2011-09-29

icon_45_b.gif気になる本は結構あるんだけど…書店パト。


買うつもりの本がまだ買えず…。
でもいいや、今日は坊のif本買えたし。
つぅことで購入したのは1点のみ。


尾山 晴紀(著)『関ヶ原疾風伝(二)逆襲する家康の鬼謀!』

タイトルからして今度は家康のターンですか。

以下、気になったモノずらり。
まずは歴史群像新書から。


河丸 裕次郎(著)『バサラ戦記(一)三日天下』

気にならざるを得ないのは表紙。
なんというか…イラストとフォントがやけに昭和っぽい。
前からif小説ファンの間でざわざわしてた作品ですが内容はどうなんだろう。



仲路 さとる(著)『長宗我部戦記(一)逆転の山崎合戦!』

こちらはif小説が一番華やかだったころの表紙の雰囲気ですな。
信親主役だそうです。


お次は文庫。
今月の新潮文庫ラインナップにたまげた。
新刊19冊のうち、時代&歴史関連本が12冊とかどうしたの。
独断だけで読みたいモノ4点ピックアップ。


山本 博文(著)『こんなに変わった歴史教科書』

文庫落ちそのいち。
この類の本って結構出版されてるのでそのうち読んでみようと思ってるんですけど…
思ってるだけでなかなか手が出ないというのが正直なところ。



安部 龍太郎(著)『名将の法則 戦国十二武将の決断と人生』

文庫落ちそのに。



中谷 航太郎(著)『ヤマダチの砦』

カッコイイけどおバカな若侍×屈強な弓の名手で山の民。
山賊たちと繰り広げる大激闘。ノンストップ・アクション時代活劇、開幕!

(文庫帯より引用)

少年マムガのようで面白そうなお話じゃないの。



加藤 廣(著)『空白の桶狭間』

いずれ読む。


ラストはハードカバー。


縄田 一男(著)『日経時代小説時評―1992-2010』

日経新聞に掲載されていた時代・歴史小説のレビュー集ですよ。
これは良いブックガイドですね。
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2011-09-28

icon_45_b.gif空振り書店パト。


買うもの数点あったのにどれひとつとして書店においてなかった時のガックリ感は
なかなかのダメイジでございます。
おのれ明日こそ…!!

まずは気になったモノ2点。


諸口 正巳(著)『灰燼騎士団 新月が昇るまで(1)』

C☆ノベルスからの新刊ファンタジー。
諸口さんしばらく読んでないなぁ…。



鈴木 麻純(著)『六道の使者 閻魔王宮第三冥官・小野篁』

先月の新刊なんですけど。
小野篁も気になりますが、なにより表紙の牛頭&馬頭がかわいい。


あ、あと先日買ったマムガの感想文でも載せときますです。

春海の七転八起の人生が始まる待望の第一巻!!日本独自の暦作りに人生を捧げた男、渋川春海。すべての始まりはひとつの「算額絵馬」だった。碁打ちとしての自分に疑問を感じていた春海に久々の興奮を与えた算術の怪物、「関」とは何者―(単行本より引用)。
槇 えびし(画)/冲方 丁(原作)『天地明察(1)』

春海、それはもはや恋だ。
そして酒井様の食えなさっぷり素敵ね。

えーと…
原作未読の自分でも、すごく丁寧にマムガ化された作品だってことがよくわかります。
まずは単調なあらすじを以下に。

碁打ち衆の家に生まれながらも暦術や算術に心を奪われている春海。
ある日、算術の術式を書いた絵馬が奉納されている神社を訪れた春海は
その場で己が解けなかった難問を一瞥のうちに解き、すぐに去っていった一人の武士の存在を知る。
「関」という名のその男の正体をつきとめるため、
春海は算術を教える塾を訪ね、そこで関についての情報を得るとともに、
己と同い年であるという関に対する対抗心が湧き上がり―。

…とここまでが1巻の内容です。

老中・酒井が勝負を仕掛けてきたときの緊迫感、
それと自分と関が同い年だって知った後の春海の内面描写が良いですね。
主人公の春海はもちろん、脇役キャラの面々も個性的です。
原作だとまだまだ序盤なのでしょうが、
とりあえず今んところは関殿がどんな御仁なのかが一番気になります。

ちなみに算数&数学アレルギーな人間にとっては
三角形と円形が組み合わさった図形見るだけでも拒否反応がすごいので、そこはスルーです。
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2011-09-24

icon_45_b.gif靴ズレ痛い…書店パト。


今日は溜まってきた本の感想文でも書こうと思ってたのに
何故か家族サービスでドライブに連れ出され、その後2時間海岸線を歩き通しでした。
あそこの浜辺はずいぶん肥えたカモメがおるのぅ…。
トリたちがぺたんと座ってる姿って可愛いですよねー。モフりたい…。

それはともかく、書店パトの購入ブツ1点です。


槇 えびし(画)/冲方 丁(原作)『天地明察(1)』

原作読む前にマムガになったのでつい購入。

以下、気になったモノ1点。


NHKその時歴史が動いた傑作DVDマガジン戦国時代編 Vol.1 徳川家康

おぉ、松平さんの「その時〜」がDVDマガジンに!
全13巻だそうです。
NHK番組がDVDマガジンってなんだか意外感があるな。
個人的には「ライバル日本史」とかもっかい見たいです。

あ、テレビといえば、今日の「青空☆レストラン」、
特集が名古屋グルメで、おもてなしナントカ隊が出てましたね。
信長テレビ慣れしてんなぁwww
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2011-09-23

icon_45_b.gif今年も☆そんな時期。


以下、公式サイトからの引用です。

〜岡山城秋季特別展〜
「宇喜多家三代秘話展―備前の覇者の盛衰―」
会期:10月1日(土)〜11月23日(水・祝)
開館時間:午前9時〜午後5時30分

今日の政令指定都市岡山の礎を築いた能家、直家、秀家の三代を中心に、
彼らを取り巻く人々との絆や秘話をゆかりの品々約60点から紹介します。


だそうです。
…うんそうだよね当然ながら興家はスルーだよねスルー。
ちなみに9日(日)には「戦国の貴公子 宇喜多秀家☆フェス」が開催。
これももう3回目ですねー。
今更ですが「現代の秀家&豪姫コンテスト」って…すげぇハードル高いよねこの2人。
そんな☆フェスはともかく、特別展いいなぁ見たいなぁ。
まぁ、行けるわけもないのですけどね…(涙)。
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icon_45_b.gif『神君家康の密書』読了。


既刊作品を順序良く読む前に新刊に手を出してしまったわい。
いえね、図書館行ったら「借りれ!」とばかりに置いてあったんでつい…。

加藤作品はほんと発想勝ちだよなぁ、といつも思います。

女房の尻の威光に縋る蛍大名と異名を取った京極高次。しかし関ヶ原の勝敗は彼の籠城によって逆転した。雲の動きが災いし、宿敵・秀吉軍が迫る北ノ庄城。信長下賜の井戸茶碗でお市と茶席を設けた柴田勝家の最期の戦術とは。東軍最強を誇る猛将・福島正則。強すぎるが故に家康に警戒された彼は、ある賭けに出た。取引は呆気なく成功したが…。戦国覇道の大逆転劇に与った三武将。歴史を変えた三つの落城秘話(アマゾン・レビューより引用)。
加藤 廣(著)『神君家康の密書』

短編(中編?)が3本収録されてます。
一番面白かったのはやはり表題作です。
そしてこれほど次回作への布石となる終わり方になってるのも珍しい(表題作のみ)。
1作まるまる序章みたいなもんです。
地味にわくわくするラストとなっていて、期待が高まります。
ちなみに次回作は『外様潰し忍法帖』だそうです。
それってどんな山風w

・「蛍大名の変身」
タイトルの通り、京極高次が主人公。
幼馴染の茶々にひそかに恋心を抱いていた高次は、公家衆とのつきあいで耳にした
「茶々が生んだ二人の子(鶴松、秀頼)の父親は本当に秀吉なのか」
という疑惑をめぐり、情報を集めやがて真相にたどり着きます。
ちょうどその頃は関ヶ原前夜。
幼い頃と異なってしまった茶々の執念を目の当たりにし、高次の心は急速に豊臣から離れていき―。
という話。
父親は前作の通りでした。
この世継ぎ問題については、
今作では秀吉が後陽成天皇へ養子縁組を願い出たこと、
それを知った茶々の焦りゆえの行動としてとらえており、
いわば「女の戦い」という点から解釈されてます。
欲を言えば、弟・高知との絡みが欲しかったところ。


・「冥土の茶席 井戸茶碗「柴田」由来記」
堺や博多の大商人たちが、茶道具を用いて戦国大名を評しております。
茶の湯に造詣が深いわけでもない勝家が信長より賜った高麗茶碗。
北の庄落城の夜、死を前にして市と二人だけの茶席を設け、この茶碗で茶を喫することになります。
市と勝家の形見の品となった茶碗は、城落ちする茶々とともに運ばれその後…。
ということでありまして、
のちに「柴田」の名で日本の歴史上最高額をつけられることとなる
この高麗茶碗が主人公の話と言っても差し支えない感じです。


・「神君家康の密書」
上杉討伐に赴いた東軍勢、そのなかで一番の兵力をかかえる福島正則。
豊臣恩顧の正則をなんとしてでも東軍に留めておきたい家康は、正則とひとつの密約を結びます。
家康のその言葉を信じ、正則は関ヶ原にて東軍を勝利へと導くことになります。
ところがその後、家康がとった行動は密約を反故にするものばかりで…。

広島城明け渡しの際の辣腕ぶりで有名な福島丹波守がサブ主人公。
…というか、前半は正則、後半は丹波守が主人公という形です。
徳川の世になり、正則ら豊臣恩顧の大名たちへの仕打ちが苛烈さを帯びるなか、
丹波守が仕掛けた「密書」が…おぉっとここが面白いところなので詳細は読んで頂くとして。
(まぁ正直、「引き」がうまいという言い方もある)
正則と家康の密約とは何か、
丹波守の仕掛けた密書とはどのようなものか、
この2つが物語のキーポイントであります。

ここでの正則像がちょっと変わってます。
なんと、落ち着きのある正則です。オチツキノアルマサノリ。
例えば関ヶ原の戦いの口火を切ることになった直政&忠吉の抜け駆けに対して動揺することなく
「よいではないか」と笑い、あまつさえ後方から援護射撃してあげちゃうくらい余裕ぶっこいてます。
そして叔父と甥という関係の丹波守と正則の絆が良いです。特に後半。
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2011-09-21

icon_45_b.gifずいぶん寒いな…書店パト。


1週間前は最高気温が30度越してたのに、ここ最近は20度以下です。
今日行ったバァさま宅ではすでに暖房が設置されてありましたわい。準備がいいなぁ。
といったところで、以下、書店パトの収穫ブツ3点です。


歴史魂Vol.4

今月上旬に発売済みの季刊誌ですが、書店で見かけないのでネト注文。

巻頭特集は、表紙カバーの政宗。
今回は「五つのif」と題して天下制覇へのシナリオが練られているのが
前号までと異なっているところです。
ちょっとしたif小説ですねこれは(笑)。
付録CDは「高杉晋作 回天! 馬関海戦!!」ということで声優・子安氏の講談。

映像作品の紹介で気になったのは
CS放送の時代劇専門チャンネルに10月よりスタートの『時代劇法廷 被告人は田沼意次』。
「時代劇作品に登場する歴史上の人物が、もしも現代の法廷で裁かれていたら?」
という設定のシュールドラマだそうです。
CS放送なので自分は見られませんがとても面白そうであります。

そして南魚沼市・兼続通り商店街の記事には驚きました。
戦国武将像(強化プラスチック製)が商店街に点在しているそうで。
現在、謙信、景勝、兼続、幸村、三成の5体が設置されていて将来的には10体を予定とか。
ちなみに1体460萬円(!)也。

あと、ここで初めてBASARAの宴の詳細を知ったのですが(公式ぐらい行けよ)
宗茂がかわいそ過ぎて遊ぶのがとても楽しみになりました。島流しw




高田 崇史(著)『QED 河童伝説』

先日、前作の『QED 御霊将門』を読了したところ
地味にこちらと前後編みたいになってたので忘れないうちに購入。




真保 裕一(著)『覇王の番人(上)』

気になってた作品が文庫に落ちたので。
シバリョの『国盗り物語』とこちら、どっちを先に読むか悩んでます。
しばらくは積読だなこりゃ。

って。
あれっ?
今、えねっちけー見てるんですが。
台風15号、940hPaってあんた…いつのまに気圧そんなに下がったの!
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2011-09-18

icon_45_b.gifここ数日の書店パト。


う〜ん、昨日から地震が続くなぁ。
ここ2〜3ヶ月地震なかったんで、いきなり続くとちょっとビビります。

本題。
突如マムガが読みたくなったので書店ブラってきて適当に手ェ出してみました。
その前に積読マムガ消化しろよって話ですが駄目なんだな!
新規開拓したい心持ちなんだな!!

怪物的女子に好かれる究極の女難体質新米高校教師の葱沢鴨。そんな彼の前に突如、鉤生十兵衛という拳法家が現れ――「先生を譲る」と宣言!!!!!!!! 次々と襲い(?)来る怪物的女子達と鉤生との死闘の行方は!!? 輝才で鬼才の中山敦支が“バトル×純愛×個性的キャラ"を最驚の表現で抉り出す!!! (単行本より引用)
中山 敦支(画)『ねじまきカギュー(1)』

恋愛モノにバトルが混ざると俄然面白くなるよね、って話。
画風に癖がありますがコマに勢いがあり、面白かったです。

どこまでも真っ当で純粋(ゆえにちょっとズレてる)カギューちゃんが可愛い。
戦うおにゃのこは強いのです。
当初はカギューをぶっ潰そうとした女子キャラの
剃刀製の栞が武器の文学少女・富江、
スタンガントンファーが武器の優等生・朱羽
なんかがバトル後、カギューちゃんの友達になってくのも微笑ましい。


静かな村で伯爵の世話をして暮らす青年・シエルの元に奇妙な二人連れの男がやってきた。彼らは伯爵が持つ古い書物を探しているという。シエルは二人を案内するが、同じころ村には異変が訪れ―。永遠の刻を生きる《精霊の契約者》、キースとアレクが人の心を解き明かす。新感覚ゴシックファンタジー×ロードムービー開幕!!(単行本より引用)
ときわ 銀(画)/夜光花(原作)『カードマスター』

“ゴシックファンタジー”に惹かれて購入。
「タロットカードの精霊」と契約を結び、永遠の命を与えられた者が
人と関わり、厄介事を解決していくというストーリー…なのかな?

読んでてどうにもBLだなぁと思ったら、原作者がその筋の方じゃないの。
とにかく絵柄が綺麗ですね。
伏線回収がおろそかな部分はありますが…(特に1〜2話目)。


人気1武将・伊達政宗をホストに迎え、戦国時代へ貴方を優雅にエスコート!漫画界の伊達女・霜月かいりが贈る知ってるようで知らなかった秘話&悲話満載の戦国美麗コラム、初陣!!(単行本より引用)
霜月 かいり(画)『伊達柱(1)』

戦国時代に関するコラム…というよりは、
最初のページで紹介されている通り「小ネタ話」ですね。
ちなみに戦国初心者向けです。
伊達主従をガイド役として、刀や甲冑、小姓、姫、忍者についてわかりやすく解説されてます。
どこの作品でも小十郎は大変だなぁ…。

家康の饗応役を仰せつかった光秀が張り切りすぎて5膳すべてに汁物つけちゃった話。
「限度を知らんのか」って魔王にだけは言われたくないと思う。
…でも確かに汁物5杯はキツイよみっちゃん。


戦なき“泰平"の世を目指す光秀。“力"で全てを支配せんとする秀吉。同じ主に仕えながら、相容れる事のなかった二人の長きに亘る因縁に、ついに終止符が打たれる! 戦国の世に熱き明かりを灯す感動の最終巻! (単行本より引用)
榊 ショウタ(画)『戦国ARMORS(2)』

中ボスの政宗&信玄とのバトル、そしてラスボスの秀吉戦が描かれております。
途中、ちっちゃくなったお長嬢や万年風呂のお市なんかも登場。

なんつーか。
読了直後の感想文→ 「え、これってダイジェスト版??」
本来なら5〜6巻くらいのボリュームで描かれるであろう内容を
ぎゅむっとまとめるとこんな感じになるかと。
綺麗にまとまってはいますが、いかんせん駆け足。
信長の遺志を継ぎ「泰平の世をつくる」という信念を持ったムッツリ光秀、
もう少し読みたかったなぁ。
打ち切りが惜しいです。
posted by まるひげ at 19:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2011-09-17

icon_45_b.gif確かに鶏も恐竜も好きですが。


今日の世界ふ●ぎ発見は豪華でしたなぁ。流石SP。
「絶景シルクロード」ということで、
ウルホ魔鬼城にロウランに恐竜に五彩湾…なんて贅沢な!
羽毛恐竜アンキオルニスの直訳(=「ほとんど鳥」)…そのまんまなんだね。
そして「鶏好きな人は恐竜好き」って言い切った国立科学博物館の学者先生ステキ。
posted by まるひげ at 22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、TV | edit | web拍手

2011-09-16

icon_45_b.gif『豊臣蒼天録(一)二条城の変』


淀殿がヒスってないと話がややこしくならなくて良いですなぁ。
そして千姫がほわんとしてます。
大丈夫なのあの娘? 状況分かって…ないよなぁ…。


智本 光隆(著)『豊臣蒼天録(一)二条城の変』

智本さんは吉治(大谷大学助)お好きなんですね。
今作では、秀頼を導く役どころとして登場。
設定の差はあれど前々作より約10年後ということで、落ち着いた印象を受けました。
皮肉っぽい幸村はあんまり変わらないような(笑)。

あ、とりあえず公式あらすじを以下に。

慶長十六年春。十二年ぶりに大坂城を出て二条城へ向かう豊臣秀頼には秘めた決意があった。
それは―「家康暗殺」。織田有楽斎にそそのかされたこの計画はしかし、
すべて豊臣家を潰すための家康の策略だった。
暗殺は失敗。大罪人として追われる身となった秀頼は、
大野治長の身を挺した護衛で二条城から脱出。
さらに加藤清正が命を懸けて徳川勢を食い止めなんとか淀城へと逃げ込む。
過酷な現実を直視することを拒否する秀頼だったが、
大坂からの援軍として到着した福島正則や真田幸村、
父を憎み豊臣方についた松平忠輝らに支えられ、ついに豊臣の二代目としての覚悟を決める。
(新書帯より引用)


…あらどうしましょう。
公式あらすじがうまくまとまりすぎてもうあたし書くことない。
付け足すとしたら
直孝かわいそう…ってところですかね。

秀頼と忠輝のW主人公です。
おそらくメインストーリーは秀頼の成長物語になるのでしょう。
秀頼が年相応の姿で描かれているのが良いです。
外の世界を何も知らずに育った超御曹司が
いきなり死の恐怖を目の当たりにするわけですから、
怯え逃げ惑い刀も満足に振るえないっていうのが現実かと。
当初、泣いて絶望するばかりの秀頼が
物語が進むにつれ、少しずつ総大将としての信念を抱くようになります。
ちなみに忠輝に対してはなんとなく確執めいたものを感じている模様。

対する忠輝は、己を疎んじてきた父・家康を嫌悪し、
自らが大坂方につくことで父を見返し、さらには秀頼を利用して天下を望む…という設定。
この2人、からかい上手な忠輝の性格のせいか
それほどギクシャクした間柄ではなかったです。

ストーリー展開としては、序盤からメジャー大名の退場が続きます。
前半は生まれて初めて命の危機的状況にさらされる秀頼の逃避行にハラハラし、
後半には今後の活躍が期待される豊臣方の武将さまたち…
いわゆる「関ヶ原の亡霊」の登場にテンション上がる仕様となっております。
話のテンポが遅くもなく早くもなく。ちょうど良い具合です。

家康の策謀に嵌ってしまった豊臣方ですが、徳川方も問題を抱えています。
豊臣との戦が始まっても様子見の姿勢を通す黒田長政や細川忠興、
さらに頼りない二代目大名たち(井伊直孝・榊原康勝・本多忠政)が家康を苛立たせておりました。
個人的には忠輝に味方する土屋藤十郎こと大久保長安の暗躍が気になります。
本多父子ぎゃふんな展開があるんだろうか。

とりあえず次巻に続く!

どうでも良いんだが読書メーター、if小説の管理ちゃんと頼むわー。
この作品、『慶長回天録』という名前で登録されてるんですが
これって多分仮タイトルのまんま修正されてないってことだよな…。
posted by まるひげ at 00:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

2011-09-12

icon_45_b.gifそういえば。


今日の「今夜もヒス●リー」、ゲストが谷やん(山崎樹範)でしたなぁ!
で、谷やん見て思い出した気になるネタ。
戦国鍋TVが今月で終了だそうですねー。
寂しいなぁと思いつつ、10月から始まる同じ枠の新番組が「戦国★男士」。

公式より詳しい情報サイト ↓ http://journal.mycom.co.jp/news/2011/09/05/006/index.html

あぁ…うん…。
posted by まるひげ at 22:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | 気になるもの | edit | web拍手

2011-09-10

icon_45_b.gif『幕末牢人譚 秘剣 念仏斬り』読了。


念仏斬り…うん、確かに念仏斬りだわこりゃ。
読みやすさにだまされそうですが、結構殺伐とした話です。
剣以外で己の生きる道を知らない男たちの話…
いわばこれは幕末ハードボイルドですな。

嘉永六年、品川宿。何とかなるの一念で江戸に出た針谷清蔵。侍を気取っているが実は貧農の三男で、剣の腕はからっきし、かたや南部権十郎。剣の腕はたしかだが、その日の食にも難儀している牢人者。折しも黒船来航で視察に来ていた佐久間象山、供侍の勝麟太郎との邂逅が、ふたりの運命を大きく変えていく―。(文庫より抜粋)
鳴海 章(著)『幕末牢人譚 秘剣 念仏斬り』

面白いのですよ、基本的には。
さらりとテンポ良く読み進められるのですが、読み終わってみると
登場人物がどこを目指して走っていってるのか正直わからなかった…。
主人公が激動の時代を迷走してる印象を受けます。
まだシリーズ1巻だからかなぁ。
場面転換がそれまでの話の流れをぶった切ってるようで
ちょっと読みづらいのが気になるといえば気になるところ。
あ、あと往年のチャンバラ映像作品のキャラの名前や設定なんかが
出てくるので、そこんとこお好きな方はニヤリとすると思います。

以下に蛇足的登場人物の紹介をば。

ペリー来航で騒がしい江戸を舞台に、ふたりの男が主人公となってます。
ひとりは刀を差し「針谷清蔵」と名乗るものの、実は百姓の出というエセ侍。
遊郭で遊女に弄ばれいい金ヅルになってる冒頭から
借金返済できずにチンピラにつけまわされるというなんとも情けない男です。
ところがこの清蔵、剣術修行をしていくうちに凄腕剣士になってしまい、
ラストはまさかの…という展開に。

もうひとりの主人公・南部権十郎。
腕は立つが大酒呑み、通いの飯屋にツケが溜まりまくりの冴えない四十男。
過去がまだ明らかになっておりませんが、どうやら訳ありの元侍のようです。

ちなみに脇役がとても豪勢。
序盤の佐久間象山&勝海舟から始まり、
河井継之助に吉田松陰、坂本龍馬、清河八郎、西郷隆盛、新撰組…etc
といった幕末著名人がボロンボロン登場します。
正直、「え、ここでこの人必要?」という歴史上の人物がいないわけでもない
くらい豪華な顔ぶれです。
脇役といえば。
越中富山の薬売りに扮し、勝先生の間者のような働きをするジンがカッコえぇのですよ。
龍馬に「忍者!忍者!!」とwktkされて迷惑を被ってるわけですが
あながち間違いとも言えないよジンさん。ニンジャ。
posted by まるひげ at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

2011-09-09

icon_45_b.gif『秀吉の交渉人 キリシタン大名 小西行長』読了。


面倒くさがりで妙に余裕がある…というかユルい性格のくせして
やることなすことサマになって見える、という小西本。
正直、あまり期待しないで読み始めたんですが面白かったです。

豊臣秀吉政権下、キラ星のような武将がひしめく中、ひときわ異彩を放つ武将がいた。キリシタン大名、小西行長。時代に流されることなく、自らの信ずる道を真摯に歩き続けた一人の男の生き様を、圧倒的な筆致で描く。戦国時代を新たな切り口で見せる娯楽歴史小説、誕生(文庫より抜粋)。
永田 ガラ(著)『秀吉の交渉人 キリシタン大名 小西行長』

物語の主な舞台は、朝鮮出兵(文禄の役)の直前〜講和交渉まで。
主役の行長が
まわりから庇護欲かきたてられすぎな前半から、
包容力溢れる立派な大将となる後半へと華麗に変身…というかいつのまにか変身するお話です。
関ヶ原の戦いがエピローグになってますが、オマケみたいなもんです。
文禄の役のその後も読みたかったなぁ…。
戦況の推移や和議交渉など対外的なことはあまり詳しく書かれていないので
あくまでもこれは小西行長と彼に深く関わる人たちの物語ですね。
特に、行長とふたりの家老の絆が読みどころなので、ちょっと紹介させてください。

一番家老の小西作右衛門末郷(小西美作)。
戦においては小西軍の斬り込み隊長として、
平時には兄のように母のように行長の言行を心配する面倒見の良いおっさんです。
行長とは少しの遠慮もなく言葉を交わせる間柄の作右衛門は、
会話シーン読んでるだけでも楽しい。

もうひとりの家老は松永久秀の甥でもある内藤如安忠俊。
普段は控えめで思慮深く振舞っていますが、その実、
「偉大な叔父の汚名を雪ぎ、また武人として叔父を越えたい」という熱い信念を胸に秘めた人物です。
中盤以降、如安の心の揺らぎが注目ポイント。

豪快な作右衛門と沈着冷静な如安。
対照的なこのふたりはキリシタンであり、その縁もあって行長と出会います。
当初「主君はお飾りであってもいい、主君を利用して己が華々しい功名を得る」ために
打算で行長に仕官したのですが…ものの見事に絆されてるふたり(笑)。

さらに忘れちゃいけない重要キャラが阿蘇宮越後…いわゆる沙也可。
当初、行長を狙う刺客として現れるも、
その後の如安や宗義智にとって重要な役回りを果たすことになります。
ちなみにここでは胡人という設定を採っていて、
その設定がこの人物の行動をうまく裏付けている、なかなか面白い人物です。
このアイデアは良いですねぇ。

時々、周りから見た行長像が美化されててふおぉっ…てなります。
その反動として(?)、宿敵・清正がちょっと残念なことになってるので要注意。
「武士たるもの、武功こそが第一」とするこの時代の武将たちのなかで
ひとり異なる価値観と視点をもっていた行長の姿が印象的でした。
こにたんファンは読んでみてはいかがでしょう。
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2011-09-06

icon_45_b.gif『佐和山物語 あやかし屋敷で婚礼を』読了。


当初、「怨霊になった三成&刑部が井伊直継の婚礼を邪魔する話」だと思ってたんですが。
読んでみたら
あらやだ、邪魔どころか三成さんてばキューピッドじゃないのこれ!
「また会おう」とか言って華麗に去ってく怨霊キューピッドですよ。

戦国の名残留める世の初め。大名・鳥居家の姫・あこは、三度も婚礼が延期になったせいで、お忍びで婚家に向かうことに。まだ見ぬ許婚に心ときめかせ、婚家の領地・佐和山に入ったあこ。そこで出会った許婚・直継は、想像以上の超美形!!けれど、ため息つく間もなくあやかしに襲われ、直継に救われて!?(文庫より抜粋)
九月 文(著)『佐和山物語 あやかし屋敷で婚礼を』

いやいや、「井伊一族さらに徳川家に呪いあれ」っていう
三成側の主張だけみたら確かに婚礼を邪魔してるんですが、
そもそもこの障壁がなかったら直継&あこの仲が進展しないわけだからやっぱりキューp(しつこい)
・・・・・
いきなり失礼しました。
レーベルがレーベルなので
文体やらキャラの口調やら思考には文句は言わないことにします。
ちょっとしたタイムパラドックス的要素がある和風ファンタジー恋愛モノでした。

鳥居元忠の孫「あこ」が婚家である井伊家の領地に
お忍びでやってくるところから物語スタート。
道中、井伊家領地の佐和山であやかしに襲われてしまい、
2ヶ月というプチタイムスリップを経験しちゃうやら
あやかしの気配がする童女にいびられるやら
許婚一族の美貌っぷりに当てられるやら…。
さらに初めて出会った許婚の直継からは
「実家に帰れ」と冷たくあしらわれ、何がなんだかわからないうちにまたあやかしに襲われ…
という、いそがしい日常が繰り広げられます。

とにかくヒロインが元気で一人ツッコミが激しい面白い娘っこです。
厳しい状況でも頑張る嫌味のない娘なので、素直に応援したくなります。
一方、そんなヒロインのお相手は一筋縄ではいかない美少年・直継。
井伊家に伝わるあやかしを祓う力で領地を守ることで一杯いっぱいの直継。
最初は直継が何を考えているのかよくわからないのですが、
ストーリーが進むにつれ徐々に直継の性格や考えがわかるようになっていきます。
直継の内面描写が少ないものの、
それを補って余りあるあこの内面描写が丁寧です。

また、直政(故人)&直継の微妙な父子関係や
直継の守役・采女直重&木俣守勝なんかの脇役もいい味だしてるので読んでいて退屈しません。
ちなみにこれがシリーズの初巻ですが、
これからは使命感に凝り固まった直継を
あこが力強さと優しさ8:2の塩梅で支えていくことになるのでしょう。

歴史モノ苦手なお嬢さんでも楽しく読める物語かと思います。
posted by まるひげ at 23:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit | web拍手

icon_45_b.gifまたしても怖いモノ特番。


先日のほん怖といい、やっと涼しくなり始めたこの時期に心霊特集ってどうなの。
7時から放送してたTBSの「世界の恐怖映像最強版 ベスト50」。
ほとんどの映像が初見のものばかりでわくわくしながら見たんですが、
あのベスト50の順位の基準は何だったんだろう…?
「これってCGじゃないの」「やらせじゃないの」っていう映像もちらほらと…(あくまで個人的な感想です)。
特に海外の心霊映像があまりに堂々と映りこんでいて
逆に怖くないという残念なものもありましたなぁ。
これってお国柄なのかしら?

まぁ正直、その後のブラマヨの「ママ友トラブル」の方が背筋凍るような体験談で
どんだけ恐ろしいかっていうのはよくある話。
posted by まるひげ at 22:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、TV | edit | web拍手

2011-09-04

icon_45_b.gif久々のほん怖。


今日は朝からレンタした時代劇観て
夜は特番のFBIのプロファイリング事件簿〜ほん怖まで4時間連続視聴。
やー、こんなにTVに目使ったのひしゃしぶりじゃわい…目がしぱしぱするのぅ。

それにしても今回のほん怖は
「あの怪異は自分への戒めだったんだ…」ENDが多かったですな。
…解釈が当人にとって都合が良いもののように思えなくもないですが
まぁそこンとこはアレだ、「そうでも考えないとやってられんよ!」ということで納得しとこう。
一番キたのはアレだ、向井理が主人公の回。なんという貞子。
posted by まるひげ at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、TV | edit | web拍手

2011-09-02

icon_45_b.gifマムガ感想文2つ。


めでぃあわーくすのこにたん本を読んでるんですが、
小西のあまりの愛されっぷりに冷静に読めませんです(ゴロゴロ)。
なんなのあの甘やかされ大名!
とりあえず美作守、落ち着こう。独占欲はよくない。色々な意味で。

それはともかく。
以下に最近買ったマムガの感想文2冊分です。

現代の料理人・ケン。彼が目を覚ますとそこは戦国時代だった。京で評判の料理の噂を聞きつけた信長は、強引にケンを自分の料理人にするが…!?前代未聞の戦国グルメ絵巻!(単行本より引用)
梶川 卓郎(画)/西村 ミツル(原作)『信長のシェフ(1)』

いやぁ、面白いです。
平成の料理人がタイムスリップして戦国時代に飛ばされる話…
と書いたらあまりに味気ないのでちょろりと追加情報を。

主人公はなんと記憶喪失になってます。
自分自身という何より大事な長期記憶がスッカーンと抜けちゃってるわりに
料理や歴史の知識はちゃんとあって…というちょっとご都合主義な
つか、バリバリコテコテ(?)の現代語で
あちらの時代の方々とちゃんと話通じてるのがすごい。

主人公本人も独白してますが、ケンの料理の基礎は西洋料理なので
新しいもの&洋もの大好きな信長が気に入らないはずがないですよねー。
じゃがいもやさつまいも、醤油、砂糖もまだ無かった時代に
その場の状況に必要な料理を冷静に判断して危機を乗り越えていく展開となってます。
命の危機的場面もありますが、
主人公が基本マイペースなのであまり緊迫感はないですね(笑)。

個人的にはルイス・フロイス接待の回が好きだなぁ。
そして井上はケンに命救われたのに態度デカ過ぎると思う。
あとヒロインの夏ちゃんがとても可愛い。


愛する妻を亡くし、娘と2人きりで暮らす武士道守32歳。侍の美学と娘と亡き妻への愛を胸に生きる男。そんな彼が、娘のために悪戦苦闘、七転八倒、獅子奮迅!(単行本帯より引用)
錦 ソクラ(画)『侍父(1)』

ビーチでふんどし一丁はOKだけど
朝の鍛錬(素振り&ジョギング)をふんどし一丁はNGじゃないかなぁ…。

1話読み切りで、ほぼ毎回フンチラがあります。
「え、別に脱がなくても…」て思うシーンまでふんどしになる主人公。
回によっては最初から最後までふんどし姿です。

…ふんどしから離れましょう。
リーマン侍・武士道守と亡き妻の忘れ形見・なでしこの日常ギャグ漫画です。
娘を立派な大和撫子に育てあげることを亡妻へ誓い、
己の美学である「武士道」精神を胸に日々鍛錬を重ねている…はずなのですが、
ボンノーが邪魔してうまくいかんわけですよこれが。

「合コンなど汚らわしい」と言いつつも王様ゲームにノリノリだったり
娘の保育園の先生の巨乳っぷりに惑わされたり
海水浴先でギャルにキャッキャされてるうちに娘の存在忘れたり…etc

話が進むほど面白くなってます。
なでしこの友達・ジュンくんのママに貞操を狙われたり
保育園の先生・小春との微妙な関係なんかもどうなるか気になります。
とりあえずなでしこちゃんはすごい大人になりそうだ。
posted by まるひげ at 23:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手
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