2012-06-29

icon_45_b.gif『信長のシェフ(4)』感想。


ここまで来ると、ケンの料理解決法は開き直ってるというか
吹っ切れたような感がありますな。このまま突っ走ってくれ!

義弟・浅井長政を討つため出陣した信長は、ケンを敵方の料理人に仕立て上げ、浅井の本陣へと送り込む。たが、その正体が見破られ…。戦史を代表する凄惨な戦い「姉川の合戦」が迫る中、ケンは!?(単行本より引用)
梶川 卓郎(画)/西村 ミツル(原作)『信長のシェフ(4)』

読みどころは、戦国お子様ランチと姉川の合戦でしょう。
前巻にて小谷城に潜入し、捕らえられたケン。
信長の間者として処刑されそうになったところを
市の口添えにより、料理と引き換えに命を助けられることになります。
その料理が「茶々の嫌いな肉料理」…見た目はお子様ランチ。
頬袋にいっぱいつめこんでもぐもぐしてる茶々が可愛い。

姉川の戦いでは、秀吉&半兵衛もちょろりと出てます。
戦闘シーンそのものは結構アッサリ終わってます。

料理によって小谷城では自身の命の危機を、
そして姉川では織田軍の危機を救ったケン。
こちらも『最後のレストラン』同様、料理は心理戦ですね、本当に。

キャラを見てみると。
市の視点で語られる信長と長政の関係が良いですね。
兄の理解者でありながら長政を選んだ市と、
義兄を慕っていながらもその理解者にはなれなかった長政。
市がケンに託した言葉を聞いて、信長が珍しく汗かいてます。
そうだよなぁ、「寂しがり屋」なんて言われちゃあね…事実だろうさ!

姉川では、迫力の脳筋…もとい忠勝VS真柄対決、遠藤直経の最期あたりは
同時期を描いた『信長の忍び』版(5巻?)が脳内にチラついて困る(笑)。

あと楓ちゃん。
デレが意外に早く来たな!

そんな感じで、浅井との戦は小休止。
次巻はケンが堺へ買い出しに行くの巻。
納屋衆の接待ミッションが待ち受けておるようです。
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2012-06-28

icon_45_b.gif『まじかる無双天使 突き刺せ!!呂布子ちゃん(8)』感想。


おっと、このマムガの感想文を忘れておった。

ここ数巻の展開、
いろいろ詰め込んでるなぁと思ってたら次巻で完結とか! 唐突だよ!

いまだ無双天使になってない呂布子達…三国天使界を救うため、孔明のまじかるパワーで作られた学園にて呂布子、曹操、孫策達の修行は続く!その先には天帝が課す卒業試験が!!7巻に引き続き、魏×呉×呂布子軍みつどもえの三国志学園編です!!
鈴木 次郎(画)『まじかる無双天使 突き刺せ!!呂布子ちゃん(8)』

無双天使への試験、
「あれ?呂布子てまだ無双天使じゃなかったっけ??」というのが正直な印象です。

今巻のメインはふたつ。
孔明の過去と呂布子・曹操・孫策の無双天使試験。

孔明と李儒の過去話で孔明の黒歴史がこれでもかと暴かれます。
厨二孔明…最低だなおまえw
無双天使試験は呂布子VS趙雲、曹操VS徐庶、孫策VS龐統。
まぁ、バトルはいつものノリです。顔芸楽しいよ呂布子&陳宮。

気になってた、というか登場後からずっとハラハラだった孫策の死ですが…
次巻予告ページを見るとすっかり黒孫権に代替わりしてますね。
え、やっぱりこれで孫策退場なのかしら。
下戸時のキャラ崩壊やら周瑜との喧嘩やら面白くなってだけに残念。
そして予告ページといえば、貂蝉。
大部分の読者は忘れてると思いますよ彼女の存在を(笑)。
李儒とセットで出てくるんでしょうね。
なんだかラスト1巻はすごい駆け足で終わってしまいそうな予感がしますが、
もう一度マリエ&カン子ちゃんが出てくれることを願います。
posted by まるひげ at 23:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-06-24

icon_45_b.gifここ数日の書店パト。


梅雨に突入したせいか、最近地味に寒いので、ストールを買いました。
淡い色調で描かれたダリアの花があしらわれているストール。
普通、ダリアって大柄で鮮やかな色が特徴ですが、敢えてのぼかしカラーに惹かれました。
決して、ダリアといえばシバリョ版又兵衛(『城塞』)を連想したわけではありませんよ。
…ありませんとも。

とっとと本題。
見事に戦国ネタマムガばかり4冊購入。


梶川 卓郎(画)/西村 ミツル(原作)『信長のシェフ(4)』

タイムスリップ戦国グルメマムガ新刊。
今度の舞台は姉川だとか。



阿部川 キネコ(画)『放課後関ヶ原(2)』

ハイテンション戦国学園ギャグマムガ新刊。
今巻もツッコミどころだらけですが、とりあえず佐竹(義宣)がひ ど い w



槇 えびし(画)『朱黒の仁(壱)』

大坂の陣を舞台とした、幸村&大助父子、そして信之が主役の歴史マムガ。
単行本となるまでに紆余曲折があったということしか知らないまま購入しちまいました。
大坂の陣ネタということで、あの人やこの人も出るんだろうなぁウフフ…という期待大。



大竹 直子(画)『阿修羅の契』

先月の新刊。
今日、リアル書店で見かけて飛びつきましたわい。
だってね、帯に「宇喜多直家」の五文字が。買うしかないじゃないの。
パラリと見まするに、龍ノ口城の美少年刺客こと岡剛介が主役の2編と、
若かりし頃の直家が主役の1編が収録のようです。
posted by まるひげ at 20:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2012-06-23

icon_45_b.gif『最後のレストラン(2)』感想。


一番好きなのはクレオパトラ編かな。ラストが良いわ。
あと、ダリのマジ顔ちょうかっこいい。

ジャンヌ・ダルクを雇い入れたレストラン「ヘブンズドア」に自害直前のヒトラーが迷い込む。気落ちしたヒトラーにシェフ・園場が出した一品とは―!?(単行本より引用)
藤栄 道彦(画)『最後のレストラン(2)』

今巻来店のお客様とそのオーダーは以下の通り。
ヒトラー「幸福を知る一皿」
ビリー・ザ・キッド「本当においしいもの」
クレオパトラ「真珠の値打ちに見合う料理」
ダリ「ダリを表現した一皿」
関羽「感涙する一皿」

各話の最後にオマケでついてるキャラ制作裏話ページが面白いです。
描かれる偉人たちはステレオタイプを崩すことなく
適度にアレンジが加えられているので違和感はさほど感じられません。
シェフ・園場は日常生活ではネガティブ思考のヘタレながらも
料理に関しては豊富な知識と客に対する観察眼を武器にオーダーを完璧にこなしていきます。
つーか、心理戦ですよね毎回毎回(笑)。
そして前巻ラストで新たにウェイトレスとなったジャンヌ。
前巻は電波娘だったのが、
今巻ではストーリー展開に非常によく作用するキャラとなっております。えぇ娘や…。

ヒトラー編の「幸福は逃げ水のように実体がない」というのは名言ですな。
余談ですが、個人的に幸せだなぁと感じるのは
休日の朝、一度目が覚めて「今日は仕事休みか…まだ眠れる…」て感じる時。
美味しいもの食べた時よりそっちの方が幸せ度が高い。
posted by まるひげ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-06-20

icon_45_b.gif『ふたり、幸村』読了。


図書館レンタ本。

おそらく、山田作品初読者には敷居が高い作品ではないかと。
誰のことですか私のことですよ。

講談で真田信繁の“別名"として描かれる幸村だが、信繁とは別に、実在していた?戦乱の天正十一年。諏訪大社の雑人ににして、真田家から微禄をあてがわれ早飛脚をつとめる少年、雪王丸は、諏訪湖の御神渡りを目の当たりにしていた。激しくひび割れる氷の音は、雪王丸のその後の波瀾の人生を予感させるようであった。数奇な運命に導かれ、雪王丸は真田幸村と名乗り、戦国の世に羽ばたく。史実の間隙をつく鮮やかな筆致で描く、戦国時代エンターテインメント(単行本より引用)。
山田 正紀(著)『ふたり、幸村』

物語の核の部分をいまいち読みきれていない気がするのは、
作者の意図していた「マジックリアリズム」の手法が個人的に苦手なせいもある。
どうにも話に入り込めなかったわ…。

それはともかく。
あらすじにある「戦国時代エンターテインメント」と聞いて
想像するような内容とはかなり違っておりました。
血湧き肉踊る系の時代小説ではありませんので、これから読む方はご注意あれ。

現実と夢、過去と現在が錯綜する、非常に壮大な物語でした。
幻想的というか観念的というか…むしろSF?
大きな歴史の流れと、それを見下ろす神鷹の視点がキーポイントです。
ストーリーは、
「信繁と幸村は別の人間だった」という設定で始まり、
主人公である雪王丸(=幸村)の少年時代からその死までが描かれます。
信繁の影武者となった幸村は、
望月六郎、山本道鬼斎、真田昌幸ら“軍配師”との交流を通して
自らもまた軍配師として歴史に名を刻むことになるのですが…。
ポイントは、この幸村の英雄譚がメインではない、というところなのです。
禰津甚八、海野十郎ら真田十勇士は、作者の都合により八勇士に。
リストラされたのは入道と名のつく2名様です。
作中、人でない形で名前だけは登場してますが(笑)。

中盤以降の展開は
史実に対する作者の考察が続きます。
そもそも、戦国時代とはどのような時代であったのか?
何故、関ヶ原で真田家は西軍と東軍へ分かれたのか?
何故、関ヶ原合戦後、昌幸と信繁は九度山配流だけで済んだのか?
何故、大坂冬夏の陣に関する文献では、徳川時代以降に書かれたにもかかわらず、
敵方であるはずの大坂の武将が過大なまでに褒め上げられているのか?
これまでの解釈をバッサリ斬り、史実の背後にある謎を作者が暴くのですよ。
ある意味、ここが一番読み応えがありました。
昌幸と家康の密約なんて、パッと考えただけではあり得なさそう…
いやいやちょっと待てよ!な感じでワクワクするでねぇか。

個人的には、
若かりし頃の藤原惺窩が雪王丸に語った蝸牛の神話と、
ラストの締め方がとても良いと思います。
posted by まるひげ at 00:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

2012-06-18

icon_45_b.gif『漢詩の絵本』読了。


図書館レンタ本。

龍神貴之氏のイラストがセンス良いですな。

本書は、日本人に親しみ深い漢詩の雄渾な名調子を、視覚的にも楽しめるよう、イメージと現場の写真で構成しています。杜甫、李白、白居易、王維、武帝、項羽、劉邦など詩聖、詩仙の活躍した舞台となった古代の中国にいるように、壮大な大陸の山河や古城の情景を見て味わうことができます(アマゾン・レビューより抜粋)
加藤 徹(編・訳)『漢詩の絵本』

詩のイメージに合う写真とイラストがオールカラーで掲載されていて、非常に豪華です。
前作の『絵で読む漢文』よりも若干ボリュームがあります。
でもそのわりに、お値段1,380円というのはお得なのではなかろうか。
(絵本って地味にお高いもんですよね…)

ちなみに、肝心の中身はというと。
収録されている漢詩作品は、ほとんどがメジャーなものばかり。
広く浅く有名どころを集めてみました、という印象。
漢詩の黄金期である唐代の作品が多いです。
訳は前作と同様、適度に意訳されているので、
作品の背景や作者がどんな人物なのかを補ってくれているので、読みやすいかと。
収録作品はテーマごとに分類されており、各テーマは以下6つ。

・自然とともに
・旅をして故郷を思う
・愛すること 大切に想うこと
・乱世に生きる
・今を生きていく強さ
・漢詩に親しんだ日本人


各テーマの最後に解説がついています。
さらに巻末には年表や索引などもついているのがなんとも親切仕様。

漢詩好きな人は少数派かもしれませんが、
名詩ばかりなのでプレゼントとして送っても良いかもしれません。
ぱらぱらと眺めるだけでも漢詩のじんわりとした趣が感じられて、
小説を読むのとは一味違う読書時間を過ごすことができました。
休日にお茶とともにゆったりと読むのがオススメです。
posted by まるひげ at 00:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 坩堝 | edit | web拍手

2012-06-14

icon_45_b.gif腹八分目から始めてみよう…書店パト。


ここ最近、「夜ご飯後は必ず寝落ち」という悪癖を身につけてしまいました。
一日で最もマッタリできる大事な時間なのに、睡魔にやられるとは情けない。
…とか悔しがっていたら、今日なんざ一日中胃がもったりぐったり。
なんとかしないと!(切実)

それはそうと。
以下、ここ数日の書店パト(ネット経由)購入ブツ3点です。


歴史魂 Vol.7 2012年 07月号

え、もう7号? というのが正直な感想。
まだサラリとしか読めてませんが、前号よりは読み応えがイマイチごにょごにょ…
これまで毎号ついていた小説作品が収録されてないのは残念。



藤栄 道彦(画)『最後のレストラン(2)』

タイムスリップレストラン新刊。
今巻来店のお客様は
ヒトラー、ビリー・ザ・キッド、クレオパトラ、ダリ、関羽の5名様だそうで。



春名 徹(著)『細川三代 幽斎・三斎・忠利』

ノット新刊。
『黒田家三代』読了の勢いで、ウッカリ購入。
結構なボリューム(500ページ超)でビビる。
posted by まるひげ at 00:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2012-06-10

icon_45_b.gif『殿といっしょ(7)』感想。


ソーリンが、とってもとってもかわいそうです。

伊達政宗と蒲生氏郷の直接対決が実現! 一方、浅井長政の裏切りにより織田信長は生涯最大の危機を迎え、戦国が誇る男の娘・長宗我部元親にも結婚という大イベントが訪れる……。その他、石田三成&大谷吉継の友情イベント、明智光秀の奥さん登場など、全国各地の戦国武将の大事件や小事件の数々をギャグ風味でお届け!(アマゾン・レビューより引用)
大羽 快(画)『殿といっしょ(7)』

7巻を迎えても、まだまだ出る出る新キャラたち。
今回は高橋紹運&宗茂父子、元親の弟・吉良親貞、光秀の妻・熙子、
六角承禎、片倉小十郎の姉・喜多…他ぽつぽつと。

レギュラーメンバーも絶好調です。
四国は…終わっとるw
まぁ、ナナツカタバミィ結成で平和そのものという見方もあるけど!
信長まわりは時間の流れが感じられる展開ですな。
刑部は病の前に身体を張ったネタが原因で命落としそう。なんて残念な美形…。
慶次ネタは、いつぞやの「今夜●ヒストリー」とまるカブり(笑)。
でもこっちの慶次は、ドヤ顔で終わらせてくれないのが可哀想なところ。
兼続と慶次コンビは見事ですね。
慶次ほどダメ出しにめげない人間はさぞかしイジり甲斐があるだろうて。

おっと、忘れちゃいけないのがおまけ漫画「信長の忍び」×「とのいつ」。
「何なの向こうの秀吉!!」に笑った。スベったのか、千鳥…。
posted by まるひげ at 00:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-06-09

icon_45_b.gif『黒田家三代 戦国を駆け抜けた男達の野望』読了。


6月も上旬が終わろうとしているこの時に恐縮ですが、
すいません、これ先月の積読消化本です…。

作者さまの文章センスが妙にツボで、終始楽しく拝読できました。
タイトルこそ「黒田家三代」ですが、主役は長政。
「長政、大変だなぁ…」という感想です。はい。
とりわけ長政と又兵衛のギクシャクっぷりがとても美味しいわけですよ。

秀吉に恐れられた軍師・官兵衛が、礎を築いた福岡藩・黒田家。代々同じ葛藤が当主を苦しめる。才人たちが陥った深い闇が起こす、苦悩の顛末を描いた歴史長編(単行本帯より引用)。
池田 平太郎(著)『黒田家三代 戦国を駆け抜けた男達の野望』

福岡藩主・黒田家の人々とそこで起きた出来事について、
作者さま独自の視点で考察されております。
各章のボリュームも少なめ(約40ページ)、
かつ読みやすい文体なのでスムーズに読み進められるかと思います。
カテゴリとしては、歴史書と小説の中間くらいの立ち位置でしょうか。
ところどころ世界史ネタや現代の政治ネタ、
取材時のちょっとしたこぼれ話等が挿入されているのが面白いです。
たまに小説というか物語調な描写があるのですが、
そこがまた小話ながらも味があって良いのです。

ちなみに、本章は黒田家三代の統治をまとめたもので、それぞれ
第一章…官兵衛、
第二〜五章…長政、
第六章…忠之
という配分となっております。

官兵衛は秀吉に対する反骨精神に火が点き、
長政はそんな父親に手を焼く一方で、先代からの家臣たちの扱いに苦しめられ、
忠之は傲岸不遜な家老を憎み、さらには懐具合の厳しい藩運営に苦悩する…
という状態。
家臣とうまくいってないという点では、長政と忠之が共通してますな。
かの有名な黒田騒動についてがちょっと駆け足なのですが、
作者さまの視点が長政中心なので仕方ないことかと。
あとがきまでもが長政一色(笑)。

気になった点。
プロローグで曹丕と曹植の兄弟確執を題材とする「七歩詩」が登場するんですよ。
というのも、この本自体が黒田家当主と周囲との反目や確執をテーマとしているからなんでしょうね。
…でもエピローグが「黒田騒動その後〜明治」なので、
プロローグだけがなんとなく浮いているような気がする…。
posted by まるひげ at 01:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

2012-06-07

icon_45_b.gif『花もまた、きみのため。(3)』感想。


うーん、これはちょっといただけない。
ラブロマンスに感動できなかった自分が悪いのだろうか…。
それはそうと、“茶々ちゃん”って呼びにくくないか初姉さんよ。

互いに惹かれ、愛し合いつつも敵同士となった展開と茶々。豊臣の側室「淀君」に戻った茶々は、逃れられない“絆”に苦しめられる。やがて、豊臣と徳川の最後の戦いが始まり…燃え上がる大坂城で、ふたりが選んだ結末とは―!?(単行本より引用)
もとむらえり(画)『花もまた、きみのため。(3)』

天下泰平を求めながらも、茶々のためにすべてを捨てる覚悟を決めた天海、
女として天海を愛しつつも、母として子を守るため豊臣を選んだ茶々。
ものすごく乱暴に言ってしまえば
「紆余曲折を経て結ばれる二人」というハッピーENDでした。
ところがところが。
その紆余曲折がとっても駆け足。
3巻で収めるにはちょっと無理がありますねこれ。
あくまでも「天海と茶々」のお話なんだなぁ…という印象です。
脇役が少ないうえ、主役二人にはそれほど深く絡んでこないので
読んでいてどうにも上滑りな感が否めません。
ラブいロマンスがメインだから仕方ないんでしょうかね。

ちなみにこの作品、基本的には第1作の『愛しの焔』と似たような展開です。
まさかとは思ったが、鶴松に続き秀頼まで天海の子になっとった…。
ラブロマンス以外で目についたところは、
「大坂の陣は、淀殿を想う秀頼が決したもの」というアイデアかしら。
母を慕うちび秀頼の可愛らしさと
茶々が豊臣から解放されることを願った秀頼の最期の告白が見所です。

それにしましても。
ちょっと、崇伝。あの子!
これまで天海に対して「可愛さ余って…」な暴走っぷりを見せていた崇伝でしたが…
なんだろうあのサワヤカな結論(苦笑)。
「天海のいない世界なんてありえない」とまで言っておきながら
ラストで崇伝がとった行動は、なかなかにヤンデレなものだと思うのですがどうだろう。

そんな感じです。
なんだか文句ばかりの感想文で申し訳ない…(汗)。
posted by まるひげ at 01:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-06-05

icon_45_b.gif『GATE7(3)』感想。


家光怖いし政宗アレだし。
つーか、いよいよ『X』的展開になってきたよねこれ。

真田幸村を豊臣に従わせるため、幸村と死闘を演じる桜が、秘めたる力を発揮。緊迫する二人の戦いの行方は!? 一方、家光が思いも寄らぬ手段で致佳人と接触。第六天魔王を巡る争いが、徐々に激しさを増していく!(単行本より引用)
CLAMP(画)『GATE7(3)』

幸村を豊臣サイドに引き入れるため、桜と幸村のバトル、
徳川サイドからの刺客・ガラシャと政宗のバトル、
ラストではさらに敵の襲撃が…!
という展開でバトル尽くしの今巻でした。
肝心の話の方は、広がるばかりで先に進みません(苦笑)。
伏線もあちこちに散らばってるのでまだまだ謎だらけ。
この調子だと進展にはかなりの時間がかかりそうなので、
今のところは新キャラの登場を楽しみに待つことに致しますよ。

ちなみに今巻の新キャラは…ガラシャだけかな?
ゴスロリなガラシャにあの隠威は合ってるのか合っていないのか…(悩)。
あ、明智せんせえはハマり役だと思います。
posted by まるひげ at 00:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手
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