2007-08-18

icon_45_b.gif『大谷吉継』読了。

『関ヶ原異聞「夢」』借りたときについでに借りた絶版本。
一番魂持ってかれるのは終盤ですね。
悶えさせられましたよ、いろいろと。
三成が別れの品として渡そうとした脇差への返答として、
自らの命を以って西軍へ与すると伝える場面や
関ヶ原の前夜、三成との最後の別れの場面に至ってはもう、臨界点突破。

ちょ、刑部ーッ!!!!!(号泣)


秀吉の小姓として身を起こした大谷吉継は賎ヶ岳の戦い、朝鮮の役などで目覚しい武功をあげて秀吉を感嘆させ、越前敦賀城の城主となる。優れた事務官でもあった吉継は官僚派、石田三成と親交を結び、関が原の戦いでも、西軍に与した。日和見を決め込む有力武将を尻目に秀吉の恩をわすれず、戦に殉じた義将を描いた感動の書き下ろし長編歴史小説(文庫より引用)。
石川 能弘(著)『大谷吉継』

小姓時代は秀吉の近くにいることで事ある毎に意見を求められ、
長じてからは、中央から一歩距離を置いたところで情勢を見守る刑部の姿がありました。

まぁ、冷静に読んでみると
苦労絶えなかったんだろうなぁとしみじみしてしまいます。
いや、小説なんだけどさ!

以下、ほぼキャラ語りな感想文です。

自分、刑部に夢見てましたってーか夢見てますてーか。
どこの本でも悪く書かれてることのない御仁なので
こう、なんと申しましょうか、
義とか礼とか武士に必要なエキスを凝縮したような人というイメージがあったのですよ。
もうアイドルですよ、ここまで来ると(苦笑)。
そんな存在だったので、
時に憎しみや妬みという負の感情を抱く普通人な刑部が新鮮でした。

でもとりあえず、刑部はみんなのお兄さんで良いんじゃないかと。
三成だけではなく、清正や正則、行長なんかも大人しくなります。

やっぱり、三成とのエピソードが多めです。
注意したり庇ったり言い争ったり宥めたり。
よき相談相手であり、ライバル同士でもあります。
それでも基本仲良すぎ。
お互いの理解度が半端じゃないです。

そして、最後の最後まで「紀之介と佐吉」でしたねこの2人は。
紀之介は情が深すぎ、佐吉はそれが足りない、ということで
「二人合わせて一人前、一生離れられない」
と2人で笑い合う姿が微笑ましいです。

いやー、それにしても佐吉の可愛いことったら…。
(結局そこに落ち着く)
posted by まるひげ at 02:18 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手
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刑部!!!
Excerpt: とりあえずご報告だけ。 ポンデ同盟・まるひげさん。 昨日ですね、大谷吉継/石川能弘を読破しましたよ。でもレビューを上げれる状態に私はいませんでした。(とりあえずWebのMy本棚にプチ感想だけ載せま..
Weblog: のたまふ
Tracked: 2007-09-25 21:59
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