2012-08-30

icon_45_b.gif『あやしや(1)』感想。


隊長が面白い人ですね。甘党ばんざい!
カバー裏も見逃しちゃいけません。

これは、鬼と人とが同じ世に在る物語。「鬼と人とは、決して相容れぬ…決して相容れてはならぬもの也」呉服屋の若旦那・仁と、謎だらけの鬼・だまり。奇妙な二人が、都の夜を騒がせる。すべては、“綺糸屋事件”と呼ばれる一夜から始まった…(単行本より引用)。
坂ノ睦(画)『あやしや(1)』

架空の江戸時代っぽい都が舞台。
真夜中に出現する「鬼門」。
そこから鬼が現れて人を喰うというおっそろしい世界です。
雰囲気は前作の『忍びの国』と似た、
夜の闇のねっとりとした濃度が感じられるような暗い画面が多め。
主な登場人物は、呉服屋「綺糸屋」の若旦那・仁と、仁に取り憑いた鬼・だまり。
鬼を退治する「鬼導隊」の見習い少女・咲。
鬼退治の最中、鬼に襲われた咲を仁が助けたところから話が動き出します。

物語の重大ポイントとなっているのが、
一夜で五十名以上の死傷者を出した凄惨な未解決事件「綺糸屋事件」。
綺糸屋を襲った「顔のない鬼」を探す仁と
人ではなく鬼を喰うだまりが互いの目的の為、
そして奇妙な一心同体状態となった両者の関係を解消するために夜の都を駆け回る展開となってます。
話の筋はわかりやすいので、混乱せずに読めますな。

キャラも立っていて、無気力な仁少年に勝気な咲が良い具合に絡んでます。
鬼のだまりも可愛いです。
怖いというよりも愛嬌のあるお面のようなビジュアルで。
仁とだまりは本質的には友好的な関係ではないものの、
普段はそこそこ上手くどつきあいながら暮らしている様子。

今巻終盤で登場した、鬼導隊との関わりや鬼になりたいと望む少年、
正体不明の新キャラの目的など、気になる要素がたくさん。
そして何より、物語の発端となった“綺糸屋事件”の詳細がまだ語られていないのです。
とりあえず先が楽しみな作品でございました。
posted by まるひげ at 01:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-08-29

icon_45_b.gif『Dimension W(2)』感想。


今回の必殺技はハイドロプレーニング現象。
そうですね、皆さん、雨の日の運転は十分お気をつけください。

予告どおり総合美術館に現れた怪盗ルーざー!アンドロイドのミラとコンビを組んだ不正コイルの“回収屋”マブチ・キョーマは厳戒警備の中でルーザーと対峙を果たす。だが、彼は何故かマブチの経歴と過去の因縁を知っていた。怪盗ルーザーの狙う「白と黒の翼を持った天使像」には如何なる秘密が隠されているのか…?新次元『W』とコイルが織り成すプログレッシブSF!!(単行本より引用)
岩原 裕二(画)『Dimension W(2)』

冒頭は前巻からの続きで、
不正コイルの美術品ををめぐる怪盗ルーザーとの対決。
残りがキョーマの近所の悪ガキたちを巻き込んだ騒動。
後者も不正コイル絡みの事件です。
そして、この世界の仕組みも徐々に明らかとなってきております。
SF世界の闇の部分、管理統制された社会とその裏をかく犯罪者たち。
前巻より人間ドラマ成分が増しておりました。

今巻では早くもキョーマの過去がチラリ。
ベタと言われればベタな設定ですが、
こうこなくっちゃね!という感があるのも確か。
キョーマの過去を知るキャラとのエピソードもまだありそうですし、
今後、さらなるネタバレに期待です。

ミラが相変わらず可愛いです。
人間らしい外見や生活にこだわる姿がいちいち理屈っぽいw
でも頭とれちゃいけないわ…。

おっと、忘れちゃいけない怪盗ルーザー。
一発キャラかと思いきや、重要キャラじゃないですか!
息子とのタッグが良いですね。
再登場が約束された去り際でございました。
彼が残した、不正コイルに関わる謎をキョーマが探っていくことになるんですね。
posted by まるひげ at 23:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

icon_45_b.gif『ワンニン!(3)』感想。


わんこ姿が少なくて寂しいのです。
光慶のわんこ自慢が羨ましすぎる。

魑魅魍魎が跋扈する時代、ハヅキはご主人様から想いを寄せられておりました。しかし、ご主人様はハヅキの正体をご存知ありません。その上、ご主人様に特別な感情を抱いた“ワンニン”たちは悲しい末路をたどっているとか。それを知るハンゾウはある決意をいたします。将軍継承問題もあいまって、ハヅキの恋模様には暗雲が…(単行本より引用)。
ほおのきソラ(画)『ワンニン!(3)』

前巻ラストで信秀にハヅキの正体がバレそうになるところでしたけれども。
まぁ、そんなわけはなく。
正体発覚のピンチは突如現れた妖騒動により、スルー成功。
それはそうと、1巻からの謎である光慶の周りで何故こうも妖が湧くのか、
という疑問は解決しそうにありません。
謎といえば。
血の気多いタマとキサラギの因縁もまだ明かされてません。
ワンニンとニャンニンの共同戦線は引き続き継続中。

キャラの人間(?)関係を見てみれば。
光慶とハヅキのラブラブ度がダダ上がり。
それに比例してハンゾウの嫉妬度も右肩上がりっぱなし。
ついにご主人様に対して「ハヅキは俺の許婚」宣言。言いおったな!
ハンゾウといえば、光慶の前では今までずっとわんこ姿でしたが、
この度、光慶の護衛役というタテマエを持ち出して(笑)人間の姿で登場です。
そんなハンゾウにスズが接近しますが…。
スズかわいそう(苦笑)。
そして最後、妖忍たちの敵となりそうなけったいな新キャラが登場。
解決しないまま謎が増えていくw
次巻は来年新春に発売予定。予告ページが不穏で心配です。
posted by まるひげ at 21:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-08-27

icon_45_b.gif映画館には行かないけれど。


何気なく女性誌読んでたら、11月2日公開の「のぼうの城」の広告が載ってまして。
そういえば、震災の影響で公開延期になってた作品でしたね。
で、気になったのはその「のぼうの城」のスピンオフコミックスの宣伝。
『涙切姫〜のぼうの城甲斐姫外伝』(作画・木嶋えりん)が来月10日に発売になるそうです。
…そもそもスピンオフマムガがあったことすら知らんかったわ。
ちなみに、レーベルはフラワーコミックスアルファ。
作画の木嶋さん、絵柄が時代モノとは合わないような若干の不安がありますけれど
とりあえずチェックしとこ。

ついでに久々に映画予告見てみたら。



随分とコミカルになったもんだw
まぁ、キャストがキャストだからな。
posted by まるひげ at 01:28 | Comment(2) | TrackBack(0) | 気になるもの | edit | web拍手

2012-08-26

icon_45_b.gif『本朝甲冑奇談』読了。


図書館レンタ本。

「角栄螺」と「金時よろい」が好きです。

六領の甲冑に秘められたそれぞれの逸話  井伊家赤備えの足軽鎧、朝鮮渡りの西洋甲冑、但馬の国出石に伝わる小猿の甲冑など。短篇の名手が描く珠玉の六篇からなる歴史秘話(アマゾン・レビューより引用)
東郷 隆(著)『本朝甲冑奇談』

どの短編も50ページ未満で、さらっと読めます。
最初は作者のエッセイのような語り口から始まり、
甲冑の持ち主の物語へと繋がっていく―という構成が多いです。
以下に各話のあらすじ+感想文をば。

・しぼ革
長篠の戦いで武田勝頼を破った信長は、上洛の途中、
不破の関近くの山中で「常盤御前の墓」の近くを通りかかる。
そこで気紛れに一人の乞食に財物を与えてから、信長は不思議な夢を見るようになり…。


柿崎景家誅殺と謙信の死にまつわる一編。
信長全盛期、懇意にしてきた上杉家との確執が本格化し始めた頃、
信長が謙信に贈った鎧具足が引き起こした怪異が印象的。
六編中、最も伝奇色が濃い作品です。

・モクソカンの首
朝鮮出兵中、漢城付近で田畑の検地を取り仕切っていた岡本権之丞。
戦況が激化し、全身を銀甲で覆った異形の騎馬武者が倭軍を苦しめているという。
この騎馬武者を討ち取ることを命じられた権之丞であったが…。


「モクソカン」というのは、晋州の牧使官(=市長)のことです。
主役は宇喜多秀家の家臣、岡本権之丞。
討ち取られた牧使官の甲をめぐる権之丞と一人の朝鮮人の物語。

権之丞と降伏した朝鮮の下級役人・パクの奇妙な関係が印象に残りました。
征服者と被征服者、主人と従僕、そしてお互いが命の恩人という
複雑な関係ですが、心理描写は非常に簡素なものでした。


・角栄螺
蒲生氏郷に仕えていた頃、九戸城攻めの途中で一人の蝦夷人と戦い、これを討ち取った岡左内。
氏郷と左内、そしてこの蝦夷人にはある共通点があり…。


もともとは信長召領の兜「角栄螺」。その後、氏郷 → 左内と持ち主が移ります。
ということで、主人公は岡左内。
「全裸」と「金」がキーワードの岡左内ですよ!
とにかく、岡左内が魅力的に描かれています。
主君が変わっても、最期まで氏郷の遺命を守り続けた左内。
上杉家に仕えていた頃の慶次との友情や政宗との斬り合いなど、
さらりと描かれてますがどれもかっこいい。

・小猿主水
仙石家二代目忠政の家臣・谷津主水。
主水の実父は、かつて長束正家に仕え、関ヶ原以後は付近の豪農の家に寄生する暮らしを送っていた。
あるとき、隣村との土地争いで用心棒として戦いの場に赴くこととなった主水。
途中、朽ちかけた社のなかで見つけた古ぼけた猿の面がその後の運命を左右することに…。


村争いに勝ったものの、「喧嘩停止令」により村を出された主水。
伝手を頼って大和の具足師のもとへやってきます。
ここで信州仙石家への仕官の話がもちあがり、仕官祝いにと猿の具足を贈られます。
その後、大坂の陣にて毛利勝永と衝突し、一番乗りの手柄を手にする主水。
猿の面を得てからの主水のサクセスストーリーが見所です。

・甲(かぶと)試し
刀匠・長曾禰虎徹入道興里。
加賀藩城下で名の知れた甲冑鍛冶であった虎徹は、
藩主の命で催された甲試しで卑怯な振る舞いをしたことを恥じ、逐電。
その後、修行を重ねた虎徹は、刀鍛冶として彦根藩にて再び甲試しを申し付けられることになる。
しかし、斬るべき甲はかつて自らがつくったもので…。


タイトルは虎徹の人生のターニングポイントとなった2つの出来事から。
自身の過去との対決、諸国遍歴、波乱万丈な人生を送った虎徹を描いたものです。
甲冑鍛冶から刀鍛冶への転進、修行の日々等、虎徹の逸話が多く紹介されてます。
あと、若かりし頃の由比正雪(けっこうな不審者)がちょろりと出てきます。

・金時よろい
桜田門外の変後、江戸の井伊家で屋敷奉公をしていた「鉄五郎」。
時は長州征伐前夜、臨時足軽として具足方の手伝いを命じられた鉄五郎であったが、
長州へ出陣する部隊へ組み込まれ、初めて戦場へ赴くこととなり…。


「金時よろい」というのは井伊の赤備えのことです。
幕末の騒乱の気配が感じられる一編。
下っ端兵士から見た戦場の様子が生々しいです。
鉄五郎が戦場で見た、
「波打ち際に散乱した甲冑、槍刀、旗、死傷者たちの姿がどれも赤い」というのがとてもメタファー的。
赤備えのかつての栄華とその後の衰退がなんとも物悲しい。
ラストも然り。時の流れってそんなもんさね…。
それにしても、長州w
手間のかかった嫌がらせ乙。

…以上です。
そういや、こっちも読んでみたくなりました。


東郷 隆(著)『戦国名刀伝』
posted by まるひげ at 22:29 | Comment(1) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

icon_45_b.gif『六花の勇者(2)』読了。


8月の積読本消化1冊目。

あれ?
ちょっとだけ勢い落ちたかな?

「七人目」だった六花の一人は去ったが、ロロニアという少女が現れ、またもや七人になってしまった六花の勇者たち。魔神再起までのタイムリミットが迫っており、疑心暗鬼はぬぐえないまま、魔哭領の奥へと進む。するとそこへ一体の凶魔が現れ、モーラに「君には時間がない」と告げる。さらに凶魔を束ねる統率者の一体、テグネウが六花の勇者の前に突如現れる。それは「七人目」の関わる策略なのか!?混乱の中で激闘が始まる。伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第2幕!(単行本より引用)
山形 石雄(著)『六花の勇者(2)』

前巻ラストで「7人目は誰だ?」のふりだしにもどってしまいましたが、
この巻のラストでもまだ解決できてません。
もう、誰が7人目でも驚かんわー。好きにしてー。
とは言うものの、
誰が敵かわからない、皆がみな疑心暗鬼だった前巻から一歩前進という印象です。
仲間を裏切らざるを得なかった勇者の告白を聞き、
「7人のうち誰が敵であっても、とりあえずは先に進むしかない」との結論に達してます。

ちなみに今巻は、7人目(として描かれている)キャラ側の視点で物語が進みます。
その人物が裏切り者として動かねばならなかった理由、
勇者として認定される以前より張り巡らされていた凶魔側の罠、
味方も敵も欺く7人目の策謀は成功するのか、混乱と緊迫感溢れる展開となっておりました。

ハンスの扱いは…ちょっとご都合とも言える展開でしたが、
キャラが減らなかったのは純粋に嬉しいよ!
一方、敵方の凶魔さん達にも動きがありました。
一筋縄ではいかないのはどっちも同じなんですな。
あ、敵方といえば。
ラストで再登場のナッシェタニア。
前巻で彼女が正体バラした時は、ミスリードかと思ったんですが本物でありましたか…。
彼女が今後どう絡んでくるか、3巻も気になります。
posted by まるひげ at 15:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit | web拍手

2012-08-24

icon_45_b.gif田舎だから仕方ない。


最近、自分がよく行く地元書店がハードカバーの新刊を入荷しなくなったので
書店パトが大層つまらないです。
ビッグタイトルしか扱わなくなったような…。
まぁ、このご時勢ですし、
確実に売れる本しか置きたくない(or 置けない)という事情はわかりますけれど。
けれど。
寂しいなぁ。

ということで、近頃の新刊チェックはネットか新聞頼りです。
今日の新聞見てたら、久々に変な血が騒ぐ作品を発見しました。


浅田 靖丸(著)『咎忍』

あらすじを以下に。
奇想天外な忍術。息詰まる攻防。規格外の闘いを描いた痛快作!!
非忍組――生まれ持った異能と面妖な忍術を駆使する彼らに、
服部半蔵の首を獲る、という任務が与えられた。
甲斐の忍び衆・十つ者も飛び入り参戦し、ここに熾烈極まる殲滅戦の火ぶたが切られた!!
(アマゾン・レビューより引用)


半蔵の首をめぐって異端の伊賀忍び衆とかつての武田家配下の忍び衆の
血で血を洗う忍術バトル…という認識でよろしいのですね?

これはなんとも危険な香りがしますなw
読 ま い で か !
posted by まるひげ at 03:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2012-08-22

icon_45_b.gif部屋の温度が32℃から下がらない。


窓全開・扇風機かけっぱなしなのになぁ…。
夏嫌いの人間にはひどい環境ですたい。
決めた。
俺、来年になったらエアコン買うんだ…人間らしい生活をするんだ…。

そんな不穏なフラグは置いておいて。
今日はコレの発売日だったんですね。


Linked Horizon「ルクセンダルク小紀行」

最近サンホラチェックしてなかったんで忘れとったわー。
posted by まるひげ at 23:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気になるもの | edit | web拍手

icon_45_b.gif『500年の営み』感想。


何が良いかって、ロボットのD-4QP。
面取りされたただの箱なのに、なんだあの愛らしさは!

亡くした恋人を追って自殺したはずが250年の冷凍保存の末、未来世界で目覚めた山田寅雄。世話係として起動したアンドロイドは優しく親身になってくれるものの、なくした恋人の“3割減”な残念なロボットで―?いじっぱりな青年が愛を受け入れ希望を求めて歩き出す、痛切な未来ラブストーリー(単行本帯より抜粋)。
山中ヒコ(画)『500年の営み』

BLBLしてないのでおおっぴらに紹介。
主人公の青年の恋人が男って設定だけです。(十分BLだろ)
これ別に男女の話でも全然問題ないと思うんだ。
それにしても、山中さんの絵柄可愛いですなー。

ストーリーは、まぁ公式あらすじの通りなんですが、その先を大雑把に言うと。
250年の眠りから覚めて半年後に再び大切な人と別れた主人公。
そしてさらに250年間眠りにつくことになります。
存在しているかすらわからないアンドロイドを探し
もう失われたかもしれない場所を求め、
かつて交わした約束を果たすために生きることを決意する、という
切ないながらも希望が見えるENDでした。
それと、ぽつんと呟かれる何気ないセリフが結構沁みます。

大多数の読者さまが絶賛するほどに感動はしませんでしたが、
なんというか、不思議な読了感が残る作品でした。

あと、博士! ハゲの予防薬頑張ってつくってくださいよ!
500年先の未来でも無理なのか人類…!!
posted by まるひげ at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-08-19

icon_45_b.gifほんとに実話なの?実話系じゃないの?


さて。今週月曜から楽しみにしてた「ほん怖」。
なんというか…
ドキュメンタリーが無かった分、
「世にも奇妙な物語」っぽいつくりになってたような。
ドッキリさせるシーンが凝り過ぎていてシラけてしまった箇所がいくつかあったり
役者さんの演技がアレだったりして苦しかったところもあったけど
とりあえず全部観ましたよ!
以下、観た人しかわらない一言感想文です。

・「赤い爪」
あの赤い爪は…とうがらしですか?
車止めるタイミングが絶妙です。あれから車バックするのも怖いわ。
若い子ルートと思いきやまさかの課長ルート…と思ったらラストでやっぱり若い子ルートへ修正。

・「呪われた病室」
結局、308号室で昔何があったの!?と聞きたくなる。
ラストのドッキリに不覚にもビクッとした。急にクるのやめて心臓に悪い。
つーか、実話のくせにあれは脚色しすぎじゃないのだろうか…。

・「右肩の女」
ああいう女とはとっとと別れた方が良い。
生霊じゃなくてもね!

・「真夜中の最終列車」
一番都市伝説っぽかったですね。
昔よく聞いた「最終バスの怪」の派生版みたいな感じ。

・「或る夏の出来事」
主人公の幼馴染の悠ちゃん。
松岡さんじゃないか!!(梅ちゃん先生)
あまりに松岡さんで終始そればっかりでした。
話的に綺麗にまとまってましたな。
posted by まるひげ at 02:11 | Comment(3) | TrackBack(0) | 映画、TV | edit | web拍手

2012-08-17

icon_45_b.gif『清須会議』読了。


図書館レンタ本。

「リアルうつけ」信雄。期待を裏切らないうつけっぷりが素敵。
恒興の小物っぷりも同様。
映像にしたらすごく輝くだろうなこのふたり。
あと、アイキャッチ的な滝川一益。

生誕50周年記念「三谷幸喜大感謝祭」のラストを飾る、満を持しての書き下ろし小説、遂に刊行! 信長亡きあとの日本の歴史を左右する五日間の攻防を「現代語訳」で綴る、笑いと驚きとドラマに満ちた、三谷印の傑作時代エンタテインメント! (アマゾン・レビューより引用)
三谷 幸喜(著)『清須会議』

とりあえず、冒頭の「信長断末魔のモノローグ」に笑ってしまいます。軽いな魔王!

舞台は本能寺の変〜信長自害から清洲会議終了まで。
具体的に言うと、信長の後継者を決定する5日間の会議の様子を描いたもの。
途中、ちょっとif的な設定も見られます。
特徴は軽妙な読み口と読了感。
時代小説として読むべきものではない類の作品ですが、
それ故に、ふだん時代小説敬遠している方にも読みやすい仕様となっております。
現代語で進むというのはもちろん、カタカナ語まで普通に使ってます。
登場人物のセリフと心の声だけで話が進むので、プロットみたいな感じですね。
舞台脚本の台本集みたいな。
映画化になるとまた違った形になるそうで、それはそれで楽しみです。

信長の後継者として信孝を擁立した勝家と信雄(のち三法師)を推す秀吉。
秀吉嫌いのお市は勝家支持に。
友誼を重んじて丹羽長秀も勝家サイドに。
しかしそんな勝家陣営へ秀吉の謀略の手が迫り…という展開になります。
それぞれを支える周りの脇役たちの入り乱れる思惑と打算、駆け引きが読みどころ。
登場人物の思惑ダダ漏れな後継者争い心理戦でありました。

勝家のとっつぁんが一番歳喰ってんのに一番純粋でした。
市に接近されたことで浮かれまくってる勝家。
根回しのよさと抜け目無さピカイチな秀吉、
情と打算の間で揺れる長秀。
終盤にはこの三者を中心に会議がまとめられていきます。
最終的には「すべて自分の思惑通り」と満足した秀吉ですが、実は…という
ちょっとひねった趣向になってます。

気になる脇役たち。
事務のスペシャリスト・前田玄以が地味に活躍してます。
あと、お市も寧(ねね)も松姫も計算高い。
女特有のしたたかさ怖いわぁ。
ちなみに、脇役のみなさまは大概がステレオタイプなので読んでて違和感なかったです。
posted by まるひげ at 02:58 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

2012-08-13

icon_45_b.gifお盆休みですか。


今日は朝も夜も人通りが少なくて大層ビビリました。
ただでさえ人少ないド田舎なんだから、これ以上人が減ると怖いわー。
つーか、お盆っていつもこんなだっけか…?
まるひげの職場はお盆休みがないので、
土曜放送の「ほん怖」を楽しみに一週間頑張っていこうと思います。

以下、れきだま感想文です。

10月3日に発売の月岡芳年の武者絵巻
『武者無類』『大日本名将鑑』、気になりますな。


歴史魂 Vol.8 2012年 09月号

巻頭特集が「織田信長クロニクル」ということで、
1歳1ページ、49ページに亘って信長の生涯がまとめられている点が凄いですね。
途中、年表やら雑学コラムやら肖像図特集やら、
同時代に生きた武将たちとの関わりなんかもイラスト多めで解説されてます。
その他、映像や活字、コミックなどで信長主役の作品を紹介。

NEO講談は小野大輔さんによる「尾張のうつけ、天下を誓う」
すいません、いつもの如くシナリオ読んだだけです。
一言でいうなら、
「うつけ時代の信長が諫死した平手政秀の書状を手に天下取りを誓う」というもの。
物語的にはとても単純なお話なのですが、
小野さんのおじいちゃん役(政秀)が見どころ(聞きどころ?)でしょう。

・時事ネタとして“歴史上の英雄たちがオリンピックに参戦したら?”
というコンセプトの「歴史魂的最強ニッポン選手団」
射撃の代表選手が織田信長、アーチェリーは那須与一、フェンシングが沖田総司…
さもありなん、なラインナップ。

おさるとニャン兵衛の「入門」コーナー
両者のボケ&ツッコミがツボなこの特集、
今回は「サルでも暴れる豪傑入門!」をテーマに
「豪傑」と称えられる古今東西のむさい漢どもを紹介。講師は武蔵坊ベンケー先生。
そうそう、黒田家は家臣に恵まれてるんだかそうでないのか…
いや、確実に恵まれてはいるんだけど、性格に難ありの人たちが…ねぇ?

やや真面目系な特集としては
・戦国大名の血族〜そして子孫はどうなった?
東北から九州まで、各地方の名将の子孫たちの存続と滅亡を追ったもの。
・歴史教養講座 一級史料ってナニ?
「一級史料」と呼ばれる史料とは何か、どんなものがそれに当たるのか、
史料の評価の条件や価値、実情などを述べた特集。

・今号の「偉人ブログ」がひどいwww
腐女子な濃姫とそれに巻き込まれる可哀想な光秀。

その他、いつもの歴史エンタメ情報内の新刊書籍やらゲームやらコラムを
ゆるりと楽しませて頂きましたです。
posted by まるひげ at 23:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2012-08-12

icon_45_b.gif女装子という呼び名もあるな…書店パト。


書店に行ったら、るろうになんちゃらの映画版のPV流してあって、
「人斬り抜刀斎」という単語を十ウン年ぶりに聞きました。
懐かしいなぁ。いい具合に再読したくなる頃合ですな。

それはそうと、今週の書店パト購入ブツ晒し。
雑誌1点、マムガ4点、CD1点の散財です。
最近どうやらマムガ熱が沸騰しているようだと昨日あたりに気がついた。


歴史魂 Vol.8 2012年 09月号

リアル書店で買えたよ!
まだチラっとしか読めてませんが、魔王の特集が本体の半分くらいのボリゥムです。



岩原 裕二(画)『Dimension W(2)』

さっそく続巻購入。



ほおのきソラ(画)『ワンニン!(3)』

イヌ耳くのいちマムガ新刊。
ハンゾウの嫉妬心が燃え上がるようですぞ。にやにや。



坂ノ睦(画)『あやしや(1)』

『忍びの国』のコミカライズ版を手がけたマムガ家さんのオリジナル作品だそうで。
鬼と人とのバトルもの。



山中ヒコ(画)『500年の営み』

読書メーターで見かけて気になって。
あれ?もしかしなくてもBLなのこれ??



LINKIN PARK「Living Things」

発売1ヶ月過ぎたところで、LINKIN PARK5thアルバムを購入。
いつも洋楽はインポート盤を購入するのですが、
久しぶりに買ってみたらフィルムシールが開けやすくなってる。いつからだ…?

自分にとってリンキンは初期2作が好みなので、
3、4作目は2度聞いただけで沈黙してました。
今回はそれよりはマシのような…。
謳われている「原点回帰」とは違う気がするけどね。
それにしても、賛否両論分かれてるなこれ…(苦笑)。

あと、目に留まったモノ2点。


坂野 りんご(画)/西田 知己(監修)『江戸ちえ』

江戸の庶民の暮らしをモデルに、現代でも参考にしたい生活の知恵が
可愛らしい動物キャラによって紹介されています。
いわゆる「江戸しぐさ」関連本と言いましょうか。
モノのリサイクルとか他人に対する心遣いとか、地域社会の繋がりだとか、
ちょっとした工夫と気配りで生活が実りあるものになるよ!というお話。
とても読みやすくて可愛いのですが、
フルカラーじゃなくても良いと思うんだ。



おと★娘(おとニャン)vol.8

…ちょっと前から気になってたこと。
こういう本って、対象者は男性なのだろうか女性なのだろうか?
ちぅか、「女装男子」と「男の娘」ってイコールなんだろうけど、
となると「マ●コデラックス」と「佐●かよ」がイコールってことになるんだよね。
…なんとなく釈然としない。(そもそも比べること自体が間違っている)
posted by まるひげ at 01:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2012-08-10

icon_45_b.gif『Dimension W(1)』感想。


まさに近未来SFアクション。
ハイテク世界を舞台に、アナログ男とアンドロイド少女が駆け回るお話です。
アニメ映えしそうな作品だなぁ。

次元間電磁誘導装置、通称“コイル”と呼ばれる発明品の誕生によりエネルギー問題が解決した2072年―。不正コイルの“回収屋”を生業とするマブチ・キョーマは、とある依頼の最中に謎の少女ミラと遭遇する。それはX・Y・Zに続く次元軸『W』の秘密へと近付く運命の出会い…。人類と科学の未来を示すプログレッシブSF、始動!!(単行本より引用)
岩原 裕二(画)『Dimension W(1)』

物語の舞台は2072年。
近未来SFの世界観は、これまで多くの作品にあるようなテイストです。
(表は綺麗だけど、裏っ側はジャンクなスラム街)
主人公は、
半纏・ステテコ姿のむっさい男・キョーマと
世紀の発明者の手でつくられたアンドロイドの少女・ミラ。
この二人が、第4の次元軸『W』に存在する無尽蔵のエネルギーを取り出す装置「コイル」をめぐり、
コイルの謎とそれを管理する世界最大の企業と深く関わっていく…という展開になりそうです。

1巻では、世界観とキャラの紹介後、
キョーマがミラと出会ってから本格的に物語が動き出します。
コイルの発明に関わる凄惨な事件とキョーマの過去、ミラの秘密…等々、
伏線がたくさん埋め込まれてますが、まだ1巻なのでなんとも言えませんね。

物語のテンポが良いので、すんなり読み進められるかと思います。
機械嫌いのキョーマとミラの掛け合い、一癖ありそうな脇役、
スピード感あるアクションシーン、どう転ぶかわからない展開…引きはバッチリです。
とりあえず続きを追っかけてみようと思います。

あと、どうでも良いっちゃーどうでも良い話。
表紙カバーが部分的に蓄光仕様となってます。暗いところで光るやつね。凝っとるなぁ。
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2012-08-08

icon_45_b.gif『乱と灰色の世界(4)』感想。


あれ?
後半、すごい駆け足な展開になってしまってます。
ちょっと置いてかれたよ!

それにしても骸虫が襲来する前の魔女の村、なんという理想郷。

もしも魔法がつかえたなら、キミを危機から救ってあげるのに。いま、騒乱が始まる…!(単行本帯より引用)
入江 亜季(画)『乱と灰色の世界(4)』

前半は乱の学校生活とたま緒による魔法授業、
後半は凰太郎に憑いた骸虫による魔女の村の襲撃という展開となっております。

前巻までの、魔法使いキャラのドタバタな日常を描くのではなく、
突如スピードアップした物語にキャラをくっつけているような描き方になってるのが気になる。
もともと散文的な描き方をするマンガ家さんで、そこが魅力なんですけどね。

ちなみにキャラの魅力は変わりません。
乱はいつもの如くエロ可愛いく、
乱の秘密を知った日比少年との友情は固いものに。
凰太郎はすっかり骸虫に身体乗っ取られてもう大変。ほんと大変。
黒羽衆の皆様でさえ、骸虫には歯が立たず完敗であります。
黒羽衆好きなんだけどなぁ…残念。
ここにきて新キャラも登場。
乱をライバル視する美少女魔女の月光印仁央、
珊瑚ちゃん含む皇4姉妹、
別珍先生がはべらせてる蛇の看護婦ども…ミーハーだな!!
女の子キャラいっぱいでキラキラしてます。

もうすぐ終盤らしいので、今後ずっとシリアスが続くかと思うとハラハラです。
posted by まるひげ at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-08-07

icon_45_b.gif『GANGSTA.(3)』感想。


ウォリックとニコラスの過去、想像以上に重い。
お互いが親を奪った存在で、でも主従で相棒で。
ウォリックがニコラスに字教えてるシーンが平和で和む。
平和と言えば、ニナちゃんと名倉。特に名倉。ありがとう名倉!!

二人を縛る絶対の命令は下された 過去に遡る二人の出会い…ニコラスとウォリック 彼らを縛るものとは一体…?―そして再燃する黄昏種虐殺の影にエルガストルムがゆれる…(単行本帯より引用)。
コースケ(画)『GANGSTA.(3)』

これまでは物語の設定が明らかにされてなかったために
なんとなく雰囲気で読んでいたところが大きかったのですが、
ここにきて、詳細が分かり始めました。
作品の舞台となっている街エルガストルムの実体と歴史、黄昏種、主人公2人の過去。
そして現在進行形の謎としては、黄昏種を狙った連続殺人事件。
今巻はバトル少なめだったので、次巻は血を見ることになりそうな。
あと、ウォリックの異能と頭痛がどうにも不穏。

それにしましてもですよ。
仔ニコラスのあの可愛さ。キリングマシーンのあの小動物的可愛さはなんだ。けしからん!
両手で刀抱える姿がかわいい。寸足りてないよ!
でもこの巻だけだと、ニコラス→ウォリックの感情が読めないなぁ。
左目抉ったのはウォリックの為を思ってのことなんだよね?
ウォリック少年のお坊ちゃんぶりも素敵です。
あんな良家の「僕」が「俺ちゃん」になるまでの過程が知りたい。

あと、個人的には、隊長の非道っぷりは嫌いじゃないです。
実の息子に対して黄昏種としての利用価値しか認めていない様子が描かれますが、
この人ほんとにニコラスを疎んじてた以外の感情はなかったのかな、と。
ニコラスが字の練習していたところを発見した時とか、別れ際の表情とか。
読みようによっては、ニコラスをウォリックに託した、
とも考えられそうな気がするのですが。甘い読み方をすればの話だけどね。

カバー裏が切なすぎてもうね…!!
これは十数年の間に1度でも現実にあったことなのか、
それとも叶わなかった願望だったのか、
どちらとも読めますがどちらであっても辛いことには変わりない。

次巻はマフィアン熟女ファンタジーになる…て本当ですかw
性転換はともかく、熟女も良いよね!怖いバ…熟女ばっかりだろうけど。
なにやら強敵なエリカ様、
アレックスとニコラスの微妙な関係も気になるところです。
posted by まるひげ at 21:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-08-06

icon_45_b.gif11月3日公開とか。


どうもおばんさまです。
最近、戦国成分足りてない気がするまるひげです。
ちょっと前から地味に黒田熱が湧いている気配なのですが、
図書館で予約した三谷監督の『清須会議』の貸し出しが俺のターンになったので
期限切れになる前に先に手をつけようかと思っております。

そうそう、戦国といえば今日はコレ↓の発売日ですな。


歴史魂 Vol.8 2012年 09月号


以下、気になるネタをおひとつ。
高村薫女史の『黄金を抱いて翔べ』が映画化してたんですね。
知らなかったわー。
高村作品は高校時代によく読んでたのですが、
いま読んだら、読了した日は終日気が滅入るくらい重苦しい作風だと思うんだ。
それはそうと。
当然のことながら、モモさんが誰かってのがまず最初に気になりました。
チャ●ミン氏ですか。
すいません、自分、韓流有名人さんの顔わからんのでピンと来ません。
ところで女装姿は拝めるんでしょうか(真顔)。
予告版見たら、見事なまでにクライム・ムービーで(笑)。井筒監督だもんな!



キャストがほんと豪華です。
posted by まるひげ at 00:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気になるもの | edit | web拍手

2012-08-05

icon_45_b.gif『マギ(13)』感想。


おっと、このマムガの感想文忘れてた。

アリババのイジられっぷり、もはや安心の域。
白龍にまでおちょくられとる…w

それぞれの目的のためにシンドリアを離れることになったアラジン、アリババ、モルジアナ、白龍、紅玉。物語はここから大きな加速を始める。早世の物語第13巻!!(単行本より引用)
大高 忍(画)『マギ(13)』

次章までの中継の巻。
それぞれの目的地まで一緒の旅、ちょっと寄り道で海賊退治といったところ。
前巻でみんなバラバラになってしまいそうな気配であったものの、
アラジン一行の旅はまだもう少し続くようで、良かった良かった。
やっぱりね、みんな一緒が楽しいですね。
海賊の親玉「大聖母」とのバトルはすぐに決着つきそうですが
厄介な敵でしょうなぁ…。

それはそうと今巻の見所は
シンドバッド VS 紅玉の魔装バトル、
紅玉の失恋とアリババとの友情、
白龍 → モルジアナの恋…といったところ。
そしておまけマンガでまでいがみ合ってるアリババと白龍。
どっちも扱いがめんどくさいキャラなんで、ある意味似た者同士なんでしょうね!

10月からはついにアニメ化スタートということで、そちらも楽しみです。
posted by まるひげ at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-08-02

icon_45_b.gif『忍剣花百姫(一)めざめよ鬼神の剣』読了。


7月の積読本消化2冊目。

戦国を舞台とした、戦う少女の伝奇活劇ファンタジーでした。
ジャンルとしてはラノベというより児童書ですな。
さらさらと読み進められます。

時は戦国乱世。忍者の城・八剣城を正体も知れぬ魔の軍勢が襲う。城主は戦死、わずか四歳の花百姫は霊剣を持ったまま行方知れずとなった…十年の歳月が流れた。記憶を失い、少年として育てられた姫。ふたたび魔が蠢きだす中、姫の記憶と不思議な力が次第に目覚め、神宝を持つ無敵の剣士・八忍剣も姫の下に集い始める。だが彼らの前には、巨大な敵と過酷な運命が立ちはだかっていた(文庫より抜粋)。
越水 利江子(著)『忍剣花百姫(一)めざめよ鬼神の剣』

他レーベルで完結済み(全7巻)のシリーズが新装文庫版として再始動。
1巻はまるっと物語の導入部なので、
世界観やらキャラの相関関係などが主に描かれます。
主人公である花百姫の活躍はほとんどないですね。
その分、個性的な脇役たちが目立っています。
勝気な男装の麗人や誠実な家臣、凄腕の忍者たち、謎だらけの強大な敵等々…。

大筋としてはシリアスなお話なのですが、
会話シーンでほのぼのというかコミカルな場面が多いので、重い雰囲気はありません。
展開は結構早いです。
今後は、花百姫が持つ不思議な力を宿す剣「天竜剣」の導きにより、
八人の剣士(忍者?)たちが花百姫を助けるため集結するのでしょう。
あとがきによればこの物語、時空を超えて異世界に―!という流れになるらしいです。
い、いせかいかぁ…どこらへんじゃろ…?

ちなみに、新装版は2ヶ月に一冊のペースで刊行されてます。
ただいま2巻まで発売済。
posted by まるひげ at 23:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit | web拍手

2012-08-01

icon_45_b.gif『六花の勇者(1)』読了。


7月の積読本消化1冊目。

6人のはずの勇者が7人、そのなかに裏切り者が1人。
果たして誰が…?というwkwk感満載のミステリ+ファンタジーでした。

闇の底から『魔神』が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。地上最強を自称する少年アドレットは、その六人、『六花の勇者』に選ばれ、魔神復活を阻止するため、戦いへ向かう。だが、約束の地に集った勇者は、なぜか七人いた。七人のうち誰かひとりが敵であることに気づいた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。そして、その嫌疑がまっさきにかかったのはアドレットで―。伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、堂々始動(単行本より引用)。
山形 石雄(著)『六花の勇者(1)』

地上最強を自称する主人公アドレットは、正直ちょっと五月蝿いお調子者。
この彼が「仲間とともに魔神を倒しにいく」という
昨今あまり見ないほどの王道RPGなのですが…。
ラスボスにたどり着くはるか前の段階で、すでに満身創痍です主人公。
正体の見えない敵の罠に嵌められ、
裏切り者として他の仲間に追われるアドレット。
死闘を潜りぬけ、ついに誤解を解くことに成功します。
本当の裏切り者は…っとここまで!
アドレットの戦闘能力が他の仲間よりも劣っている分、頭脳戦が見所となっております。
そして終盤で振り出しに戻る、という…あれからどうなるんだ(笑)
続きがどうにも気になる1巻ラストでございました。

硬質な文章と物語の構成が好きな作家さんなので、そこに関しては文句ないです。
緊迫感のあるスピーディーな戦闘シーン、
個性の強いキャラクターも相変わらずです。
キャラがかぶることがないんですよね、この人の作品。
不幸な過去持ちのツンデレヒロインがデレるのがやや早い気がしないでもないけど。
ただ、イラストにちょっと違和感が。
地味に脳内イメージとズレるような…。
特に少年剣士と暗殺者。二人とも、もうちょいゴツい印象なんだがな。
あ、それと。
幼女の攻撃がゲ●ってのはどうなのかと問い質したい。
posted by まるひげ at 03:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit | web拍手
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