2012-01-31

icon_45_b.gif『神出鬼没!戦国忍者伝』読了。


今月の積読消化本3冊目。
積読してるうちに絶版になってもうた…。

乱世の闇を跋扈した忍者は、戦国時代の裏面を彩る主役だ!本書は、忍びの者を主人公とする短篇小説の傑作を集めた一冊である。通説を大胆に改変した五味康祐の「猿飛佐助の死」、武田信玄、上杉謙信を暗殺し、織田信長をも謀殺した忍びを描いた柴田錬三郎の「百々地三太夫」、“くノ一”望月千代、加藤段蔵、服部半蔵と有名な三人が登場する光瀬龍の「女忍小袖始末」など、八篇を収録(文庫より引用)。
細谷 正充(編)/五味 康祐、滝口 康彦ほか(著)『神出鬼没!戦国忍者伝』

今は絶版の多い作家さんの忍者を主役にすえたアンソロジー本。
収録作品は一つひとつが個性的でどれも面白かったです。
あとがきで編者の細谷氏が自信をもってオススメするだけのことはある。
個人的には五味作品とシバレン作品と戸部作品がお気に入り。
五味&シバレン作品の佐助が可愛ゆげでたまらんです佐助。

とりあえずラインナップは以下の通りです。
・「猿飛佐助の死」五味 康祐
・「決死の伊賀越え―忍者頭目服部半蔵」滝口 康彦
・「最後の忍者―天正伊賀の乱」神坂 次郎
・「叛」綱淵 謙錠
・「女忍小袖始末」光瀬 龍
・「関ヶ原忍び風」徳永 真一郎
・「百々地三太夫」柴田 錬三郎
・「半蔵門外の変」戸部 新十郎


ネタバレ気味…というか長いので畳みますー。
相変わらずあらすじ紹介文の形式は統一できてません…。

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2012-01-30

icon_45_b.gif『火の国の城(下)』読了。


今月の積読消化本2冊目。
上巻読んで「大介、前作より拒否反応無いな…」って思いましたが
下巻読んだら…すいません、やっぱりだめでした。ぬるいわ、こやつ。
甲賀&伊賀の忍びと異なり、
熱い血をもって生きるのが杉谷忍びだというのはわかるんだけど、
それでも於蝶や道半の姿勢と大介のそれとは決定的な違いがあると感じる…。

月も星もない闇夜であった。あきらかに、多数の敵が自分を包囲しつつある。(しまった…。)忍びの風上にもおけぬ、大介は自分をののしりつつ走りつづけた。―太閤亡き後も豊臣家に衷心をつくす加藤清正を、家康は陰に陽に追いつめる。家康の魔手に立向かう、大介、於蝶ら名忍びたちの活躍を描いた忍者小説第二弾(文庫より引用)。
池波 正太郎(著)『火の国の城(下)』

はい、下巻です。
清正のもとへは於蝶が加藤家奥付きの女中として潜入、
大介、道半その他杉谷忍びが外で動いているという図は変わりません。

下巻のクライマックスは慶長十六年の秀頼&家康の面会。
そこまでがじりじりと話が進むので、じれったい気がしないでもない。
しかしその後の展開は淡々と駆け足で進みます。
大坂の陣でさえも2〜3ページで終わってしまいます。
そして家康の死後、大介の、最後にして最大の忍び働きが描かれて終わり。
…う〜ん、なんだか下巻、期待したほど盛り上がらなかったような?
個人的には梅春のその後が読めたのが楽しかったです。
『真田太平記』では清正の死後、行方くらましたっきりだったので。

ちなみに、登場する場面はさほどありませんが
「戦さをするための城」である熊本城の存在感が大きい。
豊臣への忠誠がため、これまで徳川に忍従してきた清正の覚悟が形となったものだけに
正直、舞台としてもう少し多く描かれたところを読みたかったです。

さて、下巻も於蝶さんは好き放題です。
まず大介がまんまと於蝶さんの毒牙にかかり、R指定なことになってます。
豊臣と徳川との和解の障害となっている淀殿のことは
「手出し無用」と雇い主に言われたにもかかわらず、
「チャンスがあったら殺ったるし」と言い放つ於蝶さん。俺ルール上等。
じっと堪えてばかりの地味ッ気な潜入活動より
「戦場にて縦横無尽に暴れ回る方がずっと面白い」とのたまう血の気の多いバァさんでした。

そして主人公・大介。
ラストの大介と梅春の会話を読むにあたり、
この人は本当の意味での「忍び」ではないんだなぁとわかった気になりました。
大介の本分はどうあっても人なんですね。忍びじゃないんです。
「人として」亡き清正のを無念を晴らすと言う大介と、
あくまで「忍びとして」の本分にて清正を暗殺した梅春。
梅春は悪くないんですね、コレ。
ある意味、正しい忍びの姿なのではないかと。

ということで、好き勝手なこと書いて参りましたが、
『夜の戦士』から始まった池波忍者シリーズ5連作(?)、とりあえず完結です。
池波作品は真田モノ短編を読み進めたいと思ってるので
今後ちまちま消化していくつもりです。
posted by まるひげ at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

2012-01-29

icon_45_b.gif1月ももうすぐ終わり…書店パト。


早い!
時間過ぎるの早いよ!!
もうすぐ2月ですね…一番寒い&雪積もる月なので覚悟しとこう。
そんな今月残りあと2日となった今日のことですが、
1日で同じアドレスから迷惑メールがもっさり来てました。
戯れに数えてみたら48通。
そのいくつかが「迷惑メール撃退法!」的な件名で、
見た時どう反応すれば良いのか困った。
迷惑メールに見せかけた迷惑メール…意味あるのか。

それはそうと、以下、書店パト購入ブツ3点です。


かつくらvol.1 2012冬号

発行元が新しくなったのが前号で
今号からは名前も「活字倶楽部」から「かつくら」へと変更。
でも中身はいつもの冬号テイストです。
昨年の「マイベストブック」特集と人気作家さん54人へのアンケート特集。
偏ったジャンルしか読んでいない+田舎に住む輩としてはとても参考になります。



sanorin(画)『咆哮! 島津十字(2)』

家久主役マムガ新刊。
2巻で終わりなのか…。



蜷川 ヤエコ(画)/山村 竜也(著)『新選組刃義抄 アサギ(7)』

お、カバーが隊士以外というのは初でねぇか。

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2012-01-28

icon_45_b.gif『ふうらい姉妹(1)』感想。


爆笑というよりじわっとクるな…。
あまり期待しないでゆるっとした姿勢で読むことをオススメします。

姉・山本れい子、妹・山本しおり。ふたりの発見と失笑と姉妹愛に満ちた毎日!(単行本帯より引用)
長崎 ライチ(画)『ふうらい姉妹(1)』

ちょっと『プ〜ねこ』を思い出した。

美人だけど無職で阿呆の姉(20代後半?)と
しっかり者に見えてやっぱり阿呆な妹(小学生)という
まことに勿体無く、残念な姉妹が主人公です。
ちなみに姉のほうが重度。
でも時々、こういう変な世界観持ってる人いるよね!

姉妹の(おそらくは2人暮らし)普段の会話がそのまま4コマになってます。
ときどき4コマじゃない回もあります。
シュールなネタから妙に納得するネタまで様々なので、
読んでるうちに心当たりのあるネタも出てくるかと。
程度の差はあれ、
この姉妹と似たようなこと考えたりやってたりしてると思います…(苦笑)。
まぁ、さすがに妖精が見えたりパ○ツはき忘れたりはしてませんがね!

それにしても、何故姉はあそこまでろくろ首にこだわるのか…。
posted by まるひげ at 01:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-01-25

icon_45_b.gif董卓討つべし!


ニコ生初めて見ました。
途中、何度かプレミア会員の方に追い出されつつも
なんとか最後まで見ることができました。

オタク女子文化研究所「歴史大好き!歴女カルチャーを語ろう!」

タイトルからして不穏な予感がしますが、勇気を出して飛び込んでみました。エイヤッと。
いやー、いろんな意味で勉強になりました。
歴史もの特集ということで、メインは三国志から幕末まで。
歴史好きの三大神が「シバ○ョ、N○K大河、コ○エー」
「大手サークル司馬先生」にはものすごく納得。
説明文の端々に現れるオタク専門用語が言い得て妙です。
歴史オタクの分類やら三国志・戦国・幕末の魅力やら
三国志+テクノの生ライブ…お腹いっぱいです。勘弁してください。
延長30分越えでもまだ足りなさそうなあの雰囲気w
でもあの場に男性1人というのはすごい苦痛だと思うの…。
おもしろ三国志さん…いやほんとお疲れ様でした。
いやそれにしても、終始金田無双…毎回こんな感じなのこの先生!
蒼天航路から生モノ、シャダイまで出てくる。
歴史好きをこじらせた結果があれか…。

出演者(女子組)の言葉は共感する部分もあればそうでない部分もありましたが、
大方賛同しちゃうのは、
歴女とか腐女子以前に歴史好きってことだからなんだろうと思います。
「歴史好きは蟻地獄」、まさにそうですな。
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icon_45_b.gif『火の国の城(上)』再読了。


道半爺さんが凄腕で頼もしいです。

風呂の客のたくましい躰には傷痕がきざまれていた。(この客どの…もとは武士や)湯女の乳房が、客のあたまの上でおもたげにゆれている。後から入ってきた客がうかべたおどろきの表情に、二人とも気づかなかったようだ。伊那忍びの丹波大介は生きていた―。関ヶ原の戦から五年、きなくさい京で、忍びの血が呼びさまされた(文庫より引用)。
池波 正太郎(著)『火の国の城(上)』

今月の積読消化本1冊目。
…再読だけど下巻が未読だからまとめて積読本ということにしたい。
池波忍者シリーズ最終巻です。

前作『忍者丹波大介』から5年後。
忍びの世界から離れ、生まれ故郷の丹波村で妻を娶って静かに暮らしていた大介。
ところが、あるとき真田忍びの弥五兵衛と再会したことをきっかけに
忍び働きをすることになった大介は、再び忍びの世界へ身を投じることになり―。

という展開です。

物語の舞台が関ヶ原の戦の5年後〜大坂の陣前夜ということで、
これまでの池波忍者シリーズのような表立った戦のシーンはありません。
潜伏、追跡、探索といった諜報活動が多め。
「何気ない情景が実は…」という忍び働きのシーンが多いなか、
戦と言えば、あくまで闇のなかでの忍び同士の戦いです。
ちなみに大介に協力するのは杉谷忍び数名。
天下を掌握しつつある徳川配下の甲賀&伊賀忍びに対し、
十にも満たぬ人数で挑もうというのですから、
読んでる方としてはそらテンション上がります。

作中、大介は豊臣家存続に心を砕く加藤清正の為に働くことになります。
豊臣と徳川の間で気苦労が絶えない清正は出番少なめですが
落ち着いた物腰で情勢を見極める智謀家といった趣があります。
清正といえば、この時期は「火の国の城」こと熊本城の築城の真っ最中。

上巻はまだ徳川方も豊臣方も…正確にはそれぞれの陣営の忍びたちの、
「やがて来るだろう大戦のための地道な下準備」といった状況でした。

前作での登場人物はもちろん、
忍者シリーズや真田もの作品常連のキャラがもろもろ出てくるので
ファンとしては懐かしいやら嬉しいやらたまに忘れてるやら(!)でとても楽しいです。

以下蛇足。
どうでも良いことですが、大介の嫁「もよ」。
この名前って向井佐平次の嫁と同じ名前ですよね。
さらに大介の命を狙う甲賀忍びの「小たま」。
名前が『忍びの女』の主人公と同じなので同一人物か? と思ったら違うようです。
(本書の小たまは山中忍びで『忍びの女』の小たまは伴忍び)
紛らわしいな…。

下巻に続く!
posted by まるひげ at 01:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

2012-01-23

icon_45_b.gifやはりマムガばかり。


今月は何気に買うもん多いな…。
此度はマムガ4点を購入。


大高 忍(画)『マギ(11)』

ザガン編決着。



かまたきみこ(画)『KATANA 長船三姉妹』

『怪』に移籍前のシリーズは未読ですが、気になったので読んでみようかと。



夏達(画)『長歌行(壱)』

唐の二代皇帝・李世民の時代のお話だそうで。



伊藤 勢(画)『陰陽頭 加茂保憲』

絵師さんの名前に見覚えがあったんですが、
何の作品手がけてたかわかんなくなって気づいたらレジに。


以下、気になったモノ2点。

平家物語(上)(マンガ日本史BOOK 文学編) 平家物語(下)(マンガ日本史BOOK 文学編)

『平家物語(上・下)』(マンガ日本史BOOK 文学編)

大人気の「週刊マンガ日本史」シリーズから、
戦記文学の最高峰「平家物語」を読み解く歴史読本が登場します! 
人気漫画家の手で、「平家物語」の名シーンの数々が、リアルに美しく蘇ります。
解説ページも超充実。上下巻合わせて読めば、「平家物語」のすべてがわかる! 
歴史だけでなく、古典文学の受験対策にもぴったりの、
歴史好き・古典好きにはたまらない1冊です。
(アマゾン・レビューより引用)


マンガ日本史、今度は「文学編」とな…?
マムガ本編が結構なボリゥムなので読み応えありそうです。



水沢 悦子(画)/久住 昌之(著)『花のズボラ飯 うんま〜いレシピ―なぜ、ズボラ料理なのに泣くほどうまいのか』

ノット新刊。
去年の「このマンガが○ごい」第1位だった『花のズボラ飯』のレシピ本。
ものすごい賛否両論っぷりにいっそ読んでみたくなってる今日この頃。
ということで、原作は未読ですがぱらりと立ち読んでみました。
…普通に美味しそうです。
立ち読みする分には全然文句ありませんでした。
たまごかけご飯にピザトースト、インスタントラーメンに野菜炒めをのっける…とか
レシピって呼ぶほどでもない料理が載ってたりします。
ぱぱっと簡単に出来るのがほとんどですが、
全部が全部「ズボラ料理」じゃないのが、ズボラさんには困ったところかと。
posted by まるひげ at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2012-01-22

icon_45_b.gif『山風短(4)忍者枯葉塔九郎』感想。


お圭さんのビフォーアフターがすごい。
終盤のただいまもどっちゃうシーンは
どうリアクション取ればいいのか甚だ悩みますな。困れば良いの笑えば良いの。

剣士・筧隼人とその美しき妻・お圭。仕官の口を求め、旅を続ける夫婦の前に枯葉塔九郎と名乗る奇怪な忍者が現れた。塔九郎から、お圭を自分に売ってほしいと持ちかけられた隼人は、塔九郎との間に“ある密約”を交わし、鳥取城の御前試合に挑むこととなる…!(単行本より引用)
せがわまさき(画)/山田 風太郎(著)『山風短(4)忍者枯葉塔九郎』

毎回思うんだけど、マムガ化する作品はどんな基準で決めてるんだろうか…。

身分違いの恋の末、駆け落ちした男・隼人と
隼人の主君の娘であり、美しく、常に凛とした姿勢を崩さない妻・お圭。
お圭の存在が疎ましくなった隼人は
遊女屋にお圭を売ろうとし、その金でひとり逃げ出す算段をしていた。
そのとき、巡礼姿の怪しい男・塔九郎が現れ、お圭を売ってくれと隼人にもちかける。
塔九郎の申し出を受け入れた隼人だが、
その際に交わしたある条件を反故にしたことでお圭を失ってしまう。
やがて、再び隼人の前に現れた塔九郎とお圭。
しかしお圭の様子が以前と異なっており…。

という展開。
お圭さんの変わりようがこの作品の見所かと!

顔は普通(イケメン?)だけど心根最低野郎と
不細工だけど惚れた女を心底大切に思う忍者野郎、
両者の対比が鮮やかです。
ちょっとしたところで愛嬌が零れ落ちる塔九郎のブサメンっぷりが非常に微笑ましい。
後半のお圭さんがどうにも正気っぽくない描かれ方なのですが、
「二人が幸せならもう何でも良いよ…」という感じになってしまいます。
ラスト、見開きでさらりと描かれた塔九郎&お圭が綺麗でした。
posted by まるひげ at 21:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-01-19

icon_45_b.gif先週あたりに気づいたこと。


読書メーターを使い始めてもうすぐ2年になります。
他の方の感想文をさらっと読めたり「相性」とか見たりしてなかなかに面白いです。
が、
自分の場合、読んだ本を登録&気になる本を検索するくらいで、
他の機能をほとんど使ってないんですよね…。
で、
つい最近になって「読んだ本をまとめる」という機能があることを発見(今更!?)
月ごとに読んだ本のデータを表示できるものだそうで。
ちなみに去年読んだ本もわかっちゃいました。
それによると、自分は去年156冊読んでました。月平均は13冊。
これは本好きを自称する者として多いのか少ないのか…まことに半端な数字ですな。
BL本とか借りた本とかは登録していないので、
それを合わせると大体180冊くらいになりそうですけれど、それでも半端。
ほとんどがマムガだしね!
活字は70冊前後。
せめて活字100冊くらいにはなりたいものです。
posted by まるひげ at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2012-01-18

icon_45_b.gifネット&リアル書店パト。


水曜夜は面白いTVばっかりで困りますなー。
ということで、今日の「今夜○ヒストリーSP」、楽しかったわー。
ド○小西のファッションチェック見てる時の信長陣営、あのキャッキャぶりが可愛い。
しかみ像の由来を説明した忠次の「脱○」発言はどうみても家康いじめ。
しかも2回も言ったw

それはそうと本題いってみます。
ここ数日の購入ブツ4点。
マムガ熱に火がついたようですよ。


片山 愁(画)『当世幻想博物誌(参)』

大正浪漫幻想マムガ最終巻。



明治 カナ子(画)『坂の上の魔法使い』

読書メーターで見かけて気になったので買ってみました。



真じろう(画)『タブー・タトゥー(1)』

読書メーターで見かけて気になったので



長崎 ライチ(画)『ふうらい姉妹(1)』

読書メ

その他、Bで始まってLで終わるジャンルのマムガを2点ほど。

以下、リアル書店で気になったモノ2点。


松本 品子(著)『劇画師伝説:昭和の天才劇画家・植木金矢の世界』

表紙に惹かれて思わず立ち読み。
植木金矢氏の名前は知らなくても、
昭和の時代劇好きの方なら見たことのある画ではないでしょうか。
…すいません、浅薄ながら自分もそのクチです。
植木氏、御年90歳で現役なんですね…すごいわ。
ちなみに内容はこんな ↓ 感じです。

昭和30年代から40年代、少年誌・青年誌を総なめにした伝説の劇画作家、植木金矢。
現在に至るその画業の全体像を初めて集成した、ファン垂涎の美麗な大全集。
昭和を代表するエンタテインメント劇画師、ここに蘇る。
(「BOOK」データベースより)


映画ポスターから小説の挿絵、漫画の原画などが作品の解説とともに紹介されておりました。
これはじっくり読みたいなぁ…。
ちなみに現在、根津の弥生美術館で「伝説の劇画師・植木金矢展」が開催中。



週刊 マンガ世界の偉人 創刊号「エジソン」

今度は「世界の偉人」とな。
朝○新聞出版からリリースの「週刊マンガ世界の偉人」(全50冊を予定)

リストを見たら、より正統なジュニア路線に戻った感じですね、うん…。
エジソンやベートーベン、ナポレオン、キュリー夫人といった
伝記本常連の偉人様はともかく
アイルトン・セナやマイケル・ジャクソン、円谷英二、
スティーブ・ジョブズなんて名前もあるのが新しい。

以前刊行していた「週刊マンガ日本史」「週刊新マンガ日本史」の方は
自分も途中までちょこちょこ買ってましたが、
リアル書店から何故か姿を消してしまい、シリーズ途中までしか追えませんでした。
「じゃあネットで買えばいいじゃない」って話なんですけど
毎号立ち読んでから購入したかったんですよねこのシリーズ。
そして今回も半年経たずにまた店頭から姿を消すんだろうなぁ…田舎書店の寂しさよ。
posted by まるひげ at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2012-01-16

icon_45_b.gif『マイマイとナイナイ』感想。


とりあえず「目玉の代わりにクルミ嵌めんなや」って話だよ。

マイマイは、森の中で小さい小さい弟、ナイナイをみつけた。マイマイは、ナイナイをこわれた自分の右目にいれて、そっと右目をあけてみる。すると、そこには不思議な世界がひろがっていた。皆川博子と宇野亜喜良コンビによる、美しく、怖い物語(アマゾン・レビューより引用)。
皆川 博子(著)『マイマイとナイナイ』

「怪談えほん」シリーズ第2弾。
やっぱりこのシリーズ、こども向けじゃないよ!
今回は不可解な幻想系でした。
後味悪いわーこれ。
なによりもまず、こどもが見るにはシュルレアリスムすぎる絵が気持ち悪い。
いえいえ、宇野氏の絵が悪いってことじゃないのです。
一度見たら忘れられないですよね、この耽美な画風。

あらすじはこんな感じ。

主人公の少女「マイマイ」はある日、弟「ナイナイ」を拾う。
父親からも母親からも見えないナイナイ。
クルミの殻にすっぽり入るくらいに小さなナイナイは、マイマイだけにその姿を映す。
いつも一緒にいるマイマイとナイナイ。
やがてマイマイとナイナイの関係に変化があらわれ…。

という話です。

マイマイが寝てる時にナイナイが動き出すところからもう悪い予感しかしないw
そしてラストは「閉じた世界から逃げられない」END。

…難解です。

どうにもスッキリしない内容なので、
再読してちょっと考察してみましたら以下のような感じになりました。

マイマイが象徴してるものは、「幼い自我」的何かなのかなぁ…。
成長するにつれて無意識のうちに失くしていく、あるいは心の奥に閉じ込められる自我のような。
さらに「よるのゆめ」=「現実、大人の世界」っていう意味かと。
そう考えると、ナイナイは非常になんというか、こう、アダルティな存在のような…(苦笑)。


うーん、これは読んだ方の感想&解釈を聞いてみたいものです。
posted by まるひげ at 23:10 | Comment(2) | TrackBack(1) | 坩堝 | edit | web拍手

2012-01-15

icon_45_b.gifスマ○テの鍋特集が。


どれもこれも非常に美味しそうでこんな時間に食欲暴発。
鍋良いですよねー。
そうそう、最近はトマト鍋が人気で。
トマト鍋、余ったら違う料理に使いまわしできるので何気に便利。

そういえば。
先日の日記に「今年のブログ目標は積読消化」とか書きましたが、
いざ読もうとすると、どれに手ェつければ良いのか迷いますなー。
とりあえずここ最近はニンジャ熱沸騰してるので、
忍者がテーマのアンソロ本と池波センセの『火の国の城』を消化中です。
『火の国〜』、数年前に下巻の途中まで読んだまま放置しちまってたんですが、
久しぶりに読んでみたら池波作品の雰囲気がすごく懐かしいです。
於蝶さんのターン再び。
ババァになってもまだまだ現役。

おまけネタで書店パト収穫物1点。


コースケ(画)『GANGSTA.(2)』

アングラ世界のバディものマムガ新刊。

あと、気になったモノ1冊。


アダム・カバット(著)『江戸の可愛らしい化物たち』

ちらりと立ち読んだら結構面白かったです。
江戸の黄表紙に登場する妖怪たちの生態を
現代用語たっぷりのユーモア溢れる文体で紹介しておりました。
作者のツッコミも面白い。
posted by まるひげ at 00:04 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2012-01-14

icon_45_b.gif『ふたがしら(1)』感想。


なんといっても宿屋の主人・叶屋喜兵衛が良いポジション。
こういう喰えないキャラ好きだなぁ。

赤目一味の頭目の死に立ち会った弁蔵と宗次。頭目はふたりに「一味のこと、まかせた」と言い残し息を引き取った。ところが、跡目に据えられたのは頭目の弟分・甚三郎。この采配に納得のいかぬふたりは、一味を離れて旅立つ決意をする。そう、「でっかいことをやる」ために!(単行本より引用)
オノ・ナツメ(画)『ふたがしら(1)』

オノ・ナツメの時代モノ新シリーズ。
沈着冷静な宗次と
でかい口たたく威勢の良い弁蔵のふたりの盗人の珍道中です。
前作の『さらい屋五葉』と同様、
江戸の空気や何気ない所作の描き方に独特の雰囲気が漂っております。
別シリーズの『つらつらわらじ』よりも単純でわかりやすく、さらさらと読めます。
ちなみに、登場人物のほとんどが悪党というステキ構成。
悪党なりに筋を通すところはきちっと通してるところが魅力でございます。

赤目一味の頭目が遺したことばを違え、
新しい頭目の座におさまった甚三郎の真意が見えないのが不穏。
宗次と弁蔵を一番邪魔だと思ってるこの人が何を仕掛けるのか、
そしてふたりが果たして何をやらかすのか…今後の展開に期待です。
posted by まるひげ at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-01-12

icon_45_b.gif『ヘルズキッチン(5)』感想。


農学部学部長のペット「十六夜」と「luck」がかっこ可愛い。
それと「制作レシピ」がカオスで毎回笑ってしまうわ。

「食専」での友達も、徐々に増え始め、今日から楽しいフランス研修旅行!のはずが、ドグマによって悟達8人は無人島に放り出される事に―!!エレを憎むサガネ、半井に無視される森崎、そして悟の秘密に迫る立花―。密室の無人島で予測不能のドラマが展開!!禁忌のグルメコミック、緊迫の第5巻! (単行本より引用)
天道 グミ(画)/西村 ミツル(著)『ヘルズキッチン(5)』

うどんがソウルフードの新キャラ・松尾ミカヅキが新たに仲間入り。

メインストーリーは続きモノの「研修旅行in 無人島」編。
フランスに行くはずがドグマの仕業で気づけばそこは高温多湿の無人島で。
そんな無人島生活のなかでも
いつも通りの半井、
スパイス収集しかしない立花、
友達って何だろう…と悩むレヴィ&松尾、
アウトドアライフ満喫な森崎、
悟をめぐって微妙にズレた争いをするエレとサガネ。
そして完全無視される主人公の悟。

今巻では森崎とエレ、サガネにスポット当たってるので
次巻は残りのメンバーのストーリーが詳しく読めるのでしょうかね。

エレとサガネの女対決、笑いが散りばめられているおかげで怖くないです。
いやそれにしても森崎良い奴だなぁ!
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2012-01-10

icon_45_b.gif『悪い本』感想。


ちょっと前から気になってたものが図書館にあったので借りてきました。
昨年10月から刊行がスタートされた「怪談えほん」シリーズです。
このシリーズ、「当代きっての人気作家と実力派画家の真剣勝負で生まれた」ということで
ラインナップはとんでもなく豪華でございますよ。

宮部 みゆき × 吉田 尚令 『悪い本』
皆川 博子 × 宇野 亜喜良 『マイマイとナイナイ』
京極 夏彦 × 町田 尚子 『いるの いないの』
恒川 光太郎 × 大畑 いくの 『ゆうれいのまち』
加門 七海 × 軽部 武宏 『ちょうつがい きいきい』


以上全5巻で、第3弾が今月28日発売予定。
京極さんのホラー絵本、楽しみです。

前置きが長くなりました。
とりあえず第1弾の感想文をば。

この世の中のどこかに存在する悪い本。そんな本いらない? でもきっとほしくなる。宮部みゆきと吉田尚令が贈るこの世でいちばん悪い本(アマゾン・レビューより引用)。
宮部 みゆき(著)『悪い本』

ベタですが、ラスト良いですね。
「いつでも見てるよ…」て感じが。
心の隙間にひっそりといるような。

お話は、この世の悪いことを一番よく知っているという「悪い本」が
読み手に語りかける形式となっております。
簡潔な文章で
「きらいなだれかがいなくなればいい、きらいななにかがなくなればいい」
「あなたがいちばん悪くなれば どんなことでもできる」
予言のように、暗示のように繰り返される文章が不気味です。

読み手はこども、こどもを持つ親、絵本好き、ホラー好き…
いろんな視点から読めますけど、
個人的にはこども向けではないと思います。
どちらかというとゴーリー作品のような大人向け絵本という印象を受けました。
大人にとっては当たり前のことを書いてるだけなんですが、
(あぁ、でも「いちばん」悪いのが何か、というのは色々考えられるかも)
こどもが読んだら、内容よりも絵の方を見て怖がりそう。
ぬいぐるみから綿が飛び出てたりアリがたかってたり。
くまの無表情っぷりはかわいいけど、猿の目つきにイヤラシさを感じるわ。

ちなみに、絵の雰囲気はとても良いです。
正直、宮部作品というよりは画家の吉田氏の作品と読んだ方が良いかも(苦笑)。
黒や深緑、茶色といったダークな色彩がメインで、
重苦しい色合いの風景のなかで
小さな女の子がほわんと浮かび上がる様子が対照的で不安を煽ります。
posted by まるひげ at 21:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 坩堝 | edit | web拍手

2012-01-09

icon_45_b.gif最近の困りごと。


どうにもルーターの調子が悪いのです。
何の前触れもなく突然接続切れるので安心してネットできないんですよねー。

もともと電波があまり強くない場所だし
ルーター本体も結構なお年寄りなのでガタがキてるのかと思うのですが。
それにしても、ここ数日ぶっちぶっち切れるのは何か他に原因あるのだろうか…うぬぅ。

posted by まるひげ at 01:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2012-01-08

icon_45_b.gif『テルマエ・ロマエ(4)』感想。


特装版の方の魔除けストラップ…発案者誰だよw

皇帝にヘビーな依頼されてワープしたルシウス!!しかも帰れなくなっちゃったルシウス!!落ち込むルシウス!!でもそんな彼の前に素敵な女性が!?えっ!?もしかして、それは恋!?恋なのか!?とにかく頑張れルシウス!!(単行本帯より引用)
ヤマザキ マリ(画)『テルマエ・ロマエ(4)』

今巻は1巻まるっと
現代日本にワープしたっきり古代に戻れなくなったルシウスが
温泉旅館で働くことになっちゃってます。
そこで出会ったアラサー美女(重度の古代ローマヲタク)と恋の気配が…という話です。
タイムトリップもののお約束なんかも飛び出すいつものテンションでした。
結末は次巻へ持ち越しです。
これほど長編になるのは初めてですな。
個人的には、この作品はオムニバスの方が面白いと思うのですがねー。
ワンパターンだとネタが苦しくなってきたのかな…とちょっと心配になってきたりして。
posted by まるひげ at 23:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

icon_45_b.gif積雪1m越え…書店パト。


毎日飽きもせずよう降りよる。
今週の週間天気予報は雪だるまがズラリと。まぁかわいい。

それはともかく、今回の購入ブツは以下2点です。


せがわまさき(画)/山田 風太郎(著)『山風短(4)忍者枯葉塔九郎』

山風×せがわ短編マムガ第4弾。
今巻はラストに次巻予告載ってないのか。



雲田 はるこ(画)『昭和元禄 落語心中(2)』

気になる過去編ですね。
posted by まるひげ at 22:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2012-01-06

icon_45_b.gif『ひらひら 国芳一門浮世譚』感想。


幕末の浮世絵師・歌川国芳と彼の一門が織り成す人間模様ドラマ。
粋と色気と人情に溢れた作品です。
普段読んだものの紹介で
「オススメです」とはあまり言わない自分ですが、これは是非ともオススメしたい。
時代モノ…特に江戸好きならば問答無用で読むべし

あと、作中ちょこちょこ描かれるねこがとても可愛い。

「めェが捨てた命、この国芳が拾おう」田坂伝八郎は、ひょんなことから浮世絵師・歌川国芳の弟子となる。門下の絵師として頭角を現して伝八には、国芳に言えない過去があった――。岡田屋鉄蔵の描く江戸娯楽時代劇!!(単行本帯より引用)
岡田屋 鉄蔵(画)『ひらひら 国芳一門浮世譚』

あらすじを簡素に紹介すると、

入水自殺しようとした若い侍・田坂伝八郎が国芳に拾われ、
国芳門下の絵師として生まれ変わっていく様子を描いた物語


となりましょうか。
ひとことで言ってしまえばそれまでなんですけど
言葉では表現できない世の不条理さと
それを啖呵切って吹っ飛ばす登場人物の活きの良さ&人情がじわりと沁みる作品でした。
伝八郎(のちの歌川芳伝)を物語の中心に据えておきながら、主役は国芳です。
親分肌で器の大きな国芳の魅力がとにかく半端ない。
兄弟子さんたちも皆様個性が強くて楽しいです。

あらすじをもう少し補足すれば

出会ってしばらくは国芳と兄弟子たちから距離を置いていた伝八郎だが、
彼らと共に暮らしていくうちに徐々に打ち解けていく。
ところが浮世絵師として順調に仕事をこなしていた矢先に、
伝八郎の壮絶な過去にかかわる事件が起きてしまう―


…という展開に。
この事件は終盤に発生するのですぐに解決するのですが、
この出来事により、ようやく伝八郎が己の過去と気持ちに整理をつけ、
本当の意味で国芳一門の人間となるところが綺麗に決まってます。
ほんと、いま再読してもラスト数ページで目頭熱くなります。
良い話だよこれぁ!!

ちなみに物語展開だけでなく、作画も素晴らしいです。
この時代の風俗や画工の仕事などが
さり気なくもきちんと描かれているので
目の肥えた読者の方も満足するかと思います。
そして男も女も非常に肉感的なお身体なのがごちそうさまでした。

巷では、喰えない策士キャラの佐吉が人気あるようです。
彼の背中の迫力の紋々とふんどし姿が頭から離れません。
カバー裏にカラー(三色刷)で載っちゃうってなもんですよ!
個人的には、
ことある毎に伝八郎につっかかってくる芳虎兄さんが素直じゃなくて好きだなぁ。
posted by まるひげ at 03:03 | Comment(6) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2012-01-04

icon_45_b.gif今年の正月と抱負。


親戚が来たり親戚の家に行ったり
買い物先で偶然やってた仮面ラ○ダーショーを見てみたり…
その他の時間は家族でテレビばっかり見てました。
ゆったりしたといえばゆったりしてたんですが。
…ヲタ活できなかったのがちょっと残念。

しかも年末の大掃除がいつの間にか模様替えになってしまい、
その際本棚とクローゼットから溢れた本が溢れたまんまだったりして。
そんな本たちを見て思ったこと。
今年のブログ抱負は「積読本消化」にしようかなー…と。
読む読む詐欺の傾向がある自分の目標は、1ヶ月2冊。
たった2冊!
されど2冊!
企画倒れにならないように頑張ろうと思いますです。

でもさー…
「積読」って購入してどれくらい醸したら「積読」になるんだろうか。
ちょっと気になって「積読」をググってみましたら。
日本語俗語辞書のサイトに定義が載ってました。

積読(つんどく)

放置期間は書いてませんが、明治時代に出来た言葉というのに驚きました。
そんなに昔からある言葉なんですね!

それとこんなのもヒット。

本を買ったが読まずに積んでそのままにしてしまう「積ん読」を防ぐ10の方法

…どれも参考にならんなぁ。
わかったうえで積読しちゃう人がほとんどだと思うのね。

つーか、こんなの調べてる暇があるならさっさと読めって話だよ!

posted by まるひげ at 23:40 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手
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