2012-09-29

icon_45_b.gif『レオン氏郷』読了。

図書館レンタ本。

登場人物のビジュアルがへうげキャラで脳内再生されたのには終始困った。
特に利休と政宗。
後者は徹底的に悪役でした。まぁ…氏郷主役じゃ無理もないか。

先の見えすぎた男が背負った重き十字架。
信長が惚れこみ、秀吉が畏れた武将・蒲生氏郷の知られざる生涯を描く(単行本帯より引用)。
安部 龍太郎(著)『レオン氏郷』

最近、安部作品を読んでいないのでなんとも言えませんが、
今作は人物描写が浅いという印象を受けました。
わざわざ洗礼名をタイトルにしてるので、
もっとキリシタンとしての氏郷が描かれていると思っていたのですがなぁ。
武将としてもキリシタンとしてもなんとなく中途半端な描き方になってる気がする。
あ、でもボリューム多めなわりにはさくさく読み進められますぞ。
とりあえず以下にあらすじをば。

父・賢秀に見せられた地球儀の美しさに魅了されて以来、
漠然と南蛮世界への憧れを抱くようになる幼少期の氏郷。
そんな折、圧倒的な存在感を持つ信長と織田勢の戦い方を目の当たりにした氏郷は、
天下の先に世界を見据えている信長に従うことを決意する。
信長の元で順調に出世していく氏郷だったが、
目的のためには手段を問わない信長の姿にやがて疑問を抱くようになる。
その後、信長を失い、秀吉に失望した氏郷は、絶対的な心の拠り所を求め、
キリシタンとして神への信仰に生きることを誓う。
しかし、氏郷の存在を疎んじるようになった秀吉は策謀をもって氏郷を陥れようとし…。

という展開です。
・・・・・
あらやだ、あらすじというかこれネタバレじゃないの。
中盤まではやや単調な筆致なのですが、
終盤になると氏郷と秀吉、政宗との対立で緊迫感が増し、
権謀術数のアレやコレやで面白くなる…と思ってるうちにM・D氏に毒盛られて終わり…
というバッドエンドでした。

期待したほど逸話やら小話やらが挿入されず、
信長や他の大名、臣下たちとの交流が少ないのが残念なところです。
どうでも良いが、入信を勧める右近さんがちょっと詐欺っぽくてうさんくさかった。
posted by まるひげ at 00:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手
icon_45_b.gifこの記事へのコメント
icon_45_b.gifコメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/294671605
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。