2011-04-30

icon_45_b.gif新規ゲーム2つ。


ゲームマスターのAnsurさんにオススメを頂いた「戦国IXA」、始めました。

公式HP → 戦国IXA

ブラウザゲームの何たるかをよく知らないまま、
タイトルだけは聞いてて半年くらい気になってたんですよねー。
プレーヤーが所属する大名家を選び、天下統一を目指すというどこにでもある趣旨のゲームです。

さきほどやっとチュートリアルを卒業しました。

ちなみに島津領にいます。
義久が訛ってなくてとても残念な思いをしております。
どこまでついていけるかイマイチ自信がありませんが、
地味にこつこつ頑張りたいと思います。


あ、それと。


El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON

…やっぱり買いました。

開始してまだ1時間くらいなので感想らしいことと言えば
・雰囲気&音楽が半端なく綺麗
・カメラ視点って固定なのか!

…くらいしか呟けません。
これから続き遊んできます。
posted by まるひげ at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | edit | web拍手

2011-04-29

icon_45_b.gif金週初日の書店パト。


遠方のデパートに行きましたらイベントが催されておりまして、
そこで地元のゆるキャラさんたち数体を間近で見ることができました。
突起が多めのキャラはとげとげ部分を引っ張りたくなりますな…(うずうず)。おさわり禁止。
そして移動時のおぼつかなさがなんとも愛しい。
こういうの見るとひこにゃんの自由度半端ねぇな、って感心します。

それはそうと、本題。
購入ブツ3点です。


尾山 晴紀(著)『関ヶ原疾風伝(一)若き大老の決意!』

宇喜多の坊主人公のif関ヶ原。
楽しみです。



PEACH-PIT(画)『ZOMBIE-LOAN(13)』

ビローン最終巻。
分厚いです。



桑原 水菜(著)『真皓き残響 仕返換生 炎の蜃気楼 邂逅編』

おっ、新刊。
邂逅編は9巻目になりましょうか…?


以下、立ち読みブツ1点。


新マンガ日本史 27号「出雲阿国」

すいません、今回は購入見送り。
不届き千万ですが、立ち読みした感想文です。

ストーリーは、徳川が天下を治めて間もなく、
世を賑わすかぶき踊りの「出雲の阿国」が、
伏見城で自らの不遇をかこつ家康の次男・秀康を慰める、というもの。
ということで、サブ主人公は結城秀康でした。

「生まれも病も人生の不遇も、すべて自分の心持ち次第でどうってこともなくなるよ!」

というメッセージを言葉より踊りで秀康に伝えた阿国さんでした。
ちなみに、お勉強ページは歌舞伎の基礎知識について。

次号は再来週発売なんですね。
主役は柳生宗矩。
黒宗矩なのか白宗矩なのか、はたまた灰色宗矩なのか気になるところです。
posted by まるひげ at 22:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-04-28

icon_45_b.gif『北条氏照』読了。


積読本消化。
当主の兄を支え、父祖代々の「義」を貫き通した氏照が主役です。
越後にヨメ…じゃない養子に行った三郎景虎を気遣う、弟想いな兄さんでもありました。

やー、それにしても。
本当に背負いすぎだ氏照…。

小田原北条氏百年の最期にふさわしい“有終の美”を飾った男・北条氏照。三代目・氏康の三男として生まれ、「武」と「智」を兼ね備えた氏照こそが、北条氏を関東制覇へと導いたといっても過言ではない。豊臣秀吉による小田原攻めでは、徹底抗戦を主張し、始祖・早雲の夢「王道楽土」を追い続けた義将の生涯を描く力作長編(文庫より抜粋)。
伊東 潤(著)『北条氏照 秀吉に挑んだ義将』

越相同盟の締結(1569年)の直後、信玄が小田原へ攻めてくるところから
秀吉による小田原征伐、そして氏照の死まで。
わりと最初の方から、辞世の歌へとつながる氏照の思想が語られているのですが、
終盤で逆にそのことを氏直から教えられる、という展開が良いですね。

ストーリーは氏照を中心として
当主・氏政(のち氏直)や上方に肩入れする弟・氏規の動きなどが
北条氏が秀吉に屈するまでの流れに沿って描かれています。
氏照が構想した八王子城が完成するところ(中盤)が一番幸せな時期で、
その他はとにかく苦労の連続です。
要所に挿入される氏照の横笛の音色が、なんとも物悲しい色を添えておりました。

始祖・早雲から続く治世の理念「万民のための領国統治」を貫くために生きた氏照。
目指したのは北条が天下を取ることではなく、
関東に独立した領民のための国をつくりあげること。
しかし、越後の謙信や甲斐の武田との攻防、
天下統一を狙う信長や秀吉の干渉などによりその理想を遂げられずにいます。
なにより家中が一枚岩ではないことが、北条家にとっての不幸でありまして…。

西国に対する強硬派と慎重派の対立は、どちらの主張も一理あるので難しいですね。
去年読んだ同作家さんの信雄&氏規W主役本にて
氏規の考えも記憶にあるので、なおさら複雑な心境になりました。

終盤の小田原開城以降は、頁こそ少ないのですが感動のクライマックス。
氏直との対峙シーンと、それに続く氏政&氏規との最後の語らいの場面です。
たたみかけるように描かれる悲哀シーンが遣り切れなくも綺麗なのです。
本来なら当主に課せられる荷を氏政とともに背負った氏照、
それらの重荷から解放された氏照の姿が清々しい。
澄み切った青空のもと、爽やかな風が吹くなかで
潔く死に臨む氏照の姿が目に浮かびます。
ラストの青年僧の話が一条の救いとなってます。

ひとつ贅沢を言えば、
氏直が氏照に告げた結論にたどり着くまでの氏直の考えを知りたかったなぁ、という感じです。
作中、氏直の心中はほとんど語られず、
「氏規の意見を受け入れた」という程度なので、ちょっと唐突な印象を受けました。
…まぁ、自分が勉強不足過ぎということが一番の問題なのですが…。
posted by まるひげ at 22:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

2011-04-27

icon_45_b.gif積読山と感想文2点。


先週から続いていた部屋の片付け熱がようやっと収まりました。
ところがパッと見、全然綺麗になっていないのはなんということでしょう。

片付け最中、我ながら積読本の多さに呆れました。
おそらく、自分にとって「積読本の完全消化」というのはアレだ、
「水上を歩くには右足が沈む前に左足を出す」理論と同じようなもんだ(え)。
出来れば苦労はしないんだがなぁ…。

はい、くだらないこと呟いたところで先日購入したマムガの感想文です。

ついに温泉街まで作っちゃったルシウス!!山賊どころか、平たい顔族(日本人)ともマブダチになっちゃうルシウス!!やっぱ風呂一筋、ルシウス!!素敵だルシウス!!
ヤマザキマリ(画)『テルマエ・ロマエ(3)』

HEY HEY HOU …(笑)。
ここに出てくる平たい顔族の皆様、いい人ばっかりだよね!
これまでよりページを多くとったお話が2本、読み切りが1本収録です。

@山岳地帯で山賊に襲われるも、そこに温泉街をつくって大繁盛なルシウス。
A成金趣味の依頼者を満足させる浴場を思案していたところ、
 同じような問題を抱える平たい顔族の青年と友情が芽生えたルシウス。
Bカエサルのために木桶風呂を作ってあげちゃうルシウス。

今回も、
ちがう!
それはちがうよルシウス!!

と叫びたくなるような勘違いの嵐のルシウスがとにかく愛しい1冊でした。
本人、至極真面目のため必死っぷりがすごい。
そして「神」(爆笑)。


カシムとアリババ、悲しき親友同士の戦いの行方は!?バルバッド編感動のクライマックス!!そして新章突入!!(単行本より引用)
大高 忍(画)『マギ(8)』

バルバッド編最終話は涙モノですね。
ついにアリババとカシムの決着。
お互いが違う人間であることを実感していながらも
どうしようもなく同じ人間になりたかった、
アリババに対する劣等感という言葉だけでは説明しきれないカシムの感情と、
それを知ったアリババがカシムに全身で伝えた言葉、
…もう大変。
友達だよね、家族だよね、この2人!!
もっとちゃんと話しとけばよかったんだよ、あんたたちはぁ!!(のび太泣き)

そんな感動も次の展開で見事にフッ飛ばされるんですがねー。
ま゛りま゛り(笑)
あれは「太った?」て聞くレベルの肥えっぷりじゃない。

モルジアナの逞しさも素晴らしいし
シンドバッドの規格外っぷりも解放されました。
そしてバルバッド編の最後に黒幕登場。
これからが新章…というか真章ですかね。
posted by まるひげ at 23:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2011-04-26

icon_45_b.gif桜が咲いてた!書店パト。


市内のほとんどの桜はまだつぼみの状態なんですが、
今日、普段使わない道路を通ったら、10本くらいの桜がもっさり満開で驚きました。
一足先に桜を見れてほくほくしたのも束の間、
スーパーには早くも冷やし中華の袋が並んでました。
いやいや、まだ早いだろ。
お年寄りの家なんか普通に暖房つけてるって。

そんな本日の書店パト、収穫物は3点です。


活字倶楽部 2011年春号

いつものようにざっと目を通してみました。
毎度のことながら、気になる本がぽちぽちあるもんです。
大特集が米澤穂信、特集が角野栄子ということでした。
米澤さんて殿方だったんですね…。
なんとなく桜庭一樹と混同してました。



ヤマザキマリ(画)『テルマエ・ロマエ(3)』

シャンプーハットのラオコーン像、似合ってるなぁw
そしてまさかの実写映画化とは!
ルシウスが阿部寛でしょうが、上戸彩は誰だ…?



山村 竜也(原作)/蜷川 ヤエコ(画)『新選組刃義抄 アサギ(5)』

・・・・・
前巻、絶賛積読中。


以下、気になるモノ3点。


柳 広司(著)『ロマンス』

表紙が雰囲気ありますね。
時代は昭和初期で、貴族階級の主人公とその友人が殺人事件に巻き込まれる話だそうです。



涼原 みなと(著)『光の楽園(1)』

ファンタジー+推理モノって好きなんです…。



武内 涼(著)『忍びの森』

これは…面白そうな予感しかしない。
posted by まるひげ at 22:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-04-25

icon_45_b.gif『金翅のファティオータ 四界物語1』読了。


去年の夏に「気になる」と呟いてた作品、
図書館で見かけたので借りてみました。

これはさ…主人公がパッとしないせいか、
相棒役の凶悪&傍若無人な美形皇子のキャラがより引き立ってますな。

弦楽器演奏以外に取り柄のない、波頭馬騎士の青年シルッカ。凶暴な海獣トゲウオ殲滅戦の夜、その幼生を拾ったがために、凶悪で美貌の第一皇子に斬りかかられるはめに。不思議な力で難を逃れたシルッカだが、幼生の帝都移送への同道を命じられる。知らぬうちに四界の命運を担わされた見習い騎士と残虐な皇子、気まぐれな大食い幼生―二人と一匹の奇妙な旅が始まった!第6回C★NOVELS大賞受賞作(新書より引用)
黒川 裕子(著)『金翅のファティオータ 四界物語1』

公式あらすじがいまいち良くない。
これだと青年というよりは少年騎士くんのドタバタ珍道中を想像しちまうでねぇか。
しかも「二人と一匹の奇妙な旅が始まった」のは終盤だし。
あ、ちなみに二人と一匹の明細は以下のとおりです。
生まれ故郷を海獣「トゲウオ」に襲撃され、天涯孤独の身となった少年シルッカ、
大陸を統べる帝国の第一皇子である、シルッカの相棒リンゼイ・ヴォー、
伝説の女王竜(の幼生)ファティオータ。

基本的にはシリアスなファンタジーです。
読み始めしばらくは、文章にかなりひっかかりを感じました。
この作品だけの固有名詞がいきなりサラリと初登場し、
説明がなされないまま話が進むことが多いのでちょっと戸惑います。
…まぁ、でも慣れると感覚で読めるようになるんですがね(読み飛ばした…?)
中盤以降、キャラも増え、おもしろい展開になります。

そしてこの作品、なにより世界観が良いのです。
透明度の高い海中にそびえる巨大な海嶺や海上を走る「波頭馬」の騎士、
対立する2つの異種族、竜の墓場、海底の第四界など…
物語に入り込みやすい描写がなされています。
ファンタジー好きなら心惹かれる光景ですな。

以下、既読の方しかわからんような感想文でごめんなされ。

読んでてちょっと困ったことがひとつ。
第四界(海底)に独自の国を築いた海の民「サクォーリアン」
第二界(陸地)を支配した「アリシャーラン」
…時々どっちがどっちだったっけ?? てなる。紛らわしい…!

あと、個人的な好みで申し訳ありませんが、ティーの口調は
ひらがな&カタカナ混同じゃなくて普通に喋ってもらいたかった。

いやそれにしても、注目すべきは皇子ですね。
衝撃的事実発覚後の、らしくないしょぼーん具合と可愛さにはどうしたもんかと。
ここまで皇子皇子言っててナンですが、
まるひげ的には真面目系騎士のワルンスラが好きです(聞いてない)。

帝国に弓引くこととなった二人と一匹の運命のほか、
絶望のあまり「一夜で白髪化」という最近あまり見なくなった現象を体験したラルファン、
王都で無双状態になったであろうシルッカ&リンゼイの師・ネルの安否、
なんかも気になるところです。

次巻につづく。
posted by まるひげ at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | SF ・ ファンタジー | edit | web拍手

2011-04-24

icon_45_b.gif『神父と悪魔 カープト・レーギスの吸血鬼』読了。


なんつーか。
小学…いや中学時代に読みたかった作品だな、と…。

都会ではないが、田舎とも呼べない古い都市『カープト・レーギス』。美貌の神父ヴェドリック・ヴェスターが赴任した途端、現れたのは喪服姿のうら若き未亡人。亡き夫を偲んで教会にやってきたというが…?ヴェドリックを中心に、守護天使のオフィエル+妙な悪魔アンシャール・アンドゥリィル・アレグリオスまでが集結して、カープト・レーギスはにわかに騒がしくなる。吸血鬼騒ぎに翻弄される都市で、神父と悪魔と…「おまけ」の天使が送る恋(?)の駆け引きはいかに…?(文庫より引用)
志麻 友紀(著)『神父と悪魔 カープト・レーギスの吸血鬼』

ライトノベルらしく読みやすい内容で、ちょろっとBL風でした。
全10巻完結済みで、ドラマCDなんかも出てる人気シリーズ。
この巻はシリーズ1作目なので、神父の過去や大悪魔の正体などが謎のまんまです。

ストーリーの筋だけを言えば、
主人公たちが街を騒がす吸血鬼事件を解決する、という単純な話。

ですが、この作品の一番の魅力は
猫かぶりで性格と口の悪さが半端ない美形神父と
そんな神父にちょっかいを出す大悪魔(女体化多し)、
神父に虐げられ、大悪魔にからかわれっぱなしの気弱な守護天使、
これら3者の掛け合い漫才ですな。
キャラ萌えできればここらへんはすごく楽しいんじゃないでしょうかね。
個人的には、正直、そのノリがところどころ辛かったです。
いったんこれが始まると結構長いしな…。
普段の生活パートならまだしも、
シリアスな戦闘シーンでコミカルなギャグというのは
配合のバランスが難しいうえ、読む人によって受け入れられる程度が違うものだし。
…まぁ、全体を通してみてもシリアスだけの場面はほとんど無いんですけどね。
あと、キャラの容姿の説明がちぃと恥ずかしい。

巷のレビューでは高評価が多いのですが、自分とはノリが合わなかったようです。残念。
posted by まるひげ at 17:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit | web拍手

2011-04-22

icon_45_b.gif『赫眼』読了。


久しぶりに「ホラー?」カテゴリに追加できる作品を読みました。
いいねぇいいねぇ、怖い話楽しいなぁ。ゾクッとしちゃう。
いや実際、もう部屋の暖房消してるのでいつもゾクッとしてるんですけどね!

目を奪う美貌と、小学生とは思えぬ色香。転校生の目童たかりは、謎めいた美少女だった。学校を休んだ彼女に届け物をしに、少年が訪れた家の奥―そこには、あまりにも禍々しい何かが横たわっていた…(表題作)。合わせ鏡が作り出す無限に続く映像世界。その魔力に取り憑かれた男を襲う怪異とは(「合わせ鏡の地獄」)。書下ろし掌編を含む、悪夢のような傑作十二編(文庫より引用)。
三津田 信三(著)『赫眼(あかまなこ)』

三津田作品は、何気ない日常のなかにふと非日常が混じりこんでる恐怖が良いのです。
怪異そのものの禍々しさはもちろんですが、
怖いモノの気配の描写がステキ。
あとどれも、昭和っぽい雰囲気なのがまた魅力。
個人的には「灰蛾男の恐怖」「後ろ小路の町家」が好きですな。

1つの話が約30ページほどの短編が8本、
4ページの実話系掌編が4本収録されてます。
詳しく内容を書くと面白くなくなるので一行あらすじを以下に。

・謎の美少女転校生の家にあった正体不明の忌まわしいもの「赫眼」
・不気味な写真を題材に怪談話を創作する作家の正体は…「怪奇写真作家」
・崖の上に立つ一軒の家に忍び込んだ少年たちの身に起こる不幸「見下ろす家」
・奥深い山奥の小屋を訪れた男たちにかかってくる謎の電話「よなかのでんわ」
・子供が被害者となった殺人事件の鍵を握る怪人の正体は…「灰蛾男の恐怖」
・京都のとある小路は、夕方になると別の世界へ繋がるという「後ろ小路の町家」
・合わせ鏡の世界からやってくる化物「合わせ鏡の地獄」
・死の影を背負った男が探偵のもとを訪れる「死を以って貴しと為す」


どの作品も、
憑かれたり
追っかけられたり
迷い込んじゃったり
するお話です。

「灰蛾男の恐怖」はミステリ要素が強く、一番馴染み深い感覚でした。
主人公の話相手のジィさまが、徐々に「ほうっ」しか言わなくなる極終盤がクるね。

「後ろ小路の町家」は、本編が少女の恐怖の体験談となってますが、
その後に書かれた彼女の所在の不確定さにより、
いっそうの不安感を引き立たせております。

「怪奇写真作家」「見下ろす家」はちょっと怪異登場までが長いような気がしました。

ちなみに、最初と最後の短編はちょっとリンクしてます。
さらにその他の短編も、三津田さんの長編シリーズとの関連が言及されているので
よく読まれる方には「あぁ、あの作品のことね…」とピンとくるんでしょう。
一方、三津田作品をこれから読もうという方にも良い短編集ですね。
都市伝説系、伝染系、語り部系、各種揃っておりますので
お好みの作品に出会えるのではないかと。
posted by まるひげ at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ホラー? | edit | web拍手

2011-04-21

icon_45_b.gif発掘中…書店パト。


最近、部屋の片付けに凝ってます。
正確に言うと、ここ数年放置したまんまのクローゼット内の本の整理。
ここ数年読んでない活字やマムガたちと再会しつつ
もそりもそりと片づけてたんですが、
「バス○ード」とか出てきた時は驚いた。
十数年ぶりに読んでみて、作品のノリに絶句。
90年代初頭ってこんなんだったんだ…OH…。
そういや、まだこの作品完結してないんじゃ…?

気を取り直して、書店パト購入ブツを3点晒します。


新マンガ日本史 26号「真田幸村」

なんだか幸村も信幸兄もRPGゲームのキャラっぽいビジュアルだなぁ(苦笑)。
ストーリーは、小田原の役から大坂の陣まで。
お家存続のために生きるのか、それとも自身の武名のために死するか…
それが幸村が抱える問題となってます。

「真田の家を守る信幸 真田の名を守る幸村」という
幸村の行き方を決定づけた犬伏の陣、ここが今号の読みどころでしょう。

次号は阿国さん。



「この森には、子供にしか姿が見えないクマがいる。一日そのクマと過ごして、無事に森を抜けられたら、なりたいものになれる」そんな伝説がある鬱蒼とした森の中に、足を踏み入れた一人の少女。そこで出遭ったのは…。(単行本帯より引用)。
オノ・ナツメ(画)『逃げる男』

なんだか海外の短篇映画のような叙情的なマムガでした。
第1話は少女が森のクマさんと「逃げる男」に出会う読みきりっぽい話。
第2〜5話が「逃げる男」が主役の、男が森にいる理由とその過去の話。
クマの目の表情がとても良いです。

全体を通して雰囲気が静かで登場人物もセリフも少ないので、
「画と行間(コマ間?)で読め!」が基本ルールです。

個人的にオノ作品は時代モノの方が好みなので
正直言うと、ちょっと物足りない感じがしました。
や、雰囲気は好きなんだけどね…。



大高 忍(画)『マギ(8)』

未読。
バルバット編ラスト。
新章はシンドリアが舞台だそうな。
posted by まるひげ at 00:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-04-20

icon_45_b.gif花占い。


寒いなぁ…今朝は雪がチラつくほどの寒さでした。
明日も最高気温が10度以下とかお天気姉さんが言ってたなぁ。
でも寒いと花粉の量は少なくなるからそれはそれで嬉しいような…。

本題。
先日、カタリーナさんのblogにお邪魔したら
「花占い」なるものを話題にしてらして、
なにやら面白そうだったので自分もやってみました。
生年月日を選択するだけなので気軽です♪

花占い|花フェアリー

結果は アサガオ でした。
診断結果を引用させていただきますと…

【基本性格】
夏の朝を爽やかに彩るアサガオの花。
陽射しが強くなるとそっと花弁を閉じるおしとやかな花らしく、
あなたは人当たりがよく状況判断力のある人。
感性が豊かで世の中の成り行きがすべてわかっているような悟った一面があり自信家です。
本心を表現するのは上手ではなく、
その分を埋め合わせるように音楽や芸術世界に浸る人が多く、
若い頃と晩年の性格の差が一番大きいにも特徴です。
年齢やジャンルの違いを超えて人とフランクにつきあえるので、
周囲から頼りにされるアドバイザー的存在となっていきます。


…う〜ん?
どうにも心当たりがないなぁ…。
「人当たりがよく」→ 猫かぶりなのでそう見えるように努めております。
「音楽や芸術世界に浸る人が多く」→ ヲタ活でも可ならあたってる


【花言葉】
穏やかでまじめな性格。人に信頼されるいつでも受身の姿勢。

「いつでも受身」と思うなよ!(何)


【向いている職業】
うんちく家なので雑学を学べる貿易商社や食品企業のほか、
書道など伝統芸に関わると才能が開花。


うんちく家…?
書道は地味に好きです。いつか写経をたしなみたいと密かに思っております。


【似合うスタイル】
乙女なワンピースに老舗和風ブランドのバッグを合わせるなど文学少女風。
朝露のようなしっとり清々しい香り。



ふぉっ! 茶噴き出すところだったでねぇか! あぶない!!
これはありえない…。
田舎者ゆえよく歩くので、基本的にはパンツ派です。


という感じでした。
あんまり当たってない気がしますが、
こういうのって普段意識しないようなことを指摘してくれるので新鮮ですね。

それにしても、アサガオは「小学1年生が育てる植物」っていうイメージが大きくないですか?
小学校で育てた植物は確か…
アサガオ → ヒマワリ → ホウセンカ → ヘチマ → ジャガイモ

うーん…あと1つがどうしても思い出せません…。
いつものように話が脱線したところで終わります。
posted by まるひげ at 22:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-04-17

icon_45_b.gif『水魑の如き沈むもの』読了。


登場人物のセリフが語尾に「け」がつく方言で、なんとなく気が抜けるけ。

奈良の山中の村で、珍しい雨乞いの儀が行なわれるという、村に豊かな水をもたらす湖には水魑という神様がいるとも―。その儀式の最中、刀城言耶の眼前で事件は起こる。さらに儀式の関係者が次々に不可解な状況で殺されていく。二転三転のすえに示された真犯人とは…。刀城言耶シリーズ長編書き下ろし(単行本より引用)。
三津田 信三(著)『水魑(みずち)の如き沈むもの』

シリーズ5作目。
2010年の本格ミステリ第3位で第10回本格ミステリ大賞受賞作。
事件が起こるまで時間がかかるのはいつものこと。
真犯人にたどり着くまでの刀城の推理が二転三転なのもいつものこと。
ここまでシリーズ読んでる方にとっては、十分満足できる内容ではないかと思いますです。
あ、あと、偲ちゃんがなかなか積極的になってて驚きました。
でも相手が刀城だからなぁ…頑張れ。

振り返ってみると、正一の存在感がなんだか浮いていた気がします。
「はじめに」で注意があるような記述方法の違いという点だけではなくて。
事件の当事者である正一の視点で語られる章と
探偵である刀城の視点で話が進む章とでは、
2人が接するシーンがほぼゼロだからかなぁ…?
ここはもう少し接点があっても良かったと思うのです。

刀城が聞いた山犬の鳴き声や
神への供物である「神撰」に対する2人の宮司の態度の違い、
何気なく描かれる箇所が伏線となってるのがうまい。

ちなみにこのシリーズ、事件が解明された後も「あれは一体何だったんだ…」
というホラー部分が残るのが作品の特徴となってます。
(それさえも合理的に解体されてしまう作品もありましたが…)
その部分の正体をも明らかにしてほしい、という方もいらっしゃるようですが、
個人的にはそのままでいい派です。
この方のホラーは雰囲気が良いんだわー。
泥女に鬼女、ボウモン、大陸からの引き上げ船上の「忌まわしいもの」、
天井からにゅうっと降りてくる首(夢オチ)等の怪異パートはテンション上がります。
ところが気になったものがひとつ。
偲が座敷牢で体験した怪異。
これだけは正体わかって欲しかったなぁ。偲は部外者なだけに一層謎です。
…もしかして痴呆気味の汨子バァさんか?

もうひとつ。
第1作『厭魅の如き憑くもの』の舞台である「神々櫛村」出身の人物が登場します。
しかし、怪異大好きなはずの刀城がこの村のことを覚えていない、
というのがウスラ怖い気がしました。
でもちょっと考えたら
ただ単に「厭魅〜」の事件がこちらより後、という話なんでしょう、多分…。

そんな感じでした。
そろそろ出そうな次回作『幽女の如き怨むもの』が楽しみです。
もうタイトルからしてw
そういえば、夏には刀城の学生時代が舞台の短編集も出る予定だそうで、こちらも期待です。
posted by まるひげ at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | edit | web拍手

2011-04-16

icon_45_b.gifたまにはゲームとか。


先日、はたさんと電話で話していたら
「本ばっかり読んでないでたまにはゲームしろよ(大意)」
って言われたので久しぶりにPS3スイッチオヌ。
アップデートに30分、DLに1時間かかりおった…。

ということで、
なにかと話題の新作ゲーム「エルシャダイ」の体験版で遊んでみました。

PS3とは思えないキャラのポリゴンっぷりにビビりつつ、
前知識ほぼゼロの状態でスタート。
背景グラフィックもBGMもとても綺麗です。
操作性が異常に手に馴染むので、調べてみたら
開発スタッフやディレクターが、バイオとかDMCとか大神を手がけたグループだそうですね。
それ知ってたらバカにしないで(してたのかよ)情報集めてただろうなぁ…。

それにしても、
ダメージ受けるたびに鎧が剥がれてくって…なんつー脱衣アクション…!(ガタッ
半裸でゲームオーバーしちまったでねぇか!
体力ゲージないアクションゲームは珍しいわぁ。

そしてこれが一番(?)重要なのですが、
一部で非常に盛り上がっている理由がなんとなくわかりました。
ルシフェル…うん、すごい美声。
指ぱっちん音が耳に残ります。

ムービーの各所でイラッとさせられるドヤ顔やネタも気になりますが、
何よりこういう世界観に弱いので購入してしまいそうな予感が濃厚。
まんまと踊らされておる…。
posted by まるひげ at 23:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | ゲーム | edit | web拍手

2011-04-14

icon_45_b.gif今日の花粉はひどかった…書店パト。


部屋の掃除なんかしなきゃよかった。
窓開ければ花粉入ってくるし、部屋のなかはホコリが舞うし…もう鼻が大変なことに。
マスクもやわらかティッシュも役に立ちませんわ。
ホコリはともかく、花粉は今月いっぱいは苦しいな…まだ半月もあるわー。

といったところで、本題。


新マンガ日本史 25号「黒田官兵衛」

官兵衛が幽閉から解放されたところから、
関ヶ原の戦い後、長政への「左手どうした」発言までです。

メインは秀吉との関係かな?
信長の死の前後で官兵衛に対する秀吉の態度が微妙に変わってます。

「天下を狙ってみようとは思わないのか」という秀吉の問いに対して
官兵衛は自身を水、主を器にたとえ、
「信長や秀吉といった器が存在してこそ、(水としての)己の居場所があるのだ」
と答えています。
これは何も官兵衛に限らず、軍師という立場を表したものでもありますよね。
そういえば、今号のお勉強ページは軍師特集でした。

信長、そして秀吉という器を失ってからの官兵衛の
「天下人が居ないのなら自分がなってみてもいいかな…」
 ↓
 関ヶ原終了のお知らせ
 ↓
「あー、ダメだったかぁ…ま、いい夢見さしてもらったよ」
という、さっぱりした気楽な野心が良いなぁ。

次号は幸村です。


以下はノット新刊。


三津田 信三(著)『赫眼』

以前から気になってたモノを買ってみた@
「如き」シリーズじゃない作品に挑戦。
粘着質な這い寄る系の怖さタマラン。



志麻 友紀(著)『神父と悪魔 カープト・レーギスの吸血鬼』

以前から気になってたモノを買ってみたA
よくわかんないのですが神父が性悪らしいです。

最後に気になったモノ1点。


あさの あつこ(著)『燦(1)風の刃』

あさのさんの新シリーズ。
江戸末期、ある藩の家老の息子と刺客の少年の物語だそうな。
posted by まるひげ at 22:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-04-13

icon_45_b.gif『佐竹義重・義宣』読了。


秀吉の真意を読みすぎて時にうっとおしい官兵衛。
全然読まないけど純粋さゆえ万事オッケーな宇喜多の坊。
登場シーンゼロなのに、この表現がやけに頭ン中に残りました。
褒められてるんだか馬鹿にされてるんだか…。
素直に喜べないのは確かだな。

上杉謙信と戦友の契りを結んだ佐竹義重、石田三成の危急を救った息・義宣。混迷する戦国の関東で、伊達政宗を人取橋の戦いで追い散らし、関東の雄・北条氏とも一進一退の争いを繰り返した名族・佐竹氏の荒武者父子。台頭する織田信長・豊臣秀吉ら上方の勢力に対し、坂東の覇者としていかに抗したのか。関東での勢力争いから関ヶ原まで、その苛烈な生き様を描く!(文庫より引用)
志木沢 郁(著)『佐竹義重・義宣 伊達政宗と覇を競った関東の名族』

タイトルは義重と義宣。でも主人公は義重。
義宣も頑張ってはいるんですが…どうにも地味です。
時期的には、
北条が芦名氏、結城氏と結んで義重の同盟者・多賀谷政経を攻めるところから
関ヶ原の戦い後、佐竹一族が出羽へ転封されたところまで。

上方における近世的な主従関係に対し、
この時期の常陸では中世的な擬制一族関係が存在しており、
義重が一族内の調整に苦心するさまが印象的でした。

前半は義重が周辺豪族との小競り合いに明け暮れる日々です。
そうしてるうちにも
遠くじゃ信長とかいう活きのいいのが登場するは
伊達の若ぇのが落ち着きなく暴れまわるは
いつの間にか北条が出張ってくるは…
田舎は田舎で大変だっぺよ!
…な状況が続きます。
そして後半は佐竹が豊臣に臣従したことにより
煩雑となった政治上の駆け引きメインでやや早足で描かれます。
若くして家督を譲ってからも
隠居という立場で家中に存在感を示す義重がいました。
関ヶ原の描写が、なんとなくぼんやり終わってしまったのが残念です。
ま、史実でも挙止が明らかになってないからここは仕方ないか…。

脇役の東義久や太田資正がいい感じに絡んできてます。
特に資正(&政景)の行動については、
義重の考え方にも影響を与えています。
乱世における身の施し方とか、父と子のあるべき姿とかね。

以前読んだ志木沢さんの宗茂本より盛り上がりには欠けますが
その分落ち着いて読むことができました。
何と言っても義重のどっしり重厚な存在感よ…。


蛇足。
そういや、最近読んだ歴史小説、タイトルに人名があるものばっかりだなぁ。
ちなみに今はP●P文庫の氏照読んでます。
北条氏わからんのにいきなり氏照とかどうなの自分。
posted by まるひげ at 00:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

2011-04-11

icon_45_b.gifやっと読んだ2冊。


先月買ったマムガの感想文ふたつです。

茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、「へうげもの」の道をひた走る。朝鮮戦争泥沼化、余命少なし太閤秀吉。唯一の友として、この世で最後の花束を。「乙」から「へうげ」へ、織部ゴーズオン。生か死か、武か数寄か、それがいっそう問題だ!!(単行本より引用)
山田 芳裕(画)『へうげもの(12)』

秀吉が、ついに…! な巻。
最期の数コマには思わず目頭が熱くなりますね。
直後の展開があんなんだったとしても。
まぁ、それはそれで予断を許さない流れとなってるので
次巻の家康の動向に注目です。

他には
朝鮮戦線が一番過酷な状況だったり
小堀遠州の性別間違えてる祝言があったり
佐竹と伊達の不毛な争い…などがあったりしてます。
…佐竹の訛はU字●事的イントネーションで良いのかなぁ。



岡山藩熊田家藩主・治隆率いる参勤行列は、摂津国郡山の宿「椿の本陣」に到着。家臣らの間で囁かれる、治隆御落胤疑惑の真実とは!? そして、雅な公卿のわがままに翻弄され苦悩する、新米家老・和泉の運命やいかに!! (単行本より引用)
オノ・ナツメ(画)『つらつらわらじ(2)』

頑張って!
頑張って和泉!
次巻は夜の峠越えだよ!!
この人、前巻より行木に対して頑なになってるような…。
頑張れといえば、お庭番の九作もですな。
治隆が気になるのは仕事だけど、
和泉も気になるのは危なっかしくて放っておけないから、という
面倒見が良いであろう人となりがダダ漏れてます(笑)。

一方、お留守番の家老たちの出番はそれほど多くないです。
相変わらず読めない行木の真意よ…。
ちなみに、この巻のキーパーソンは大小姓頭・山和木さんですね。
殿と臣下の絆にじんわりします。

参勤交代の道中、明らかになったご落胤疑惑の詳細は
治隆の器の大きさが推し量れる沙汰となってました。
あ、あと郡山を発つシーンや治隆と山和木が湖畔に佇むシーンが良い演出ですね。
映像が自然に脳内に浮かび上がってくる感じです。
posted by まるひげ at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2011-04-08

icon_45_b.gif『ベンハムの独楽』読了。


星新一のような乙一のような伊坂幸太郎のような道尾秀介のような…。

ふたつの肉体にひとつの魂、五分先の未来が見える災い、文字で飢えを凌ぐ男の幸い、グロテスクな双子の仕打ち、冷笑に満ちた大人の仕返し。「奇蹟」と呼ぶほかない連作短篇。第5回新潮エンターテインメント大賞受賞作(単行本帯より引用)。
小島 達矢(著)『ベンハムの独楽』

良いですね、これ。読んでて楽しかったです。
タイトルの如く、くるくると回る白黒の独楽が目の錯覚で色彩を持つように、
それぞれ異なる雰囲気を持った短篇作品が9つ収録されてます。
ミステリかと思いきやホラーだったり、たまにSFだったり…
「色々書いてみました」って感じの連作短編集。
連作とありますが、各作品の繋がりはそれほどでもありません。
ある作品のキャラが他の作品でもちょろっと登場する、といった程度です。
ラストの作品の主人公が呟いた、わずか2行の独白により
最初の作品の世界と繋がるところなんかうまいですね。

一行あらすじとタイトルを以下に。

・ふたつの肉体にひとつの魂をもつ双子の姉妹「アニュージュアル・ジェミニ」
・五分先の未来が見える男「スモール・プレシェンス」
・傘と祖母と水族館の思い出「チョコレートチップ・シースター」
・ようちえんのおともだちのひみつ「ストロベリー・ドリームズ」
・コンビニ立て籠もり事件の真相「ザ・マリッジ・オヴ・ピエレット」
・宇宙の果てを目指した博士と助手「スペース・アクアリウム」
・文字で飢えを凌ぐ男「ピーチ・フレーバー」
・“一生を夢に捧げる覚悟はあるか?” 「コットン・キャンディー」
・深夜のタクシーで繰り広げられる復讐劇「クレイジー・タクシー」


結構ダークな雰囲気の作品もいくつかあります。
個人的にはそういうの好きなんですけど、
あえてこの作家さんには青春モノを描いて欲しいなぁ、という印象を持ちました。
「ピーチ・フレーバー」とか「コットン・キャンディー」
あたりがサワヤカで良かったです。青春ばんざい!!

ところどころ、表現の仕方や文章の選び方に引っ掛かるところはあるものの、
とりあえず次回作出たら読んでみようと思いました。

あ、最後にわからないことひとつ。
あらすじにある「グロテスクな双子の仕打ち」って
「スペース・アクアリウム」のことですかね?
posted by まるひげ at 23:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | ミステリ | edit | web拍手

2011-04-07

icon_45_b.gif実は昨日の書店パト。


今日ってアニメ版のへうげスタートでしたっけ…。

それはそうと、購入ブツは1点のみです。


新マンガ日本史 24号「伊達政宗」

政宗の誕生から、輝宗の死までが描かれています。
温厚な輝宗と天下を狙う政宗、この対照的な父子の絆がテーマですね。
梵天丸時代の可愛さったらもう…!

死に際に輝宗が政宗に言ったことばと表情が
幸せ真っ只中だった最初のページとカブってるのが切なくなりますね…。
そして今号はコラム&豆知識が普段より多い気がします。
…まぁ、話題に事欠かない人だからなぁ。

次号は官兵衛。
posted by まるひげ at 22:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-04-06

icon_45_b.gif『山中鹿之介』読了。


絶版なので図書館から借りました。
高橋さんの描かれる官兵衛はものすごく腹黒いんですが、
今回は黒くなかったです。非情なだけです。

あ、すいませんかんべじゃなくて鹿之介ね、鹿之介。
イケメンステータスが、この人の代名詞「七難八苦」のせいで霞んでる気がする…。

中国地方の名門尼子家は、主君晴久の急逝を境に天運傾き、毛利元就によって滅ぼされた。生き残った尼子近習衆は、家中随一の武者、山中鹿之介を中心に集結する。主家を再興し、何よりも失われた故国、出雲を取り戻すために。強大な毛利に幾度も戦を試み、秀吉とも渡りあい、風雲の戦国末期を駆けぬけた武者の、鮮烈な生涯(アマゾン・レビューより引用)。
高橋 直樹(著)『山中鹿之介』

尼子勝久が最初から最期まで明るいのが救いでもあり、いたたまれなくもあります。
そして勝久も家臣衆もみんな、鹿之介にべったり頼すぎ(苦笑)。

勝久を擁立した鹿之介らが富田城奪還を目指す第一次再興運動から
鹿之介の死(正確には+33年後)までのお話でした。
二部構成になっていて、
第一部は横道兵庫助や秋上伊織介らなど仲間に対する友情と信頼、
第二部は台頭してきた織田家のなかでの尼子衆の苦悩、
といったところが読みどころでしょう。
ちなみに、鹿之介がぼっとん便所から大脱出するところで第一部が終わります。
S属性の元春とドM属性の鹿之介はいい組み合わせだと思った捕虜シーンの数行。

主家の再興を悲願として鹿之介のもとに集まった尼子家遺臣たち。
いつ果たせるとも知れない夢を追っていくうち、
ある者は死に、またある者は毛利に降り、
一人またひとりと鹿之介のもとから去っていくのが寂しいです。

それでも諦めない鹿之介。
何があっても諦めない鹿之介。
そのド根性精神の源はどこから来るんだ…尊敬よりもいっそ恐怖ですよ。
いやほんと、地獄の底からでも凄い形相で這い上がってきそう。

ちなみに、
鹿之介の不屈の精神…というか生き方については、
世の中に喧伝されるような主家再興(=他人のため)ではなく
鹿之介の魂が欲した(=自分のため)からこそ出来上がったものだ、
とあとがきにあります。
個人的には、
他者のためとか自分のため、という考え自体が無かったんじゃないかと感じましたね。
いや、脳筋ということではなくてだな…。

のちの亀井茲矩である湯新十郎や
長男・新六(兄の遺児という設定)とのひとときは、
鹿之介の穏やかな部分が垣間見えるシーンでした。
ラストは涙です…。
posted by まるひげ at 01:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

2011-04-03

icon_45_b.gifトップページが鍋づくし。


突然ですが、
今月の学研の歴○群像新書の新刊、宇喜多の坊が主役の関ヶ原モノだそうですね!
しかも書き手が尾山さんということで、これは期待しちゃいます。

んで、確認ついでに甘損さんとこ行ったら
戦国鍋関連をえらくオススメされたので、せっかくだからチェックしてみますた。


なんとなく歴史が学べる 戦国鍋TV辞典

今月26日発売のオフィシャルブック。
公式ということで内容がしっかりしてそうです。



Otome continue vol.5

先月の上旬に出てたらしい、総力特集が鍋。

そういえば、以前ここでもネタにしたムック本の
「戦国鍋TV読本」は5月に発売延期になったらしいです。

そして戦国鍋といえば、まだCD買ってない…。
地震の影響で、甘損さんで地震前日に注文したブツ数点が
二重支払い請求された挙句、どうやら強制キャンセルかまされた模様です。
もっかい注文しろってことですね!
posted by まるひげ at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 気になるもの | edit | web拍手

icon_45_b.gif『信長の茶会』読了。


「九十九髪」で「付喪神」な名物をめぐる歴史ファンタジー。
魔王大好きなみっちゃんと
おにいちゃん(永徳)大好きなおとうと(元秀)がいました。

ときは戦国時代。本能寺の変が起きる、まさにその夜。本能寺のそばで、親しげに語り合う男たちがいた。なんと彼らは、織田信長と明智光秀。実はこの二人、ある茶器を求め、地獄から蘇ってきたのだ。冥府王の命令で、名器「つくもがみ」の行方を探っていく主従二人。そして彼らの前に現れる、悩める若き絵師・狩野元秀と謎の少女なべ。抗いがたい運命を背負った彼らは、それぞれの目的を胸に抱き、激動の時代を生き抜こうとする。そんな四人が行きつく先は、果たして―(文庫より引用)。
永田 ガラ(著)『信長の茶会』

タイトルも公式のあらすじもイマイチ適切じゃないような…。
主人公は狩野元秀だよね?
そして話の内容は元秀の成長物語だよね?

あらすじをいじってみると以下のようになります。

「つくもがみ」を本能寺の炎で燃やせ、という冥府王の命により現世へ蘇った信長と光秀。
しかし、本能寺の変直前に発生した怪異とともに、信長の姿が消えてしまう。
一人で「つくもがみ」を探し始めた光秀は、
かつてこの茶入れが堺に預けられていたことを思い出す。
一方、本能寺の変より八年前、
堺の豪商・天王寺屋の屋敷では
狩野州信(永徳)の弟・元秀が絵師としての己の力量に悩んでいた。
ある日、元秀はいわくありげな少女・なべと出会う。
なべには十兵衛という名の初老の武士が仕えていて―。


最初に書いたとおり、この悩める青年の元秀が主人公みたいなもんです。
元秀が堺で出会った人物を通して、それまでの自分の価値観を改め
「自分の力を信じて未来を切り拓いていくんだ!」
という前向きな姿勢になるまでの話がメインでした。
…まぁこの時代、自分の力だけでうまく事を運べるほど都合のいい時代じゃないと思うのですが
逆境をただ嘆くのではなく、現実と向き合い、
尊敬する人に認められるような人間になりたい、という立派な目標が掲げられております。
立派、なの、です、が…
元秀の考え方があまりに現代的で、なんだかなぁ…となります。
内容は明るく希望を感じさせる終わり方なので、全然悪いものではないんだけど。

正直なところ、
個人的には信長&光秀の話を期待していたので、拍子抜けした印象です。
序章と終章の2人の掛け合いが面白かっただけになおさら残念。
元秀&なべのストーリーも、なんというか…お決まりの展開だったような。

ちなみに、舞台の大半が堺なので
豪商・天王寺屋の津田宗及や納屋の今井宗久が脇役として出てきます。
宗久が良いポジションです。人生の先輩的な。
脇役といえばあともうひとり。
終盤にちびっと登場するジュスト右近、天の御使いとして地上に降り立ちます。
頭には光るわっかも乗っけてるし背中に羽も生えてます…おぉう。

最後にネタバレしちゃいますと、
光秀が探し出した「つくもがみ」はニセモノで、
冥府王の命に失敗した2人は現世で再び生きていくことになる…
と思いきやまたもや怪異に巻き込まれ、異次元(?)へと消えていく

というラストでした。

posted by まるひげ at 01:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | edit | web拍手
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。