこへ謎の女剣士が…急展開の第4作! (文庫より引用)

山形 石雄(著) 『戦う司書と神の石剣』

ハミュッツ姐が序盤、意味深なシチュエーションで登場なすった後はパタリと出てこず。
彼女の爆発的な乳とキ印な戦いっぷりを毎回楽しみにしている身としては
寂しいことこのうえなしです。
今回の主人公はミレポックでした。
伝説の『本』屋、ラスコール・オセロにまつわる謎が神溺教団に関わっているとして
マットアラストの手を借りつつ、捜査に乗り出すのですが…。
う〜ん、結局ミレポは真相にたどり着けず
今回の事件は闇に葬られる結果となってしまいました。
ミレポ、どうにも地味だなぁ…。ま、基本後方支援組だしな。
頑張ってるんだけどね!
大事にされてるんだけどね!

で、神溺教団側の敵は、赤毛の女剣士・アルメ。
正確には、元・神溺教団構成員。
シリーズ1巻のラスボスだったシガルを崇拝していた女の子です。
そしてやっぱり武装司書側にとっての「敵」は倒されてしまうのですね…。

時々登場する楽園管理者がちょいと不気味でした。
ラストの言葉はさらに謎を呼びますね。
敵対しているはずの武装司書と神溺教団が守り続ける「天国」の秘密って何なんでしょう。
ま、そこまで言うくらいだからこの「天国」とやらは
普通の意味で想像されるような場所ではないんでしょうね。
posted by まるひげ at 17:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2007-06-13

icon_45_b.gif『戦う司書と黒蟻の迷宮』読了。


ひっさびさのラノベェ。
積ン読本の「戦う司書」シリーズ第3弾を読了です。
つーか前作読んだの去年の8月だよ!
読むたびに言ってますが、今回も言います。
ハミュッツ姐大好き。
いっそこのひとが悪役。

死者の全てが結晶となった『本』が眠る、バントーラ図書館迷宮書庫。その一角に、かつてはハミュッツ=メセタと並び、エリートとして将来を嘱望されていた蟻使いの武装司書・モッカニアが住み着いていた。ある日、モッカニアは迷宮書庫を占拠し、武装司書に反旗を翻す。その裏には、神溺教団の手先と謎に満ちた一人の女性がいるらしく…。『本』をめぐる、美しくも儚いファンタジー(文庫より引用)。
山形 石雄(著)『戦う司書と黒蟻の迷宮』

久しぶりに読んだら地味に設定忘れてました。
そうそう、ぱっつんミレポはテレパシーみたいなの使えて、
平アゴのマットアラストは予知能力持ちだったね!
はいはい、思い出した。
って、キャラ紹介文に書いてることじゃねーか(がっくり)。
3作目でもまだ1作目とリンクしてるから気は抜けませんよ。

以下、ネタバレ注意です。


唐突な展開で始まり、嵐のような勢いで話が進んでました。
途中、うっすら叙述トリックぽい展開になりかけたような…(苦笑)?

このシリーズは派手な戦闘シーンが魅力ですが、
キャラの人間関係の描写も上手いですね。
関係する相手への想いの種類が毎回異なります。
今回は母親に対する想いがテーマです。

母親は偽物だと知っている、それでも神溺教団に従うモッカニアは…
うーん、ほんと、純粋過ぎたんでしょうねぇ。
自分の能力に怖れ、過去に犯した自らの行為を悔いるものの、
それを罪と考えているのは自分だけで。
最期に偽母レナスを道連れにできなかったところが、なんとも涙です。

今回の敵は石油の(笑)ウィンケニー。
対モッカニアの戦士として育てられたという設定ですが、
読んでみるとこの2人、敵というよりは理解者という感じです。
「母親」という存在をめぐる、両者の想いがシンクロしてます。
ラストはもう、「モッカニアの幸せ=自分の幸せ」みたいになってるし。

ウィンケニーは神溺教団に入信後、母親とは離されますが、
その後の母子の再会が本当の意味での母との離別だったところが切ない。

最後に、気になったキャラ。
小姑よろしくエンリケいびるフィーキー、
おふんど一丁下着・匕首ナイフ一本で図書館迷宮へ潜ります。
登場したかと思ったらすぐ退場。
…あれ?この人て新キャラでしたよね…?(汗)
posted by まるひげ at 03:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2007-05-01

icon_45_b.gif『ヤングガン・カルナバル 愛しき日々、やがて狩りの季節』 読了。


表紙のせくしなおねえちゃん、誰かと思ったらチェ・ミナでした。
今回は彼女が大変な目に遭ってます。
それでも自分の身より任務優先する精神力に言葉がありませんよ。
弓華の男装はおっそろしいくらい似合ってました。

恋人の香埜子に「殺し屋を辞めて」と言われ動揺を隠せない弓華。そんな中、ふとしたことから男装ホストをやることに。弓華のお相手は、なんと『ラスコーリニキ』の女性ヴォーカル・タチアナ。香埜子を思いつつ、タチアナの魅力に惑わされ…?!その頃、塵八は修学旅行で韓国へ。つかの間の楽しいひと時を、由美子たちと存分に味わう。しかし、教師として同行していたチェ・ミナが敵にさらわれた。妹のユナと合流し、ハイブリッドのヤングガンたちが救出に向かう!ノンストップ・ガンアクション第7弾ここに炸裂。(新書より引用)
深見 真(著)『ヤングガン・カルナバル 愛しき日々、やがて狩りの季節』

…って、これだけで感想文終わっても良いんですが
もうちょっと足しとこか。
相変わらず一旦読み始めたら止まりませんよ。
ノンストップ・ガンアクションは伊達じゃないです。

前半は弓華のいつもの生活、
後半が塵八の韓国修学旅行、という構成です。
ところどころに豊平やら弓華母弟やら防衛庁やら公安やらが挿入されてます。
ふ、複雑になってきましたね、改めて見てみると(汗)
でも相変わらず戦闘シーンは鮮やかでスカッとします。
スカッとしないのは…モザイク描写モノの拷問シーンですか。
さらっと書かれてるだけなんでまだ助かります。
そしてラストで白猫の口から出た「カルナバル」という単語。
シリーズもクライマックスですかねぇ?

新キャラたち。
ロシア産のヤングガン『ラスコーリニキ』の4人兄弟。
長男がドえらいシスコンで微笑ましいです。
プロローグ、ムダ話しながら「仕事」してる彼らは、なんというか…シュールです。
そして、前巻、毒島さん絡みでちょろっと書かれてたスナイパーが登場。
利き手の親指切断された復讐のため来日なさったそうです。
うーわー、次巻で対決ですかね。
毒島さんは今回大人しかったんで寂しかったなぁ。

今回の塵八は応募した漫画が落選したということで落ち込んでます。
どうにも煮え切らない塵八に喝を入れる平等院会長がカコ良いです。
「お前の人生くらい、俺がどうにかしてみせる」って啖呵切れるその姿に惚れます。
決めるときは決めるんですが、あんまり決めてくれるシーンが少ない人なので
こういう場面は貴重ですぞ。

柴田となんとなく良い雰囲気になってた矢先にあんなことになったツキジマ、
弓華弟の襲撃を受けdでもないことになってそうな桃子の身が心配です。
さ、新刊買いに行こか…。
posted by まるひげ at 11:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2007-02-16

icon_45_b.gif『NO.6 #5』読了。


積ン読本消化〜。
ラノベをもう一丁。

『人狩り』によって矯正施設へと送り込まれた紫苑とネズミ。そこは無数の人間の塊が蠢く、この世の地獄だった。生きて戻ることはできるのか。一方、救出を待つ沙布の身体には異変が起きていた―。この都市は、人間を支配しようとしている。無慈悲に人を食らう、支配欲に猛り狂った怪物だ。誰も気がついていないのだろうか。いよいよNO.6の暗部へ。(単行本帯より引用)
あさの あつこ(著)『NO.6 #5』

「NO.6」の暗部に潜入しました。
展開は遅いです。
う〜ん、あのダークさは良いのかね。
屍の山を登るネズミと紫苑。
ことに紫苑の精神的ダメージはかなりのものかと。
ときどき靴の下から「うぅ…」だの「ぐぇ…」だの聞こえるんだろ?
足で人の体を踏んでる感触もそうですが、
何より手(指)を置いた先が死体の鼻の穴だった、とか耳の穴だった、
とかいうところが凄ぇイヤ感たっぷり
想像したくない触感です。

そんななか、
ネズミと紫苑の仲は相変わらず結構なお手前です。
殺す前にキス〜のくだりはもうほんとどうしようもないよ。
地獄で痴話喧嘩かい。
真っ暗闇な状況だから仕方ないんですが、必要以上にくっつきすぎだおまえら
いや、今に始まったことじゃないんだけどさぁ。

これまで徐々にネズミの弱さが目立ってきましたが、
この巻はそうでもないです。
シリーズ最初の方の強いネズミが見られました。
ま、ネズミのリードがなきゃここのステージは進めないからなぁ。
紫苑はちょっと目を離すと何しでかすかわかんないところが怖いですね。
彼にはずっと天然でいてほしいところです。

外のひとたち(火藍やイヌカシ)がどう動くのか、まだわからないですね。
火藍はともかく、イヌカシとおっさんのサポートは不可欠になるんじゃないでしょうか。
おっさん、それまで肝臓を大切にしてもらいたい。
posted by まるひげ at 01:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2007-02-13

icon_45_b.gif『ヤングガン・カルナバル そして少女は消えた』読了。



母親から離れ転校もし、さびしい日々の一登だったが、ようやく友達ができた。無邪気によろこぶ一登に、彼が突然告白してきて…。一方塵八は漫画を新人賞に応募する。結果発表はまだ先だが、なんだか落ち着かない。さらに弓華は見知らぬ男につきまとわれ「久遠伶に危機が迫っている」と告げられる。あわただしい中、別の高校に潜入することになった塵八と弓華。いつもと違う仕事に戸惑いながら、塵八は鳳凰連合の組員に傷つけられた過去をもつ一人の少女に惹かれていく―。(ノベルスより引用)
深見 真(著)『ヤングガン・カルナバル そして少女は消えた』

積ン読本消化。
久しぶりのラノベは、ヤングガンシリーズ第6作目。
今回、塵八と弓華は転校生として違う学校に潜入してます。
相変わらず、無茶するなぁ(笑)
対する敵さんは高校まるまる殲滅作戦。物騒な。
そんな、いくら周りが田圃と畑だけってもあれほどドンパチやったら聞こえるんじゃねぇの。
「え、良いの?」って感じに結構あっさりと人殺にがありました。
そういえば、シリーズ第1作目の伶パパの事件も解決してないんですね。
まだ彼女の周りがキナくさいです。

序盤、塵八と将一の殴り合いのシーンが良いです。
豊平重工にハメられて奇しくも衝突してしまった飛竜会とハイブリッド。
そのオトシマエつけるのに、自分を「殴れ」って言ったくせに、
思わず殴り返しちゃう会長がステキです。
これでなんだか吹っ切れたような感じになってるからいっか。
青春ぽいよ(照)。
塵八はなかなかカコよかったですね。
ストレートにターゲット守りに行ってます。

そしてサプライズが多かったです。
弓華のお母様、ならびに弟様が初登場。
…お母様、極妻…いやむしろ女組長。
噂に違わず怖ろしい人です。
もう、言うことないくらい…。
弟くん、大人しそうな顔して血の気多そう。
あの母と姉と血がつながってるからなぁ。

以下、見所キャラ語り。
posted by まるひげ at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2006-12-14

icon_45_b.gif『疾走する思春期のパラベラム』読了。



「つまらない部活です」ひねくれた紹介文を見て、佐々木一兎は映画部に興味を持った。期待と不安を抱いて部室を訪れる。そこにいたのは、オモチャの拳銃を持って踊る長谷川志甫と、傍若無人な工藤尾褄。一兎を「君にはすることがない」と追い返すのだった。失意の一兎は帰り道、志甫と共に何者かから巨大な武器で襲われる。彼女を助けたい一心の一兎は“ある能力(パラベラム)”に目覚めて!?(文庫より抜粋)
深見 真(著) 『疾走する思春期のパラベラム』

ヤングガンの新刊読みたくなって
もはや本棚と化しているクローゼットの中探したんですが
見つからねぇ。
先月の大掃除でどこにしまったかわかんなくなってしまいました。
とりあえず目に留まった積ン読本のコチラを読むことに。
…クローゼットに積ン読本みっしり押し込んだからなぁ。
発掘作業が年末に行われそうです。
絶対ェ買ったことすら忘れちまった本とか出てくるって。

はい、いきさつはこれまで。
感想文いきましょう。

ラノベ読むの久しぶりだったり。
深見さんの十八番、銃と百合キタコレ。
ヤングガンシリーズよりも軽いです。明るいです。
ま、相変わらずキャラたちのバックボーンは必要以上に暗いですが。

ストーリーを一言で言うなら
「精神力で銃をつくりだして戦う高校生、基本コメディ」つー感じですかね。
話の展開は、従来の学園サイキックものを踏襲してるような構造です。

主人公はちょっと不幸オーラ漂う高校生・佐々木一兎。
彼が家庭の事情により二ヶ月遅れで入学してきてまもなく、
パラベラム(=能力者)の戦闘に巻き込まれることで話が始まります。

銃がね、あり得ないくらいにデカいんです。
遠距離攻撃(ライフル型)の「エド=アームズ」と
近距離攻撃(拳銃型)の「イド=アームズ」の2種類があるそうな。
んでもってその銃使いの彼らを「パラベラム」と呼んでて
パラベラム2人組のことを「エレメント」と呼んでて集団になると「フライト」
…まぁそこらへんのこちゃましい設定はお読み頂くとして。

なんつっても志甫が可愛い。

アホの子のくせに!
いや、アホの子だから可愛いのか…?
普段は元気で行動・言動ともにアホな娘なんですが
いざ戦闘となるとしっかり働いております。
でもやっぱりアホだけどね!!(連呼すな)

一兎には是非志甫とくっついてもらいたい。
いや、「女なまはげ」睦美も美人な変人で面白いんだけど。

パラベラムたちが隠れ蓑にしてる「映画研究会」の活動が面白いです。
B級映画批評会(笑)
メンバーもそれぞれ複雑な事情をお持ちの面々です。
今回は一兎の戦闘がメインっぽかったので
次回は勇樹と尾褄の活躍に期待。
特に尾褄は最強のパラベラム、みたいな話があったし。
それでなくても、キャラの皆さんは
秘密というか過去の傷を掘り返すと楽しそうな人達ばっかりなので(酷)
今後の事件とどう絡むのか楽しみです。


そんなこんなで、読書熱は依然停滞しておりますが
読書習慣はちょっとずつ戻ってきたようです。
つーか、なんでこんなにゲーム熱続いてんのかわからん。
posted by まるひげ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2006-09-19

icon_45_b.gif『あぶない竜の選び方』読了。



聖人の認定を受けるため、四相神教総本山のある教都譜に向かう途中、志摩根圏で亡き光王カーライルの遺した“失せし秘宝”を手に入れたアーカンジェル。それは陰陽二つの世界を、大災厄の驚異から解き放つ古代呪文だった。しかし、改めて総本山へと赴いたアークと、憑依魔法によってアークに手を貸す炎烈王セファイドを待っていたのは、聖騎士団による手荒い歓迎であった。(ノベルスより引用)
津守 時生(著)『あぶない竜の選び方』

「やさ竜」三部作、読了しました。
読み終わってから気づいたんですが、この最終巻だけ本文イラストなかったんだなぁ。
小林女史、お忙しかったんでしょうねぇ。
そしてタイトル、『あぶない竜』て…もはや誰だ
巻を重ねるごとにタイトルなぞなぞっぽくなってるし。
そしてまた、読んだ人にしかわからんような感想文、行きますよ。

四相神教の総本山に到着したアーク&炎烈王。
アークの列聖式典までは結構まったりのんびり進みます。
その分、記念式典からラストまでの展開が早いですね。
ウルVS変態(ラース)、アークVS三輪さん(ダンタリオン爺)も
クライマックスなんですが長引かずに良い感じです。
結果も大団円でたいへんよろしい。

アークの親友、フェンリエッタ。
これほどおじさんくさい…いえ、侠気あふれる毒舌美女キャラはなかなかいないね。
津守作品の女キャラのなかで一番好きかもしれない。
…パフパフとギシギシ(大笑)

ご先祖様たち。
一番出番の多かった炎烈王は相変わらずチャラっと。
なんですが、いたるところでばっしりキめてくれました。
うむ、カコ良し。
雷牙王、出てこなかったなぁ。
ま、ストーリー上出てくる必要はなかったんですが、ちょっと残念。
凍麗王がいらっしゃるとは思わなかった。
あれから三輪さん、どうなったんだろう…。
どーでもよろしいことですが、
アークが三輪さんひっぱたいてましたが、あそこはグーで殴って欲しかったぞ。

アークといえば、ウル。
この2人は今回も激甘仕様でもうどうしようもなし。
フェンに遊ばれまくりのウルが非常に可愛い。
そんな彼、前巻から持ち越してきた変態との戦い、結果的に変態吸収。
…可哀想です。

変態がとれない。
ヘタをしたら一生くっついたまま。(p.235)


に吹いてしまいました。

そーいや、変態が言ってた「誰のドラゴンにもなれない」ってどーゆーことなんでしょう。
なんか欠陥ありましたけっか、竜として。
それともあの性格のせいですか。
だとしたら、自覚はあるのね…。


は〜、このシリーズ、マムガ買ってなかったら積ン読だったの確実だね。
良い時期に読んだわ。
10月には外伝も出るようで。
あとがきに書いてた炎烈王の話でしょうか。
なんだか外伝だけ角川ルビー…じゃなくてビーンズ文庫で買うのもなんだかなぁ、
なんですがまぁ続き出るなら買いますよ。
イラストこんもりw

ということで、
9月ももうすぐ下旬になりますが、
終わったんだか続いてたんだかどーにも尻切れ…じゃない
尻ぬぐい…じゃない、えぇと尻…尻…尻すぼみ?っぽくなってしまいました今回のラノベ祭り。
ここらでとりあえずシメときます。
最近はなにやら冒険小説・ハードボイルドに惹かれつつありますよ。
posted by まるひげ at 01:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2006-09-14

icon_45_b.gif『ゆがんだ竜の愛し方』読了。


前作に引き続き、「ハァ?スニーカーブックス版?いつの話だよ」
という冷笑がどこからか聞こえてきそうです。
つーことで、積ン読本1冊消化。

前幻獣王の犠牲により、平衡を取り戻した陰陽二つの世界は、とりあえず大災厄にいたる危機を脱した。しかし陽界・人間界では未だ戦争による各王国の淘汰が進み、陰界・幻獣界でも幻獣王とそれに反目する竜との間で、激しい争いが続いていた。藤京軍に不意をつかれ絶体絶命の危機に陥ったアーカンジェルを救ったのは、ふたたび人間界へとあらわれた幻獣王ウランボルグだった。彼らは四相神総本山のある教都をめざし、はるか西へと旅だったのだが―。(ノベルスより引用)
津守 時生(著)『ゆがんだ竜の愛し方』

甘〜。
どうすんの、おふたりさぁん!
もう初っ端からでろんでろんですよ。

前作から2年後、
誓約者の危機には必ず現れる、という約束通り、陰界から陽界へドラゴンがやってきます。
ウルが来たかと思ったら陰界のゴタゴタ直後に陽界にやってきたため、
ウルじゃなくてご先祖様の「雷牙王」。

アークは神聖統合軍とかいうけったいな組織のトップになってるし。
今回は…いろいろ駆け引きが大変そうです。(ひとことで片づけるな)

四相神教の本部がある教都へ行くのがとりあえずの目的となってます。
あっちこっち寄り道しつつ、話が進んでいきます。
結構ご先祖様の活躍シーンが多いですね。
なんつーか、話としてはちょっと切ない内容なんですけども。
中盤からの光王絡みのエピソードがね。
ラスト、あんな状況でご先祖様帰しちゃったから、確かに寝覚めが悪いなアーク…。
雷牙王、最終巻でもっかい出てきてくれないかなぁ。

にっくきババアの暗殺計画を笑顔で練り込むアークとガイスの図、
寒気がするほどほほえましかったです。

さて、今回のタイトル「ゆがんだ竜の愛し方」。
…?
ゆがんだ竜はアレでソレなあの変態さんだとして、彼を愛す…?
えぇと、誰が?
どのようにして…??
う〜ん、謎。

それとダンタリオン爺さま、どうしても三輪○宏とダブって仕方無い。
前回登場時は、きんきらきんカールヘアで点描しょってたから
せいぜい「ヅカっぽいお人だなぁ」くらいにしか思わなかったんですが、
今回の「おだまり」でもう三輪さん決定だね。

…なんだか読んだ人しか意味わかんないような感想文だ(汗)。
最終巻でどんな決着つくんでしょうかの。
posted by まるひげ at 23:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2006-09-08

icon_45_b.gif『やさしい竜の殺し方』再読了。



この世界は、陽の人間界と陰の幻獣界が、背中合わせのように存在しているという。遙か昔、争いの絶えなかった人間と幻獣の間で不可侵の誓約が交わされ、二つの種族は永遠に別の世界に住むことになった。その時、全幻獣を総べる王は、深く愛していた人間の女王に己の剣を渡し、彼女の危機には自分が、その子孫の危機には自分の子孫が、必ず助けに行くと誓って別れた。そして、三度目の乱世が巡り来ようとしていた―。(ノベルスより引用)
津守 時生(著)『やさしい竜の殺し方』

まぁ、再読本ですってよ。
一度読んだ本はほとんど再読しないまるひげさんが、珍しいこと!

ということで、先日、このマムガ化作品を読んだら原作読みたくなり、
いやむしろどういうストーリーだったか思い出すため、読み返してみました。

いや〜、マムガがどうにも恥ずかしかったので
原作はどんなんだったっけ、と心配だったんですが、大丈夫でした。
恥ずかしいのは直訳っぽい呪文とラストのウルとアークのイチャっぷりくらい。
ウルの「愛してる」口撃に段々ほだされてくアークがほほえましいです。

ごちそうさまでした。

ま、初読時よりかはツッコミたいところがちょこっとありましたけど。
振り返ってみれば、津守さんの作品は2〜3年前まで読んでたっけ。
『三千世界〜』とか。

ダンタリオンじーさま、倒さずに終わったんだなぁ。
ほとんど覚えていなかったので新鮮な気持ちで読めました(それってどうよ)。
これぞ津守さんのキャラ!っつー感じなのは赤毛の竜王ですね。
顔良くて腕っ節も強いんだけどガキくさくてお調子者(笑)

ドウマ、良い男じゃないか!
クローディア、良い旦那見つけたな。

うん、大丈夫大丈夫。
ということで、またストーリー忘れないうちに、
今度こそ書棚の肥やしになってる続刊読んでしまおう。


余談。
先日も書きましたが、再びタイトルについて。
「やさしい竜の殺し方」、区切りは確実に「やさしい竜の/殺し方」でしょうね。
読み終えてそう思いました。
ずっと「やさしい/竜の殺し方」だと思ってたのは多分、
スニーカーブックスの帯のせい。



『愛してる』は最強呪文―。

て書いてるんですもの。

最強呪文→一撃必殺の呪文?→簡単に殺せる→やさしい(易しい)竜の殺し方

という連想ゲームが脳内で生成されたのだと推測されます。
posted by まるひげ at 01:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2006-09-01

icon_45_b.gif『アルティメット・ファクター 不屈のカウンタースナイパー』読了。



“エクスカリバー”のテロリスト・マルコに完敗を喫したリボーとウィッシング・ウェル社。だが、手痛い黒星に意気消沈する間もなく、新たな依頼が舞い込む。それは“エクスカリバー”の前線基地を叩けというものだった!ついに掴んだ敵の拠点。これまで後手に回る一方だったリボーたちは攻勢に打って出る!だが、そこで待ち受けているのは《U.L.T.I.M.A.T.E.》最高の狙撃手だった―(文庫より引用)
椎葉 周(著)『アルティメット・ファクター 不屈のカウンタースナイパー』

げぇッ。
ちょっともう9月ですか。
え、何なのよ私にどうしろっていうのよスティーヴ。
「8月何してた?」とか聞かれたら
「ただ暑がってた」としか答えられませんよもう。

はい、時節の挨拶はこれくらいにして。

そして今現在、何故かあまぞーんの画像が出てないんですが。

アルティメット・ファクター 3椎葉 周(著)『アルティメット・ファクター 不屈のカウンタースナイパー』


こんな表紙↑です。

前巻あまり楽しめなかった分、この巻はむっちり楽しませていただきました。
どーやら自分、剣より銃のアクションシーンの方が好みのようです。
一発の弾丸が戦況を決める、あの緊張感がたまらんのですよ。

前回はマルコにやられっぱなしだったので、
さぁ今回はリボーの反撃開始か、と思いきやなんとエクスカリバー側、
マルコ下げて上官出てきてしまいましたよ。
せっかくのリボー側の先制攻撃もすぐに劣勢に立たされることに。
んで、中盤からは凄腕スナイパー同士の戦いでした。


今回、新キャラ多数です。

敵の新キャラはマルコの上官・クリフォード&スミス。
男は黙って、なクリフォードは別に良いんですが、スミスがどうも腹立つ。
ひとりにすると超Sなくせして
クリフォードの前だとキショいくらいの犬具合。

えくすかりば側、突然最高司令官なんか出てきちゃって、まぁ。
公共電波ジャックしてスタッフ募集のお知らせですよ。
最高司令官自らのアナウンスで。
…またややこしいことになるんだろうなぁ。

対するリボー側はクラウディアの元上司、ハードボイルドなハンス爺が登場。
巡回検察官時代のこともちょこっとだけ触れられてましたね。
クラウディアといえば、口絵の彼女が良ス。
長髪の方が美人さんだと思うのです。
ゴスペル、微力ながらも頑張ってます。健気です。
ハーンは…はしゃいでるうち1人殺った、みたいな。

しかしなんといっても、
今回最大の収穫物はリボーの助っ人、ギャラガーですな。
良いわ、この超マイペース男。
戦場の上空から真っ逆さまに突っ込んでくるデスペラードっぷりも素敵です。
なんでスーツなんですか。
男の戦闘服はやはりスーツということですか。
イラストの彼、いつも眠そうに見えるのは気のせいではないはず。

弄り甲斐のあるスナイパーが参入し、俄然読む気が沸いてきましたよこのシリーズ。
広げた風呂敷きちんと畳んでくれることを祈りながら
とりあえず読み進めていこうと思います。
posted by まるひげ at 01:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2006-08-31

icon_45_b.gif『レンタルマギカ〜魔法使い、貸します!』読了。



東に困った人いれば行って陰陽道の札を貼り西に探し物する人あれば行ってダウンジングをする我ら魔法使い派遣会社アストラル。2代目社長に就任した伊庭いつきは慣れない仕事に日々涙目。いつきのふがいなさを嘲笑う同業者は古代ソロモンの魔法「悪魔召喚」を使い、アストラルに挑戦状を叩きつけた。次次と倒される仲間を前に、いつきの真の力が目を覚ます。古代ケルト魔法、黒魔術、神道など世界中の魔法が集結。魔術の夜が始まる。(文庫より引用)
三田 誠(著)『レンタルマギカ〜魔法使い、貸します!』

おぉっと。
数日前に読了したヤツ、感想文書くの忘れてた。
あんまり印象に残らなかったなぁ(苦笑)。

あらすじから察するに、魔法使いをレンタルしてくれる派遣会社で
今日もトラブルこさえた人達が救いを求めて会社にやってくる―。
というような話を期待しておったのですが。

どーにも期待ハズレ、というより見当ハズレ。
「魔法使い、貸します!」とか銘打っておきながら
誰にも貸してないじゃんよ。
貸すどころか他の会社(ゲーティア)から人材(アディ)借りてどーすんのさ。
「魔法使い、借ります!」が正しいかと。
と言っても、アディの方から押しかけてきたんですけどねぇ。

まず会社すらちゃんと機能してないじゃないの。
ヘタレ主人公・いつきが魔法使い派遣会社<アストラル>の
新社長になるところから話が始まります。
彼をサポートするのが個性豊かな魔法使いたち。
魔法使いっても、学校行ったり職に就いてたりする現代人。
呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ン!なシロモノではないのです。

う〜ん、それにしてもシリーズ第1作目なんですから、
もうすこし主人公サイドの話にしてもらいたかったなぁ。
ライバル会社の女の子に特化しすぎな気がします。
ま、その分キャラのなかで一番個性強いんですけどね。
次巻以降に出てくるんだろうな、と思わせるキャラやら設定やらが
文中に埋め込まれておるので、気になる人は気になるんでしょうけど…。

結論。
申し訳ない。まるひげ、コレはダメかも。
展開もキャラもどーにもフツーで。
次巻を読もう、という気になれませんでした…○| ̄|_
posted by まるひげ at 23:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2006-08-26

icon_45_b.gif『アルティメット・ファクター 決別のフォトン・クロス』読了。



また一緒に暴れましょうよ、リボーさん―リボーの前に現れた美青年マルコ。かつてリボーが新兵時代に過酷な訓練を共に積んだ戦友だ。だが、いまや人類殲滅を謳う組織“エクスカリバー”のテロリストに身を堕としたマルコは、リボーを仲間へと誘う。フォート・アジールでの大規模テロを言外に匂わす戦友にリボーが向けるのは、以前と変わらぬ友情か、それとも袂を分かつ怒りの銃口か!?(文庫より引用)
椎葉 周(著)『アルティメット・ファクター 決別のフォトン・クロス』

アルティメット・ファクター第2弾。
前回のケツからそのまんま繋がっておりますね。
マルコ説得しに単身敵地に突っ込んでったリボー、
マルコにこてんぱんにされるの巻。

新キャラは敵側の新キャラがちらほら登場。
再登場の雑魚キャラ、G。
うるさくてウザイ奴ですが、なんか憎めないですね。

2巻はエクスカリバー側の話がメインだったような。
えくすかりば側も結構ゴタゴタしてますねぇ…。
前回のテロは大型列車ジャック、
今回のテロは駅周辺と電車好きな組織でありますな。

テロ組織《U.L.U.T.M.A.T.E.》にリボーを誘いたいマルコちゃん。
ゴスペルが超人たちのことを「拗ねてるだけ」って言ってましたが、
まさにマルコはそんな感じ。
まぁそんなマルコちゃんですが、剣の腕が半端なく強いです。
次回はリボーの反撃ということになりますかね。

キャラ立ってるし、
話もスピーディーに展開してるとは思うのですが、
どこか読むのメンドくさく感じてしまうのは何故だろう。
いや、はっきり言うと飽き…ゲフン。
早くも惰性ですかまるひげさん。

はいっ。
考え込む前にとっとと3巻に取り掛かろうと思います。
posted by まるひげ at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2006-08-24

icon_45_b.gif『抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王』読了。



出逢えて嬉しかった。一瞬で恋したのも本当のこと。その想いに嘘はないから―全身全霊で彼と戦うのだ。「…参ります」再び邂逅した前魔王・ラジャスを見つめ、統一帝国皇帝・サラ=シャンカーラは、静かに剣を掲げた。第17回ファンタジア長編小説大賞審査委員賞受賞作。逆襲の魔王と謀略の皇帝が織り成すラブ・ストーリー、開幕。(文庫より抜粋)

三浦 良(著)『抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王』

ラノベ祭り、後半戦突入。
富士見ファンタジア大賞審査委員賞受賞作品。
ここのレーベルなんて高校まで読んでた『風の大陸』以来じゃねーか。

評判がかなり良いので、しからば御免と読んでみました。
イラストがイマイチ好みじゃなかったりしますが、頑張って読みます。
口絵、なかなかどらまてっくなセリフを選んでいなさる。
うまいよKIRINさん!

「魔王」ラジャスを倒すべき「勇者」サラがあろうことか一目惚れ。
彼女がもつ特異な能力により、新たな魔王となったサラ。
前魔王を放逐した後、魔物と人間が共存する統一帝国の皇帝となる。
それから4年後、サラの前に復讐を誓うラジャスが現れ、そして―。
というストーリー。

タイトルも「逆襲の魔王」なので、
私はラジャス寄りで読み進めてたんですが、どーなんでしょう。
主人公はサラですかラジャスですか。

構成が素晴らしい、とかキャラが激萌え、とか
突出して○○が良いというわけではないんです(すいません三浦さん)。
それなのに、
なんかすげぇモン読んだ。
というのが読了後自然に出てきた感想です。
結構しっかりした文章なのでちゃんと読ませてくれます。

ですが、正直なところ、
自分はサラが気に入らなかったんであまりのめり込めませんでした。
客観的に見たらすごく美味しい設定の人なのに。
彼女をイイ!と思えればこの作品はかなりハマるのではないでしょうか。


サラなぁ…腹黒ェ。そして
流石は「謀略の皇帝」様だわ。
4年で世界征服しちまったよ!
あらすじだけ見ると「皮肉な運命に抗う恋する乙女」っちゅー印象なんですけどねェ…。
まぁ、恋する乙女なんざ概して計算高いモンですが。

運命にこだわる先代魔王さま、ラジャス。
彼、なかなか硬派で良いですね。
こっちの方がサラよか人間っぽいような…。
ちょっとボケてるところもあって微笑ましい。
このひともサラのこと認めてるんですが、ひとりの人間として認めてるっぽい。
恋愛感情は…多分ないよなぁ(苦笑)
気づいてないだけなのかもしれませんが。

そうそう、脇役がすごく光ってます。
スキピオといい、グレンデルといい、フェルグスといい。


これ、シリーズ化しているようですよ。



三浦 良(著)『抗いし者たちの系譜 虚構の勇者』

次巻以降はどうやってサラがラジャスを落とすか、っていう展開になるのでしょう。
え、違うの。
posted by まるひげ at 00:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2006-08-21

icon_45_b.gif『ヤングガン・カルナバル ドッグハウス』読了。



虚を亡くし、戦う力をなくした塵八は無力感にさいなまれて引きこもり続けていた。そんな塵八に、ハイブリッドのボス・白猫は最後通達の拳銃を突きつける。一方、豊平琴刃の手に落ちた弓華は、豊平重工の極秘施設の地下で権力者たちの見世物になろうとしていた。悪極味な違法娯楽施設かと思われたそこは、日本の防衛政策を根本から覆す、恐るべき計画の舞台であった…。ヤングガン達の絶望的な戦いが、今始まる。(ノベルスより引用)

深見 真(著)『ヤングガン・カルナバル ドッグハウス』

寝る前にちょっとだけ読むか、とか思ったのがマチガイ。
3分の2くらい読んじまって気づけばもう夜明け前。
読み出したら止まらないことを再確認致しましたよ。

ヤングガンシリーズ第5弾、豊平重工編完結。
前回、大きな痛手を受けたハイブリッド側、豊平にリベンジの巻です。
それにしてもサブタイトル、こっちの方が
前回のサブタイトル「天国で迷子」っぽい気がする。
posted by まるひげ at 01:09 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2006-08-19

icon_45_b.gif『ヤングガン・カルナバル 天国で迷子』読了。



伶がラブホテルから出てくるのを見てしまった弓華は落ち込んでいた。おまけに愛用銃の思わぬ欠点まで発見。カスタマイズしようにも、増田はもういない。一方塵八は、久しぶりの休みに漫画研究会の合宿に参加できることになった。白猫をたずねると、珍しく感情をあらわにした椿虚を目撃する。虚がそれほど警戒する男、毒島将成とは何者なのか―。新たな敵は血の雨を降らせる男、謎の転校生・琴刃、そして漫画研究会会長・平等院将一!? (ノベルスより抜粋)

深見 真(著)『ヤングガン・カルナバル 天国で迷子』

このシリーズでこれほど読ませる展開があったでしょうか。
一難去って…どころか一難の上にまた一難の連続。
続きが気になって気になって悶えます。
それにしてもこの方の書かれるガンアクションシーンは読みやすいなぁ。
銃撃戦なんて映画ですらそんなによく見る方ではないし、
勿論銃の構造とかには詳しくないんですが
状況が非常に分かりやすい描写をしてくださいます。
すらっと頭の中に入ってくるというか。

この巻、あっちこっちでヤングガンの正体バレちゃってます。
高校生活パートはまさに「嵐の前の静けさ」。
殺し屋パートのシリアスさとのギャップが大きいですねぇ。

新キャラに毒島さん。
過去に2度組織を裏切り、
ハイブリッド地下牢に3年間幽閉されてたお方だそうで。
これだけでもオイシイ設定。
虚先生がお気に入りなご様子です。
「可愛いブタ野郎」ときたもんだよ。
えぇ確かに虚先生可愛いですよ。可愛いですけど
アナタが言うとシャレになりませんから!


いやいやいやいや。
ソレよりもアレよりもナニよりも!
posted by まるひげ at 00:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit

2006-08-15

icon_45_b.gif『アルティメット・ファクター 軌道上のキリングゾーン』読了。



惑星テラ・インコグニタの人類圏を結ぶ惑星横断鉄道が武装集団にジャックされた!超巨大列車を掌握するという史上例のない事件を起こしたテロリストの正体は、遺伝子操作で生み出された最強の兵士群《U.L.T.I.M.A.T.E.》!いまや暴走する鉄塊と化した列車を解放できるのは、不運にも乗り合わせていたスゴ腕(?)のエージェント、リボーだけなのか!?
―新鋭が贈るスタイリッシュ・へヴィアクション!(文庫より引用)

椎葉 周(著)『アルティメット・ファクター 軌道上のキリングゾーン 』

コレも前から気になってたシリーズ。
やっぱり自分はちょっと物騒な作品が性に合っているようです。
といってもこの作品、あらすじで紹介されてるほど
「ヘヴィアクション」ではないです。

えぇと。
標準的に面白かったです。
(微ミョーな評価だ!)
この1冊、簡単に言えば
主人公たちの乗った大型鉄道が武装集団にハイジャックされ、
そこから脱出するまでの話で終わってるんですよねぇ。
まぁ登場人物の過去やら次巻に続く謎やらが埋め込まれてるんで
ただの脱出劇ではないんですけど。
読み応えとしてはほんと、フツーでした。
アクションシーンが…ところどころよくわからなかったり(汗)。
そこは想像力で補いつつ読み進めます。


キャラ立ってますね〜。
主役のリボー、激強じゃないですか。
彼のボス、ゴスペルが理想主義な甘ちゃんかと思ってましたが
読んでみたらそれほど反吐が出る…もとい、鼻につく程でもなく。
敵キャラのボスはルキア嬢じゃなく、
“W”アンサーだった方が個人的には良かったなぁ。
いえいえ勿論、見た目的にも萌え的にも
デブ・カマ・中年よりは少々アレですがまぁ可愛らしい少女の方が
需要が高いですよねぇそうですよねぇ。

敵側は結構あっさり殺られちゃってます。
もすこしリボーとのバトルが見たかった感じ。
次回は大人しいツラの割になかなか過激そうなマルコちゃんとドンパチですかね。
「ヤングガン」や「戦う司書」シリーズほど続きが気になって
どうしようもないくらいの焦燥感に駆られる作品ではありませんが、
もうちょっと続きを追いかけてみたいと思いますです。
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2006-08-14

icon_45_b.gif『暗黒は我を蔽う マジカル・シティ・ナイト』読了。



―天に陽光 地に実り されど暗黒(くらき)は我を蔽う 
人が消え、その記憶や記録さえ改竄されはじめたマジカル・シティ。市警の<騎士>、捜査官ベンは元のシティを取り戻すべく立ち上がる!(文庫帯より引用)

朝松  健(著)『暗黒は我を蔽う マジカル・シティ・ナイト 』

GA文庫初挑戦。
ラノベのレーベル、いろんなとこから出てるなぁ。
発行元の「ソフトバンク クリエイティブ」って何の会社だよ…。
もはやラノベ界について行けてませんよ私めは。

タイトルに惹かれて購入した1冊でした。
あとがきを読んでみたら、この作品てば
94〜98年にかけて小学館のスーパークエスト文庫で刊行された
「マジカル・シティ・ナイト」シリーズの完結編だそうです。

なるほど?
どーりでノリが90年代臭漂うわけだ(´-`)
ギャグが、ね…。
ちょびぃっと古いような気がしてどうにもまいっちんぐでした。

自分、このシリーズ知らなかったもんで、
世界観とか人物設定とかわからなかったんですけど、
知らずに読んでもそんなに支障はなかったです。
人間、悪魔、妖怪などが共存してる魔界の都市が舞台で面白そうだし、
イラストも良い感じだったので喰いついてみました。


が。


読んでみたは良いものの、コレ3部作らしくて
今回事件は全然解決しておりません。
いや、これが1作目だからいわば「事件発生編」なんですね。
導入部はまぁスラッと読み進められたものの、
途中からどうにもペースダウンしちゃってツラかったです。
キャラたちが始終ドタバタしてるせいか、シリアスな事件なのに
コメディタッチで読んでる方としてはどう反応していいやら。

シリーズのファンの方でしたら楽しめるんだろうなぁ…
そんな気がした作品でした。
posted by まるひげ at 01:15 | Comment(0) | TrackBack(1) | ラノベ | edit

2006-08-12

icon_45_b.gif『戦う司書と雷の愚者』読了。



武装司書たちの本拠・バントーラ図書館が何者かの襲撃を受け、さらに先の戦闘で死んだルイモンの『本』が輸送中に盗まれた。その奪還の任務を背負った見習い武装司書・ノロティ。彼女が必死の捜索を続ける中、ハミュッツが現れ、別の極秘任務を与える。それは、「透明な髪の毛」を持つザトウという男を守ることだった…一体ザトウとは何者なのか?ハミュッツの狙いは?(文庫より抜粋)
山形 石雄(著)『戦う司書と雷の愚者』

「戦う司書」シリーズ第2弾。
「と」のロゴが毎回可愛いです。アイコンみたい。
口絵のハミュッツ姐、○姉妹ばりの乳の張りが素敵です。
えぇモン見してもらいました〜。眼福眼福。

今回も、現在と過去が交互に展開する構成が良く出来てます。
前回よりは単純なつくりになってますね。
山形さんの文体が好きなので表現については文句はないのですが…。

誤植が、ねぇ。助詞抜けてるよ。
これは作者さんじゃなくてチェックする側の問題ですよね。
最近のラノベって、誤植が多い気がする…。

それはまぁ置いといて。
今回は「雷の愚者」がお相手だそうで。
神溺教団側によるバントーラ図書館襲撃シーンから始まります。
なもんで、今回はアクションメインなのかと思ちゃったじゃないの。

神溺教団の秘密、「肉」の置かれた過酷な情況も
ちょっとずつわかってきました。
前回亡くなったレーリア、ルイモンが登場してるのはなんとなく嬉しいですね。
どっちも無駄死にしたもんだから。

見習い武装司書のノロティ。
アンタえぇ娘や・・・。
ちょっとマイナス思考気味なとこもありますが、
その杞憂つか妄想がかなり真実に近いところが侮れません。
先輩たちの姿をよく見ていなさる。
彼女、エンリケさんと良い感じじゃあないですか。
このままうまくいってちょうだい!
オバチャン応援してるから!

ハミュッツ姐の行動がちょいと謎。
冒頭でノロティけしかけに現れ、あとは終盤まで雲隠れ。
この人のことだから、真性『怪物』とバトルしたいがために
それまでのメンドくさい過程ノロティの任せて、
美味しいとこだけもってくおつもりかと思ってたんですが。
何してんのかなぁと思ってみれば
敵さんのじじいと密会してるし。
かと思ったら最後にじじいの生首ブラさげて何事もなくやってくるし。
つーか生ゴミ海に投げちゃあかんよ。
ちょっとしか出てないのにこの振る舞いはインパクト大です。

いや〜もうなんつぅか、

こ の ひ と だ い す き 。

今回は彼女の暴れん坊気質が発揮されてなかったのが寂しいところです。
次回、さらなる活躍を期待してます。
posted by まるひげ at 01:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit