2011-03-31

icon_45_b.gif神経抜き。


そろそろ終わるかなぁ…。
何が終わるかって、歯医者通いです。
去年の3月から通い始めたので、1年を過ぎました。
…2〜3箇所しか治療してないのになにこの長さ!!

ブログでも時たま愚痴ってきましたが、
去年の10月に処置が終了したはずの箇所、
あれから痛みが酷くなったので、結局、神経抜いてもらいました。
治療後の痛みはそのうち治る、と言われ続け、
神経抜かない方が歯にとっては良い、と散々諭されてきたんですけどねぇ。
約半年間我慢してきたものの、
熱いものも冷たいものもしみるし、
豆腐以上に硬いものが食べられない状態ってどう考えても異常でしょうよ…。

抜歯の経験は数回ありますが、神経抜くの(抜髄?)は初めてだったり。
流血しないんですねー。
珍しく麻酔が効いてくれたので、痛みはほとんどありませんでした。
神経抜いた後の歯は脆くなるそうなので、しっかり歯磨きしなきゃなぁ。
いいトシして歯磨き下手なので気合入れていかんと…!!

またしてもどうでもいいことほざきますが、
デンタルフロスは ↓ 使ってて楽しい。


リーチ デンタルフロス ワックス 50m

ケースから糸を取り出すときに
(必殺)仕事人ちっくに「キリキリキリ…」というSEが頭の中でどうしても流れてしまう。
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2011-03-30

icon_45_b.gif春来了…書店パト。


最近、春だなぁ…と身をもって実感しています。
特に鼻と喉のあたりが春を満喫
助けてくれ、やわらかい方のティッシュ…。

本日の購入ブツは1点のみです。


新マンガ日本史 23号「細川ガラシャ」

スタンダードなガラシャ像です。
忠興さんもいつも通りでお変わりなく。
今回は、侍女・いとの回想シーンという形式をとっていて、
ガラシャとの出会いからその死(+α)までが描かれます。

幽閉先の味土野で、「もはや明智の娘でも細川の奥方でもない」と嘆いていたガラシャ。
しかしその最期は、明智の娘であり細川の正室としての姿でありました。
いとの他に少斎の視点がほんの少しだけ挿入されてる点も、
明智と細川の両家からガラシャ(=玉)を捉えていて良い感じです。

次号は独眼龍ですにょ。
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2011-03-29

icon_45_b.gif『私たちが星座を盗んだ理由』読了。


なんつーか、
北山作品はやっぱりこうじゃなきゃ!! という興奮とともに読み終わりました。
『少年検閲官』と同じようなにほひがしたので、
読む前から叙述トリックに警戒しながら読んでたんですが、
今回設置されていた罠は、「最後の一撃」でした。
構成が見事です。

これぞミステリの醍醐味 全てはラストで覆る!恋のおまじないに囚われた女子高生の物語『恋煩い』、絶海の孤島にある子供たちの楽園の物語『妖精の学校』、孤独な詐欺師と女性をつなぐケータイの物語『嘘つき紳士』、怪物に石にされた幼なじみを愛し続ける少年の物語『終の童話』、七夕の夜空から星座を一つ消した男の子女の子の物語『私たちが星座を盗んだ理由』(新書より引用)。
北山 猛邦(著)『私たちが星座を盗んだ理由』

帯にあるとおり「優しく、美しく、そして残酷な」物語でした。
現代が舞台の「恋煩い」「嘘つき紳士」「私たちが星座を盗んだ理由」の3編は
「世にも奇妙な物語」に選ばれてもおかしくない雰囲気。
どれもラストでオワタ\(^o^)/感があって鮮やかにエグられます。
まるひげ的に一番好きなのはファンタジーな「終の童話」かな。

・恋のおまじないに囚われた女子高生の物語「恋煩い」
幼少期の男女3人組が長じるとロクな関係になんねぇよって前に言ったべや!(訛)
…まぁそういうお話です。
ラスト一行の衝撃度はすごい。
あと、ネタバレになりますが「プロバビリティの殺人」と「未必の故意」てイコールか。


・絶海の孤島にある子供たちの楽園の物語「妖精の学校」
あぁ、それで登場人物みんなが鳥の名前なのね…。
「妖精の学校」の正体を導くラストの数字が示すものがわからないと「??」となります。
…これは素直にググるなりヤフるなりした後もっかい読み返せ、という話ですね。
余談ですが、読んでる最中これ ↓


西澤 保彦(著)『神のロジック 人間のマジック』

のような不安感を味わいました。
設定がちょっと似てるだけなんですけどね。


・孤独な詐欺師と女性をつなぐケータイの物語「嘘つき紳士」
別タイトル「狸と狐の化かし合い」。
やっぱりしたたかなのは女の方だよね!


・怪物に石にされた幼なじみを愛し続ける少年の物語「終の童話」
初登場時からくさいくさいと思っていた美形の探偵役がやっぱりくさかった。
リドル・ストーリーとなってますが、
自分としては石像砕いた方がなんとなく救いがあるような気がする。


・七夕の夜空から星座を一つ消した男の子女の子の物語「私たちが星座を盗んだ理由」
病弱な姉をもつ妹が、姉の同級生で幼馴染でもある少年に恋心を抱くのですが
3人の勘違いが取り返しのつかない結果を生んでしまう、という悲劇。
このオチは…主人公救われないなぁ…orz。
posted by まるひげ at 00:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | edit | web拍手

2011-03-27

icon_45_b.gif先日の書店パト。


購入したモノはチェックしてた1点だけです。


永田 ガラ(著)『信長の茶会』

エンタ系歴史雑誌「歴史魂vol.1」に収録されていた
序章の続きが地味に気になったので買ってみました。
地獄から蘇った魔王と光秀が、名器「つくもがみ」を探すというお話。

…予想したよりボリゥム多いな…。


以下、気になったモノ2点。


三上 延(著)『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち 』

『信長の茶会』と同レーベルです。
古書をめぐるミステリ風味の短編集だそうな。



三津田 信三(著)『七人の鬼ごっこ』

「如き」シリーズじゃない新刊ですね。
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2011-03-26

icon_45_b.gifおぉっ!!


今日の「世界ふ○ぎ発見!」はシーギリヤですか!

ここの王位継承を巡る兄弟王子の戦いとその後の兄王の孤独とかって、
小説のネタとして格好の題材になりそうだと前から思ってるんですが、ついぞ見かけない。
もったいないなぁ…。

ささ、待機待機!!
posted by まるひげ at 20:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、TV | edit | web拍手

2011-03-25

icon_45_b.gifマムガ感想文ふたつ。


ちょっと前に読了したマムガ2冊の感想文いってみます。

長岡与五郎。大名・細川家の御曹司にありながら最強をこころざし、一度敗れた武蔵に再戦を挑まんとする。それを止めようとするのは、忍びの娘・登世!秘術を用いて、与五郎と離れられなくなるが…!?山田風太郎には、短編にも多くの傑作あり。せがわまさきによる、極上の漫画化、それこそが『山風短』!(単行本より引用)
山田 風太郎(著)/せがわまさき(画)『山風短(2)剣鬼喇嘛仏』

やっぱり原作未読でした。
前巻の『くの一紅騎兵』よりコミカルなシーン多いですね。

なんかすごい。
とにかくすごいよね!
いや、山風だからいまさら驚かないけど驚いたよ!!

細川家の忍び「青龍寺組」の娘・登世が健気で可愛くて強くて悶えます。
それに対して興秋のひどい男っぷりよw
大坂城入りして武蔵と再会した後、
武蔵の教えの真髄を理解したのが興秋ではなくて登世、というのが良いなぁ。
ラストが非常に幸せな幕引きとなっているので、
「末永くお幸せにおふたりさぁああああん!!」
って割れる勢いで鐘鳴らしたくなりました。

個人的には青龍寺組のおっさん忍びトリオがいい味出してると思います。
なかでも登世に刺されて眼帯キャラになったおっさん。

それにしても、山風短編をマムガ化する選定基準て何なんだろう…?
今回は巻末に予告ページがなかったしなぁ。
次巻も楽しみです。


無門、大膳、平兵衛…忍びと武者の熾烈を極めた戦いは今、ここに終結す!無門を襲う最大の悲劇が“忍びの国”を大きく揺るがす感涙必至の最終巻!!(単行本より引用)
和田 竜(著)/坂野 睦(画)『忍びの国(4)』

「最強の忍びの激しく儚き恋物語」と帯にありますが、
あえてここは
無門という伊賀の忍びが“人”になった物語、と言いたい。
無門が平兵衛に対して呟いた「可哀そう」という言葉が
その後自らもお国から言われることになるという流れや、
一番大切なものをなくしてから自分の本心に気づく、
というのがなんとも悲劇だよなぁ。

今回も無門のお仕事シーンがユルかっこいい。
これが伊賀一の手練れってことね。
そしてやっと左京亮の活躍シーンが!!
終盤、大事なとこなのに平兵衛が死ぬってこと忘れててちょっと寂しくなった。
寂しいといえば、柘植じいちゃんの討取られシーンだな…。

あ、それとこのお話、大方の人にとってはどうでもいいだろうけど
信雄の成長物語という面もあるよね!
カバー裏がなんだか幸せです。
ということで、
全4巻、原作の雰囲気を壊すことなく楽しめました!
posted by まるひげ at 23:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | マムガ | edit | web拍手

2011-03-24

icon_45_b.gifあれっ?書店パト。


書店に遊びに行ったら、普通に新刊入荷してて拍子抜けしました。
先日のあの張り紙はなんだったんだろう…。
まぁいいや、入荷できたんなら文句はないさー。
ということで、購入ブツは3点です。
すいません、読んだのマンガ日本史だけだったり。


新マンガ日本史 22号「千利休」

利休の切腹直前から回想シーンが始まり、ラストが利休の死という展開です。
メインが死の間際の利休の回想シーンとなっていて、
秀吉との出会いを経て、思想の違いにより2人の関係が修復不可能となるまでが描かれています。
お互い、引くに引けない立場になっちまったんだよね…。
あ、あと秀吉がそんなに悪く描かれていませんでした。

今号は、美学というか個人の美意識が絡むお話なので
考えてみたら、これってなかなかに難しい問題かと思います。
芸術品の価値とか目利きの基準とか。
…まぁでも乱暴に言ってしまうと、
そのスジの人が「これは芸術品だ!」っつったらそれが芸術品なんだよ!!ていう話ですね。

話がズレました。
巻末にはもちろん(?)『へうげもの』が紹介されてました。
もう1冊の『ねこじたなのにお茶がすき』という絵本も読んでみたい(タイトルw)。

次号はガラシャ!



山田 芳裕(画)『へうげもの(12)』

つーことで、へうげの新刊。
もう12巻かぁ…。



オノ・ナツメ(画)『つらつらわらじ(2)』

結構早く2巻が出ましたね。

…なんだか最近マムガの積読も多くなってきたなぁ。
早く読まねば!!
posted by まるひげ at 22:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-03-23

icon_45_b.gifようかんパンと書店パト。


この地震の影響でお店の仕入れ先が変わったのか、
地震前には見なかった品物がちらりほらりと並べられていてちょっと楽しいです。
そのなかで思わず買ってしまったのが、「ようかんパン」
以前、ケンミ○ショーで紹介されてるのを見て
密かに食べてみたかった北海道限定のご当地菓子パンです。
早速食べてみましたら…
パンにコーティングされてる部分のようかんが甘さ控えめでとても美味しいのです。
すでにリピートしちゃってます♪
ずっと仕入れてくんないかなぁ…。

そんな具合で、
一部の食料品や日用品の品薄状態も少しずつ改善されてきているなか、
書店に行ったら残念な張り紙がありました。

「地震の影響で17日発売以降の書籍の入荷が大幅に遅れます」

簡単に書けばそんな内容。
本格的に道路整備も進んでるし
ガソリン不足も解消されつつあるのになぁ…とちょっとしょんぼり。

で、今日は欲しい本がなかったので目に留まったモノだけ挙げてみます。


岡田 秀文(著)『信長の影』

魔王まわりの方々(上杉謙信・蒲生氏郷・柴田勝家・足利義昭・土田御前)が主人公の短編集。



中村 ふみ(著)『裏閻魔』

ちょっと前から気になってたラノベ(?)。
「ゴールデン・エレファント賞」大賞受賞作品だそうです。
賞についてはよくわからないのですが、
日本・中国・韓国・アメリカで同時発売ということで
なにやらインターナショナルなエンターテインメント作品らしいです。

時は幕末。
長州藩士・一之瀬周は、新撰組に追われて瀕死の重傷を負うが、
刺青師・宝生梅倖が掌に彫った「鬼込め」と呼ばれる呪いの刺青で命を救われる。
周は不老不死の運命を背負うこととなり、
明治から昭和へと激動の時代を刺青師・宝生閻魔として人目を憚るようにして生きていく。
傍らには常に、友人の遺児・奈津の姿があった。
その奈津を狙うのは、姉の仇で同じ鬼込めの技を持つもう一人の刺青師・夜叉。
少女だった奈津もやがて女として閻魔を意識しつつ、
純愛を貫きながら彼の年を追い越し老いていく……。
(アマゾン・レビューより引用)


…あー、うん。
なんかレベル高そうな内容ですな。色々な意味で。
PVやイメージソングなんかもこさえているのでなかなか力入ってますね。

ラストは立ち読み御免!なモノ。
忍たまの劇場版がもう上映されてるんですよね。
この歳で劇場に行くのはなかなかに痛々しいので行く予定はないのですが、
やっぱり内容が気になるので
「対象年齢:小学校低学年」のこれ ↓ を立ち読みしてきました(十分痛々しいよ!)


尼子 騒兵衛(原作)/亜細亜堂(画)『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段』

わ か り や す い !!

もうね、1〜2分で読み終わったw

ストーリーは、原作37巻&42巻のオーマガトキ VS タソガレドキを背景に、
劇場版オリジナルを加えて編集…ってことで良いんですかね?
しかも本編は45分なんですか!短いな!!
さっき初めて公式行ってCM見てきました。みんなよっく動くなぁ…。
忍たまキャラは誰も彼もほんと可愛くて目尻下がります。

といった感じでした。
張り紙を信用するとしばらく本買わないかもしれないなぁ。
この隙にまだ書いてない感想文にでも手をつけてみようか。
posted by まるひげ at 01:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-03-19

icon_45_b.gif『明智左馬助の恋』読了。


なんかもうね、器用貧乏の光秀が報われなさすぎて涙出ちゃう。
人間、真面目すぎるのも考えものだよね!
そんな主君を補佐しまくる有能すぎる家臣・明智左馬助秀満(光春?)が主人公。

歴史の大きなうねりに飲み込まれながらも、ある女性への思いを貫いた一途な男、明智左馬助。義父・光秀の腹心でもある彼の純愛を主題に「本能寺の変」のもうひとつの意味を浮き彫りにする。「本能寺」三部作完結! (アマゾン・レビューより引用)。
加藤 廣(著)『明智左馬助の恋』

「本能寺」三部作のなかで一番静かな作品。
ストーリーは荒木村重の謀反から左馬助の死までで、
この期間の明智光秀の動きを左馬助の視点から描いたものです。

レビューで見かける「新鮮味がない」という意見は、確かに頷けるものがありますね。
前2作で本能寺の変に関する大きな謎はほとんど明かされてしまっているため、
この作品は、今まで描かれなかった部分の補完、という印象を受けました。
まぁでも、新たな解釈も出ています。
荒木村重の謀反の理由とか
本能寺の変前後の朝廷の動きとか
左馬助の湖水渡りの真相とか。
他には…
本能寺の抜け穴や信長の遺体に関する左馬助の行動も明らかになってます。
…う〜ん、やっぱり穴埋め的(苦笑)。

ラストが切ない…というかやり切れない感じ。
この作品は左馬助と光秀の長女・綸(=さと)との恋物語でもあるのですが、
題名になるほどガッツリした恋物語ではないような?
それにしても加藤作品のヒロインてどれも同じようなイメージだなぁ。
さらに魔王のこきおろしっぷりがひどい。

気になるところは、光秀の生死が謎のまま、という点です。
秀吉のもとへ届けられた首は影武者のものになってました。

ということで、本能寺三部作は自分にしてはトントン拍子に読み終えられました。
まだ外伝があるので、そのうち手を出してみようと思ってます。
個人的には、半兵衛とか家康が主役の作品を読んでみたいなぁ…。
posted by まるひげ at 22:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

2011-03-18

icon_45_b.gifたぬきがいっぱい書店パト。


近くのスーパーに食料品買いに行ったら
がらんとしてたカップ麺の棚が、一面「緑のた○き」で埋まってました。
…あれはある意味壮観な眺め。
そんな今日の購入ブツは2点です。


新マンガ日本史 21号「服部半蔵」

主役が半蔵で絵師が藪口さんとは良い組み合わせですなぁ(ニヤニヤ)。
それにしても半蔵のヘアスタイルがすごい。
みどころは、半蔵が涙を流す信康の介錯未遂シーンです。
「はんぞぉおおおおおお!!」て叫びたくなりました。

「忍者の秘密に迫る!」というテーマのお勉強ページも楽しいです。イラスト豊富で。
飢渇丸と水渇丸が想像したより大きめで、ビジュアルだけ見たら美味しそうでした。

次号は利休先生。



和田 竜(著)/坂野 睦(画)『忍びの国(4)』

最終巻です。さびしいなぁ。
posted by まるひげ at 23:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-03-17

icon_45_b.gif薄暗い書店パト。


節電対策でどのお店も地味に暗いです。
書店もしかり。人もまばらです。
こんな状況ですから、
今週発売の新刊とか置いてないだろうなぁ…と思ってたんですが、
いつもと変わらず、発売日の翌日には書店に置いてあるのに驚きました。
流通困難だってあんなに報道してるのにどうやって来るんだろう…?
まぁ、こんな時に本なんてどうでも良いだろ!と言われたら全くその通りなんだけども。

以下、書店パト購入ブツ4点です。
どれも地震前発売のものだったり。


志木沢 郁(著)『佐竹義重・義宣』

先月からチェックしてた志木沢さんの佐竹本。



北山 猛邦(著)『私たちが星座を盗んだ理由』

やっぱり買うた。
なかなか評判良いみたいですな。


集合住宅日月館に入居し家族となったのは、吸血鬼のノイや貳口女など怪異ばかり!ノイの過去を知る四十九院の登場で物語りは急展開したのかしてないのか?どうなの!?災厄集まる日月館を舞台に、バトルとロマンス大増量でお届けします!(単行本より引用)
樋口 彰彦(画)『あしたのファミリア(2)』

表紙は嘲(せせら)。
なんだか展開が早いマムガですね。
伏線もばんばん出てくるし。
「たぶん陰陽術」のモジャモジャ(千疋)が非常に胡散臭いです。
そして明日をめぐるノイと呼乃花のバトル、この2人の関係良いですね。
ツンデレって良いなぁ可愛いなぁ!!

あとがきにありましたが、この作品、テーマは「家族になる」じゃなくて
「家族をつづける」ことだそうです。
うん、確かにそっちの方が難しいですな。


集合住宅日月館に集まった吸血鬼のノイや貳口女の嘲などの怪異とともに、家族としてうらやましいのかよくわからない生活を送る管理人の日月明日。ノイと因縁ある四十九院の手下・4門外の襲撃により、家族の絆が試される!バトルもロマンスも特盛中です!(単行本より引用)
樋口 彰彦(画)『あしたのファミリア(3)』

表紙はモジャモジャ。

3巻はなんといってもノイと嘲の関係がみどころ。
出会い編まで描かれているのが美味しいです。
そして嘲の命まで奪おうとした敵さえも許した明日、
この優しくも青臭い行動が今度どう試されるのか…といったところです。
次巻に続く明日のひいじいちゃん関連の話も先が気になります。
虎鉄カッコいいニャあ。

恋神おばちゃん、また出てきてくんないかな…。
さらにオリビア(♂)って2巻で地味に登場済みですよね(笑)。
posted by まるひげ at 21:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-03-14

icon_45_b.gif『ガラシャ』読了。


忠興のDVっぷりにうへぇうへぁ言いながら読み進んでったんですが、
最後章にビックリした。
すごいんだ、藤孝の光秀に対する執着がさ…。
こんなユーサイ初めて読んだわー。

嫁いだ後にはじめての恋を知った玉子はガラシャと名を改め、異国の神に祈り続ける。彼女に献身的な愛を捧げる侍女・糸もまた、報われぬ愛に身をこがし…戦国に散った細川ガラシャとその父・明智光秀、夫である細川忠興、舅の幽斎―想えば想うほどすれ違う恋人たちを描く渾身の恋愛長編(アマゾン・レビューより引用)。
宮木 あや子(著)『ガラシャ』

この想いを伝えてしまえばすべてが終わってしまう、でも想うのを止めることはできない、
という悲恋で秘恋な恋愛小説でした。
タイトルこそ主役は玉子に見えますが、彼女に深いつながりのある人たちの物語でもあります。
ラストが綺麗に終わってて余韻が良いですな。

玉子と侍女の「糸」が瓜二つ、という設定が出てきたところで
なんとなくその後のからくりが予想できるのが残念といえば残念。
でもこの作品の大事なところはそこではなく。
登場人物の複雑な人間関係と
それぞれの内面描写が読みどころでしょう。
よろしいか、これから書き出しますぞ?

忠興が玉子への愛に溺れているのはいつものことです。
その愛の内訳がなんとも複雑なのですが、そこはまぁ読んでいただくとして。
キリシタンの糸は、玉子に対して特別な感情を向けているものの、
やがて忠興の弟・興元に対して恋心を抱くようになります。
その興元は妻を迎えていながらも密かに玉子を想い続け、
愛の渦中の玉子は幽閉先の味土野で出会った男・秀治を忘れられずにいます。
そうしてるうちに忠興の側室問題で「ハァ…(溜息)」てなったところ、
トドメの藤孝 → → → 光秀に頭パーンなる。

これから読まれる方は、これらの人間関係にやきもきしましょう。

父の謀反、幽閉、流産、初恋、夫からの愛と暴力、
そんな状況のなか、異国の神に救いを求め祈りを捧げる玉子。
幽閉を解かれ、細川の家に戻ってからは
信仰を心のよりどころとし、
目の前の現実に意識を向けずに過ごすようになっていきます。
精神のバランスを欠いたような危うい様子を見せたかと思えば
忠興を支配するような鬼気迫る雰囲気を見せたりと
中盤以降の玉子は、ちょっと捉えどころがない感じでした。

個人的には、糸と忠興の会話シーンが好きだなぁ。
忠興さんに臆することなく意見できる侍女ってすごいよ。
posted by まるひげ at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手

icon_45_b.gifうまいこと名づけるもんだなぁ、と。


何の話かって、「ヤシマ作戦」のネーミングです。

いま自分にできる事は?ヤシマ作戦って!?


TV版のエヴァ見たのなんてもう10年以上前なので
ヤシマ作戦がどんなもんだったのか憶えてないんですけど、
なるほど全国規模の停電作戦かぁ。

計画停電関連のニュース見る限りでは、
節電がうまく機能する前に都心部の混乱が大変なことになっているようで、こちらも心配です。
それにしても人が多いなぁ都会は…!

スーパー行っても一部の商品棚がカラになっていたり
郵便局行ったら市内への郵便でさえいつ届くかわからないって言われたり、
なんだか落ち着かないので
早めに寝て節電しようかと思ってます。
posted by まるひげ at 21:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-03-12

icon_45_b.gif余震が多いです。


おばんです。
なんだかいつでも揺れてる気がするー。
震度4だったまるひげの生息地は地震発生から約1日停電してたんですが、
ガス&水道は通ってたので不便ながらも自宅で過ごせております。
家の中も、積読タワーが崩れたくらいで何も壊れてませんでした。
それにしても長い揺れでございましたね…酔う系の。

停電中はラジオで被害の状況は聞いていたものの、
実際にTVで見てみると、太平洋側の被害の大きさに
同じ映像を何度見ても呆然とするしかないです。
もう、何と言っていいやら…。

被災地のほうには、まだ連絡が繋がらない友達が数人いるのでとても心配です。
無事でいることを願うのみです。
posted by まるひげ at 23:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-03-10

icon_45_b.gif吹雪の書店パト。


まだまだ寒いなぁ…。
2月のあったかさが嘘のようです。
そんな本日の購入ブツは3点でございました。
なんだか最近マムガ熱が上がってきたような…。


新マンガ日本史 20号「上杉謙信」

しろいおうまさんにのったけんしん。
・・・・・
若い頃のビジュアルは…GA●KT謙信ですね。

信玄の死から謙信の死までが描かれてます。
メインは手取川の戦い。
将軍をないがしろにする信長を滅ぼすことを天命とし
「義」のために戦う、といういつもの謙信公でした。
それにしても今回のポストカード(謙信&兼続)のかわいらしさは異常。

次号は服部半蔵。



“良き死出の旅を――”紀元217年、皇帝カラカラの暗殺を機に、世界最強の帝国ローマは大きく揺らぎ始める。帝位を簒奪した新帝マクリヌスは、東方の要アンティオキアで地位を安定させるべく、街を闇から牛耳る軍士官、Cn・D・ポリオを逮捕せんと画策するが‥‥? 爛熟と退廃そして神秘と幻想に満ちた古代地中海世界を、美麗なビジュアルで描く、歴史ロマン幻想譚、堂々の開幕!! (アマゾン・レビューより引用)。
伊藤 真美(画)『秘身譚(1)』

ちょっと前から気になってたマムガを購入。
衰退期の古代ローマを舞台とした歴史ロマン幻想譚。
いきなりカラカラ帝の死に顔からスタートします。
アンティオキアに在任中の上級特務兵・ポリオと、彼の付き人である美少年・エラ。
彼らが帝位をめぐる権力争いに巻き込まれるストーリーなのですが、
美少年くんには重大な秘密があって…という話。
この秘密により、作品に伝奇ロマンな風味が加わっております。
時代背景がしっかり練りこまれており、
当時の建築や生活様式の描き込みが緻密です。さすが伊藤さん。

いや、それにしてもポリオの喰えなさっぷりが素敵です。
エラとの関係も良いなぁ…。
まだ謎が多いので今後の展開に期待。
おっと、忘れちゃいけないのがカバー裏。これはwww



ロマン華やぐ時代の、帝都。 震災孤児のソラトは“血華邸”の異名を持つ神近男爵家に、引き取られる。 そこで男爵家の跡継ぎ・我藍、令嬢の清らと誓った永遠の友情。 だがそれは思わぬ形で血塗られていく――。 それぞれが秘めた淡い想い。暗躍する神近男爵と正体不明の美女。 不思議な魅力を持つ少女との、運命的な出会い。 すべては「ワルプルギスの夜」、悪夢の頂点へ!! (単行本より引用)
由貴 香織里(画)『異域之鬼(1)』

「帝都×黒魔術」やら「ワルプルギスの夜」やらに釣られて買ってみた。
が。
う〜ん、厳しいなぁ…。
危うい人間関係とか禁じられた恋、とかはこの方の作品によくあることだし
ホラーというよりオカルトな雰囲気もすごくこの方らしいのですが
いまいち設定がごちゃごちゃして読みづらかったです。
さらに展開早くて、後半、完全に置いてかれました。
つーかそもそも、
小さい頃の男女3人組が長じてからもそのまんまの仲ってまず無いだろ。


以下、気になったモノ1点。


北山 猛邦(著)『私たちが星座を盗んだ理由』

講談社ノベルスの新刊。
音野シリーズじゃない新刊は久しぶりですな。
「優しく、美しく、そして残酷な5つの物語」という帯に惹かれました。
これはそのうち手を出しそうな予感。
posted by まるひげ at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-03-09

icon_45_b.gif最近の書店パト+マムガ感想文。


購入ブツは雑誌1点、マムガ3点です。


歴史魂 VOL.2

立ち読みするつもりがウッカリ買ってしもうたわい。
読んだ感想は…うん、前号と変わらず、ですね。
三国志ネタと新選組成分がちょっと増えてたような?

読みどころはやっぱり巻頭特集「真田幸村と四人の勇者」…
早いハナシが大坂五人衆です。
読みどころと言っても、歴●街道っぽいですが。
その他、
戦国 VS 三国のキャラ対決
から
リーマンが戦国時代にタイムスリップした場合のシュミレーション
まで
面白いやらくだらないやら様々でした。


少年は笑う。忍を追い詰めるかのように―。父の故郷を訪れた忍は、そこで不思議な出会いを経験する。自鳴琴(オルゴール)を探して彷徨う少年。彼は一体何者なのか…(単行本より引用)。
片山 愁(画)『当世幻想博物誌(2)』

明治〜大正期のほのぼのミステリー&微ホラーな幻想譚シリーズ新刊。
片山さんのシリーズモノは数あれど、こういう幻想的な雰囲気のが一番しっくりくるなぁ。

前巻のように不思議なお話を集めた短編集というよりは、
この作品の物語設定に関わる大きな謎がどぉんと出てきました。
…ということで、2巻になってもまだまだ謎ばっかり。
主人公の忍でさえ何者なのかわからないというのに、
忍の父親(属性:ひきこもり)だのその兄(属性:永遠少年)だのって何なのよもう!

それにしても気になるところで続きおって…。
次巻は来年かと思うとわきわきしてくる。



集合住宅経日月館の管理人・日月明日のもとへやってきた入居者は吸血鬼ノイだった!?貳口女にトイレの花子さん、対怪異戦闘のスペシャリストなど、災厄集まる日月館を舞台に、バトルありロマンありの非日常生活をお届けします!(単行本より引用)
樋口 彰彦(画)『あしたのファミリア(1)』

ノット新刊。
面白そうなので手にとってみました。

集合アパート「日月館」を舞台として、
その管理人である両親を亡くした少年・明日のもとへ
美少女吸血鬼・ノイとその眷属たち&その他が押しかけるドタバタコメディ。
主人公と妖怪&怪物さんたちがタイトルの通り「家族」になってくお話です。

なんだかあっという間にキャラ増えるなぁw
二口女にトイレの花子ちゃんにヘルシング嬢に式神使い…。
おにゃのこキャラが多いのですが、みんなよく動いて可愛いです。
シリアスパートもちょろっと挟まってていい塩梅ですな。




山田 風太郎(著)/せがわまさき(画)『山風短(2)剣鬼喇嘛仏』

山風短編作品マムガ化第2弾。
あー…これ原作読んだことないような気がする。
posted by まるひげ at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-03-08

icon_45_b.gif『バチカン奇跡調査官 闇の黄金』読了。


ライトなほうの奇跡調査官シリーズ第3弾。

今回も平賀&ロベルトの互いの信頼度が半端ない。
読んでるこっちが恥ずかしくなりますよおふたりさん!
信仰のよりどころが相棒っていうのは良いですね。えぇ、非常に良いと思いますよ。

イタリアの小村の教会から申告された『奇跡』の調査に赴いた美貌の天才科学者・平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。彼らがそこで遭遇したのは、教会に角笛が鳴り響き虹色の光に包まれる不可思議な『奇跡』。だが、教会の司祭は何かを隠すような不自然な態度で、2人は不審に思う。やがてこの教会で死体が発見されて―!?『首切り道化師』の伝説が残るこの村に秘められた謎とは!?天才神父コンビの事件簿、第3弾(文庫より引用)。
藤木 稟(著)『バチカン奇跡調査官 闇の黄金』

「ハーメルンの笛吹き男」をモチーフとした今回の事件、
お話がスムーズに展開するのでシリーズのなかで一番読みやすいかと。

ローマに程近い小さな村の教会から奇跡申請を受け、調査に赴いた平賀&ロベルト。
その村では「まだらの道化師」という伝説が語り伝えられていた。
調査を始めた数日後、教会内で身元不明の少年が殺害される。
殺害現場を映したビデオカメラには、まだらの服を着て白い仮面を被った人物がいて…。

という流れで、さらにこの後、
殺害現場から姿を消した司祭が死体となって発見されたり
32年前に起こった「首切り道化師」殺人事件とのつながりが明らかになったり
前作の事件の黒幕である秘密結社の存在がチラついたり
終盤が冒険小説的wktk感だったり…
と楽しい展開が待っております。

今回問題となった「奇跡」とされる現象は、
ミサの途中、
@主の訪れを告げる角笛が鳴り響き
A教会は虹色の光に包まれ
Bキリストの磔刑像がまるで生きているかのような色彩へと変化する
というもの。
これらの現象もいつのものように科学的に解明されてます。
ネタバレしちゃうと
@地下の機械音と教会の共振 Aコカインによる幻視 Bチェンジカラー塗料
途中、ご都合な点もいくつかありますが、まぁ笑って許そう(偉そうに)。
そして今回の事件でさらにガルドウネの厄介さが大きくなってます。


以下、シリーズ恒例箇条書き感想文。
・序盤が『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』な件について
・スパイですか? なんだか怪しいウドルフ調査官
・現役時代の古傷が疼いて事件の匂いをかぎつける元エクソシスト・サウロ大司教
・検死途中の内臓が散らかってるのを背景に、清らかな天使の笑顔の平賀
・前作より萌え度はやや下がり気味かな。え? 何の萌えって…そら決まってるじゃないですかw
・ガルドウネの不思議なダンジョン
・つか、この洞窟は右手法で出口にたどり着けないタイプの迷路なんじゃ…
・どうでもいいお二人は『死の部屋』へ
 → ジュリアお前好き嫌い激しい性格だろ
・ラストの謎解きは本当にゲームの攻略ですよね
・正直、ジュリアはもうちょっと平賀にご執心なのかと思ってた
・ちょ、トロネス司祭の死因w

この調子だと、今後は文庫で発売されるのでしょうか。
…というのも、
ラストがこのままシリーズ終わっても不思議じゃないような雰囲気で…続くよね、これ!?
続いてちょうだい!!
posted by まるひげ at 19:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | edit | web拍手

2011-03-04

icon_45_b.gif『奇蹟審問官アーサー 死蝶天国』読了。


積読本を消化。
実は去年読み始めて、第1話で挫折 → 放置だったんですが、
読書メーターにこれだけ1年以上も「今読んでるもの」カテゴリに入ってるのが不憫になり
頑張って読み終えてみました。

朽ちぬ死体と生きる屍、アルプスに轟く獣の咆哮、千里眼を持つ女性…。世界各地で次々と報告される「奇蹟」の真偽を判定するため、若き奇蹟審問官・アーサー・クレメンスは、ヴァチカンより放たれた。怜悧な論理力と深き信仰心をもって彼は「超常現象」に挑む。著者渾身の、あまりに壮大な本格ミステリー(新書より引用)。
柄刀 一(著)『奇蹟審問官アーサー 死蝶天国(バグズ・ヘブン)』

世界各地で起こる、まるで「奇蹟」のような不可思議な現象を
科学の力を借りて、論理的に謎を分解していくミステリの第2弾。
ということで、ここで起こる事件はすべて宗教に絡むものです。
(最後のお話はちょっと特殊ですけど)
柄刀作品は久しぶりに読みましたが、舞台づくりが本当に上手い作家さんです。

でもなー…正直、今回はちょっと厳しいなぁ。
なんというか、出来すぎというか無理があるというか…。
殺人の動機までが犯人固有の宗教観となってるので、いまいち納得いかない。
さらに今回は推理部分がやや弱いです。
「おそらく〜だった」「多分〜ということではないか」という推測や仮説で終わりがち。
しかも、第2話の事件は「自殺」だったわけだから。
ちなみに肝心の事件の真相は、
共振周波数とか屍蝋とか、昨今のTV特番なんかで放送されるようなネタでした。

以下、ひとことあらすじ。

・「バグズ・へヴン」
パミール高原にほど近い土地を訪れたアーサーだが、調査対象の女性・ライラが殺害されてしまう。
千里眼を持ち、土地の者たちから敬われていた彼女が殺された理由とは―。

・「魔界への十七歩」
アーサーは神学校の大先輩・シュテファンの招きを受け、オーストリア山岳地帯の別荘を訪れる。
ある夜、別荘の離れでショテファンが銃で撃たれ命を落とすが、
その場に犯人の姿はなく…。

・「聖なるアンデッド」
ペルー中部のとある土地に
死してもなお腐敗せず生前の面影を残す神父の調査に赴いたアーサー。
その地では、最近「人の血を好むアンデッド」が徘徊するという噂が流れていた。
調査が進むうち、アンデッドの存在が現実味を帯びていき―。

・「生まれゆく者のメッセージ」
チベットを舞台とした輪廻転生話。オマケ小話。


1番のボリュームで、最も読み応えがあるのは第3話の「聖なるアンデッド」でした。
準主人公(?)の神父が錯乱していく心情描写が気持ち悪い。

飄々とした雰囲気をもったアーサーの先輩・バレト神父が、
問題の奇蹟の審問だけでなく
異端と囁かれるアーサーの監視も兼ねていた、という設定とか美味しい。
今後も出てきてほしいものです。
そういえば、アーサーの弟くんの方の新刊はなかなか出ませんね…。
posted by まるひげ at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | edit | web拍手

2011-03-03

icon_45_b.gifやっちまった…書店パト。


先週末、うっかりポチっとしたものが届きました。


戦国鍋TV〜なんとなく歴史が学べる映像〜七

レイナちゃんに会いたくなって…つい…。
しかも宇喜多の坊の回だっていうし…。

リアル書店の購入ブツは目当てのものがなかったので1点のみ。


新マンガ日本史 19号「斎藤道三」

いよいよ戦国大名のターン突入です。
絵師さんのコマ割りがすごく迫力があって、道三の勢いがよく伝わってきます。
道三の父・新左衛門尉の死から長良川の戦いまでがまとめられてます。
結構早足な展開となってますが、
「下克上」というテーマにふさわしい、したたかな生き様が描かれておりました。
マムシ親父怖かっこいい。

次号の主役は謙信公。

あ、書店で見かけて気になったことひとついいですか。
文庫版の表紙のこの人って…


和田 竜(著)『忍びの国』

やっぱり無門…?

そういや今月はマムガ版の最終巻も発売ですね!
posted by まるひげ at 02:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | web拍手

2011-03-02

icon_45_b.gif『秀吉の枷(下)』読了。


あー…鬱い
まことに鬱でございます。
まぁ、下巻で起こる出来事が
利休粛清、朝鮮出兵、秀次切腹…と暗いものばっかりだから無理もない。

それにしても子作りと下ネタが多いですぞ(言葉を選べよ)。

比類なき軍事・政治手腕と財力を武器に天下を平定。官位も最高位に上りつめながら、独裁を強めた晩年は横暴で奇矯なふるまいへ。ついに人心は離れていく―そこにあるのは覇者の驕りか、後継不在への焦りか、それとも…桜花のように儚き栄華。豊臣秀吉の最期、物語は衝撃の結末を迎える(アマゾン・レビューより引用)。
加藤 廣(著)『秀吉の枷(下)』

下巻は秀吉の人生の急速落下のターンです。ただただ落ちる。
老いと病により心身ともに弱っていく秀吉。
傲慢、焦燥、猜疑、嫉妬…という負の感情に凝り固まり、
自縄自縛な精神状態に陥ってしまうその姿は
悲哀を通り越して悲惨なただの老人です。
天下人自らが側室の受胎期を計算してひとり懊悩するシーンは滑稽ですらあります。

内容は
伊賀者を使って本能寺の変の真相を知った家康との戦い、
世継ぎが出来ないことに対する秀吉の焦りがメインです。
淀君が身籠った後は、それが不義の子と知りながらも
豊臣家安泰のためには実子とせざるを得なかった秀吉の苦しみが続きます。

さらに、この作品で提示される謎「淀君の密通疑惑」と「秀次切腹」の背景は、
秀吉の謀臣・前野将右衛門が謎解きをしています。
以下、ネタバレ反転。

淀君の不義の相手は名古屋山三郎とされ、
そのことを秀次に知られた淀君が、秀次に刺客を放ちます。
秀次が起こした数々の凶行は、その刺客によって盛られた鉛毒による精神障害。
秀次を狂人に仕立てあげて秀吉に殺させることで、
我が身と秀頼の安全を謀った淀君。
一方、秀吉は、秀次の凶行を唐瘡によるものと勘違いしてしまいます。
その後の一族皆殺しも、伝染を恐れての処置ということに。

↑ ここまで。

秀吉の裏の仕事を一手に任せられたものの、
天下統一後は遠ざけられた将右衛門。
「恥の多い人生を送ってきました」と後悔しきりのその最期は
苦渋に満ちていながらも潔いものでした。
ちょっと意外だったのが、
「信長公記」についての描写がほとんどないという点ですかね。
牛一の名前すら極終盤に1回出てたっきり。

読み終わったところで想像してみたタイトルの「枷」の意味。
自らを藤原氏の裔と信じ、
御帝を中心とした世を実現するため謀略を重ねた秀吉の、
決して明るみに出てはいけない“負い目”とか“罪の意識”みたいなものなのかと。

…こんな感じでした。
読んでいて楽しいものではないはずなのに
何故だか続きが気になる不思議なシリーズだなぁ。
この調子で『明智左馬助の恋』に取り掛かりたいと思います。
実は、以前借りて挫折した記憶がある…(汗)。再チャレンジです、しゃまのすけ。
posted by まるひげ at 01:09 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時代・歴史モノ | edit | web拍手
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